外字テーブル組み込み
外字テーブルファイルの作成を行い、「外字テーブル展開コマンド」を使用して、外字テーブル展開ファイルを作成します。「外字テーブルファイル」は、HULFTのインストールされているライブラリー内のファイル「GTABLE」内に格納されています。また「外字テーブル展開ファイル」は、HULFTのインストールされているライブラリー内のファイル「GTEXTD」に格納されています。
入力コード |
出力コード |
外字テーブル |
外字テーブル |
未定義時の |
---|---|---|---|---|
IBM漢字 |
EUC-JP |
GTITOE |
GTITOE |
0xA2A2 |
IBM漢字 |
Shift-JIS |
GTITOS |
GTITOS |
0x81A0 |
IBM漢字 |
JEF |
GTITOJ |
GTITOJ |
0xA2A2 |
IBM漢字 |
UTF-8 |
GTITO8 |
GTITO8 |
0xE296A1 |
EUC-JP |
IBM漢字 |
GTETOI |
GTETOI |
0x44E9 |
Shift-JIS |
IBM漢字 |
GTSTOI |
GTSTOI |
0x44E9 |
JEF |
IBM漢字 |
GTJTOI |
GTJTOI |
0x44E9 |
UTF-8 |
IBM漢字 |
GT8TOI |
GT8TOI |
0x44E9 |
UTF-8 |
IBM簡体字 |
GT8TOC |
GT8TOC |
0x44E9 |
GB18030 |
IBM簡体字 |
GTGTOC |
GTGTOC |
0x44E9 |
IBM簡体字 |
UTF-8 |
GTCTO8 |
GTCTO8 |
0xE296A1 |
IBM簡体字 |
GB18030 |
GTCTOG |
GTCTOG |
0xA1F5 |
外字テーブル展開コマンド
プログラムインターフェイス
CALL ライブラリー名/UTLGTFEXTD PARM(['LIB=ライブラリー名'] ['I=IE|IS|IJ|I8|EI|SI|JI|8I|8C|GC|C8|CG|A'] ['O=IE|IS|IJ|I8|EI|SI|JI|8I|8C|GC|C8|CG|A'] ['P=filename'] ['G'] ['OUTPUT=filename']['EXIT' CL変数名])
パラメーター説明
- LIB=ライブラリー名
-
HULFTがインストールされているライブラリー名(省略時値 HULFT)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
- I=IE|IS|IJ|I8|EI|SI|JI|8I|8C|GC|C8|CG|A
-
展開するパターン(省略可)
パラメーター「O=」を指定したときのみ省略することができます。
IE
:
IBM漢字からEUC-JPの外字テーブルを展開する
IS
:
IBM漢字からShift-JISの外字テーブルを展開する
IJ
:
IBM漢字からJEFの外字テーブルを展開する
I8
:
IBM漢字からUTF-8の外字テーブルを展開する
EI
:
EUC-JPからIBM漢字の外字テーブルを展開する
SI
:
Shift-JISからIBM漢字の外字テーブルを展開する
JI
:
JEFからIBM漢字の外字テーブルを展開する
8I
:
UTF-8からIBM漢字の外字テーブルを展開する
8C
:
UTF-8からIBM簡体字の外字テーブルを展開する
GC
:
GB18030からIBM簡体字の外字テーブルを展開する
C8
:
IBM簡体字からUTF-8の外字テーブルを展開する
CG
:
IBM簡体字からGB18030の外字テーブルを展開する
A
:
すべての外字テーブルを展開する
- O=IE|IS|IJ|I8|EI|SI|JI|8I|8C|GC|C8|CG|A
-
外字テーブル変換ファイルの内容出力パターン(省略可)
パラメーター「I=」を指定したときのみ省略することができます。
パラメーター「P=」を指定した場合はファイルに出力し、指定していない場合は標準出力を行います。
IE
:
IBM漢字からEUC-JPの外字テーブルの内容を出力する
IS
:
IBM漢字からShift-JISの外字テーブルの内容を出力する
IJ
:
IBM漢字からJEFの外字テーブルの内容を出力する
I8
:
IBM漢字からUTF-8の外字テーブルの内容を出力する
EI
:
EUC-JPからIBM漢字の外字テーブルの内容を出力する
SI
:
Shift-JISからIBM漢字の外字テーブルの内容を出力する
JI
:
JEFからIBM漢字の外字テーブルの内容を出力する
8I
:
UTF-8からIBM漢字の外字テーブルの内容を出力する
8C
:
UTF-8からIBM簡体字の外字テーブルの内容を出力する
GC
:
GB18030からIBM簡体字の外字テーブルの内容を出力する
C8
:
IBM簡体字からUTF-8の外字テーブルの内容を出力する
CG
:
IBM簡体字からGB18030の外字テーブルの内容を出力する
A
:
すべての外字テーブルの内容を出力する
- P=filename
-
