メッセージ出力のフィルター機能

条件を指定して、注目したいメッセージだけをメッセージログに出力できます。これをメッセージ出力のフィルター機能と呼びます。メッセージ出力のフィルター機能には以下のものがあります。

  • メッセージレベルごとのフィルター

  • メッセージ番号ごとのフィルター

各機能の設定方法について以下で説明します。

メッセージレベルごとのフィルター

出力されるメッセージは、以下のレベルに分類されます。

  • インフォメーション

  • ワーニング

  • エラー

システム動作環境設定の「メッセージログへの出力(MLOG)」を設定すると、メッセージレベルごとにメッセージを出力するかどうかを指定できます。

メッセージレベルの詳細は以下を参照してください。

HULFT10 for IBMi エラーコード・メッセージ : ヘッダ部

「メッセージログへの出力(MLOG)」の詳細は、「メッセージログ関連設定」を参照してください。

メッセージ番号ごとのフィルター

メッセージログに出力されるメッセージには、一意のメッセージ番号が割り当てられています。

このメッセージ番号ごとにメッセージを出力するかどうかを設定できます。

メッセージ番号ごとのフィルターはメッセージレベルごとのフィルターより優先されるため、以下のように運用することができます。

  • あるメッセージレベルのメッセージは原則としてすべて出力しないが、特定のメッセージ番号のメッセージだけは出力する

  • あるメッセージレベルのメッセージは原則としてすべて出力するが、特定のメッセージ番号のメッセージだけは出力しない

メッセージ番号ごとのフィルターは、メッセージフィルタファイルで設定します。

ファイル名

メッセージフィルタファイルのファイル名は「LOGIDFIL(LOGIDFIL)」です。このファイル名は変更できません。

メッセージフィルタファイルはHULFTがインストールされているライブラリーに置きます。

記述フォーマット

行の先頭に「*」があるときは、コメント行とみなされます。空行が存在していても構いません。

項目と項目の間に1つ以上のスペースを挿入してください。

レコードレイアウト

メッセージフィルタファイル(LOGIDFIL(LOGIDFIL))はSEUで編集できます。

以下のフォーマットでメッセージ番号ごとに記述してください。

メッセージ番号 出力有無

表3.13 レコードレイアウト

項目名

項目長 (バイト)

記述値

メッセージ番号

7

1文字目英字、2~7文字目数字

出力有無

1

0または1

注意
  • 以下の場合、指定したレコードは無視されます。

    • レコードレイアウトに合っていなかった場合

    • 「メッセージ番号」にメッセージ番号の形式に合わない値を指定した場合

    • 存在しないメッセージ番号を指定した場合

  • 「出力有無」に“0”または“1”以外の値を指定した場合、そのレコードは無視されます。

  • 同じメッセージ番号のレコードが複数あった場合、最後のレコードの設定が有効になります。

各項目の説明

メッセージ番号

出力するかどうかを指定するメッセージ番号を指定します。

メッセージ番号については、以下を参照してください。

HULFT10 for IBMi エラーコード・メッセージ : ヘッダ部

出力有無

「メッセージ番号」で指定したメッセージを出力するかどうかを指定します。

0

: メッセージを出力しない

1

: メッセージを出力する

設定例

* HULFT MESSAGE LOG LOGID FILTER LIST FILE
*
*      MESSAGE LOG ID
*      MESSAGE LOG 0: NO OUTPUT  1: OUTPUT
*
* LOGID MESSAGE LOG
I000011 0
W100006 0
E200003 0

= 備考 =

メッセージレベルごとのフィルターの指定と異なる動作をさせたいメッセージ番号のみを記述します。

メッセージフィルタファイルに記述しないメッセージ番号は、メッセージレベルごとのフィルターの指定に従います。

運用例

インフォメーションレベルのメッセージは原則として出力しないが、配信の開始と終了、および集信の開始と終了だけは出力する場合、以下のように設定します。

システム動作環境設定

「メッセージログへの出力(MLOG)」に“011”を指定します。

MLOG=011

メッセージフィルタファイル

メッセージ番号がI100002、I100003、I400001、I400003のメッセージを出力するように指定します。

* HULFT MESSAGE LOG LOGID FILTER LIST FILE
*
*      MESSAGE LOG ID
*      MESSAGE LOG 0: NO OUTPUT  1: OUTPUT
*
* LOGID MESSAGE LOG
I100002 1
I100003 1
I400001 1
I400003 1