登録されている外字テーブルの内容出力先(省略可)
「ライブラリー名/ファイル名(メンバー名)」の形式で指定します。
パラメーター「O=」の指定を行った場合のみ指定できます。
出力形式は外字テーブルファイル(ファイル名固定)と同様になりますので、ファイルに出力したものをコピー・リネームなどして外字テーブルファイルに反映させれば、そのまま使用できます。
- G
-
エラーメッセージの表示抑制(省略可)
省略するとエラーメッセージが表示されます。
- OUTPUT=filename
-
エラーメッセージの出力先(省略可)
「ライブラリー名/ファイル名(メンバー名)」の形式で指定します。
省略するとエラーメッセージは出力されません。
ログファイルのレコード保持件数は無制限です。
- EXIT CL変数名
-
エラーコードの受け取りとCL変数名(省略可)
EXITとCL変数名は連続して指定してください。
省略するとエラー変数へのコードのセットを行いません。
コマンドインターフェイス
UTLGTFEXTD INPUT( ) OUTPUT( ) PFILE( ) PMBR( ) LIBRARY( ) MSG( ) FILE( ) MBR( )
パラメーター説明
- INPUT
-
展開するパターン(省略時値 *NO)
パラメーター「OUTPUT」を指定したときのみ*NOを選択することができます。
*NO
:
展開しない
IE
:
IBM漢字からEUC-JPの外字テーブルを展開する
IS
:
IBM漢字からShift-JISの外字テーブルを展開する
IJ
:
IBM漢字からJEFの外字テーブルを展開する
I8
:
IBM漢字からUTF-8の外字テーブルを展開する
EI
:
EUC-JPからIBM漢字の外字テーブルを展開する
SI
:
Shift-JISからIBM漢字の外字テーブルを展開する
JI
:
JEFからIBM漢字の外字テーブルを展開する
8I
:
UTF-8からIBM漢字の外字テーブルを展開する
8C
:
UTF-8からIBM簡体字の外字テーブルを展開する
GC
:
GB18030からIBM簡体字の外字テーブルを展開する
C8
:
IBM簡体字からUTF-8の外字テーブルを展開する
CG
:
IBM簡体字からGB18030の外字テーブルを展開する
A
:
すべての外字テーブルを展開する
- OUTPUT
-
外字テーブル変換ファイルの内容出力パターン(省略時値 *NO)
パラメーター「INPUT」を指定したときのみ*NOを選択することができます。
パラメーター「PFILE」を指定した場合はファイルに出力し、指定していない場合は標準出力を行います。
*NO
:
内容を表示しない
IE
:
IBM漢字からEUC-JPの外字テーブルの内容を出力する
IS
:
IBM漢字からShift-JISの外字テーブルの内容を出力する
IJ
:
IBM漢字からJEFの外字テーブルの内容を出力する
I8
:
IBM漢字からUTF-8の外字テーブルの内容を出力する
EI
:
EUC-JPからIBM漢字の外字テーブルの内容を出力する
SI
:
Shift-JISからIBM漢字の外字テーブルの内容を出力する
JI
:
JEFからIBM漢字の外字テーブルの内容を出力する
8I
:
UTF-8からIBM漢字の外字テーブルの内容を出力する
8C
:
UTF-8からIBM簡体字の外字テーブルの内容を出力する
GC
:
GB18030からIBM簡体字の外字テーブルの内容を出力する
C8
:
IBM簡体字からUTF-8の外字テーブルの内容を出力する
CG
:
IBM簡体字からGB18030の外字テーブルの内容を出力する
A
:
すべての外字テーブルの内容を出力する
- PFILE
-
出力先ファイルのライブラリー名とファイル名(省略可)
「ライブラリー名/ファイル名」の形式で指定します。
それぞれ先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
- PMBR
-
出力先ファイルのメンバー名(省略時値 *FILE)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
- LIBRARY
-
HULFTがインストールされているライブラリー名(省略時値 HULFT)
先頭英文字の10バイト以内の英数字で指定します。
- MSG
-
エラーメッセージの表示抑制(省略時値 *YES)
- *NO
-
: エラーメッセージを表示しない
- *YES
-
: エラーメッセージを表示する
- FILE
-
エラーメッセージ出力先ファイルのライブラリー名とファイル名(省略可)
「ライブラリー名/ファイル名」の形式で指定します。
それぞれ先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
省略するとエラーメッセージは出力されません。ログファイルのレコード保持件数は無制限です。
- MBR
-
エラーメッセージ出力先ファイルのメンバー名(省略時値 *FILE)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。