セキュリティ関連設定

管理画面セキュリティ(ADMCHECK)

管理画面セキュリティー機能を使用するがどうかを指定します(省略可)。

0

: 管理画面セキュリティー機能を無効にする

1

: 管理画面セキュリティー機能を使用する

省略すると“0”が設定されます。

管理画面のセキュリティー機能については、「管理画面セキュリティーの設定について」を参照してください。

HULFT MANAGERパスワードチェック(PASSWDCHECK)

HULFTがHULFT Managerから接続された場合、ユーザーとパスワードのチェックを行うかどうかを指定します(省略可)。

0

: パスワードチェックを行わない

1

: パスワードチェックを行う

省略すると“0”が設定されます。

パスワードチェック時はIBM iのユーザーとパスワードを使用します。サインオンの失敗がIBM iのシステム値QMAXSIGNに指定されている回数に達するとシステム値のQMAXSGNACNに指定されている措置がとられ、回復作業が必要となります。

パスワードチェックについての詳細は、以下を参照してください。

HULFT10 Manager オンラインヘルプ : パスワードチェック

注意

HULFTで使用できるパスワードは以下のとおりです。

<使用できるパスワード>

  • 10文字以下

  • 使用できる文字は以下のとおり

    • 英大文字

    • 数字

    • @

    • #

    • _(アンダーバー)

IBM iに設定されているパスワードが上記の制限事項に当てはまらない場合、HULFT MANAGERパスワードチェックは使用できません。

このため、IBM iのパスワードの変更が必要となります。

IBM iのパスワードの変更ができない場合は“0”を設定してください。

操作ログ出力選択(OPLSELECT)

操作ログを出力するかどうか指定します(省略可)。

0

: 操作ログを出力しない

1

: ファイルアクセスログのみ出力する

2

: コマンド実行ログのみ出力する

3

: ファイルアクセスログとコマンド実行ログの両方を出力する

省略すると“0”が設定されます。

操作ログEBCDICセット(OPLEBCDIC)

操作ログのEBCDICコード種を指定します(省略可)。

A

: EBCDICカナ文字

B

: EBCDIC英小文字

E

: IBM英小文字

F

: IBM英小文字拡張

H

: IBMカナ文字拡張

省略するとHULFTキャラクタセット(HULCHARSET)の設定値が設定されます。

注意
  • 本項目は、旧互換のための項目です。HULFT Ver.8.1以降では、HULFTキャラクタセット(HULCHARSET)の使用をお勧めします。

  • 操作ログEBCDICセット(OPLEBCDIC)HULFTキャラクタセット(HULCHARSET)の両方を設定した場合、操作ログEBCDICセット(OPLEBCDIC)の設定が使用されます。

操作ログ出力先ライブラリ(OPLLIB)

操作ログの出力先ライブラリーを指定します(省略可)。

このライブラリーは、すでに存在するQTEMP以外のライブラリーを指定してください。

省略すると値は設定されません。

操作ログ受付ポートNO.(OPLPORT)

操作ログ受付ジョブのポート番号を指定します(省略不可)。

オペレーティングシステムが予約しているポート番号や集信受付ジョブ、要求受付ジョブ、配信受付ジョブが使用するポート番号と重複しないように注意してください。

操作ログ自動切り替え件数(OPLCHANGECOUNT)

操作ログファイルに蓄積するログの最大件数を指定します(省略可)。

操作ログファイルのレコード件数がこの値を超えた場合、それまでに出力されたファイルは名前を変えてバックアップされ、自動的に新しい操作ログファイルに切り替えられます。バックアップは操作ログ出力先と同じライブラリーに出力されます。

“0”を指定した場合は、操作ログの自動切り替えを行いません。

省略すると“0”が設定されます。

詳細は「操作ログの自動切り替え」を参照してください。

操作ログ切り替え世代管理数(OPLGENERATIONCOUNT)

操作ログファイルを切り替えた際、操作ログファイルのバックアップを何世代前まで残すかを指定します(省略可)。

操作ログの自動/手動切り替えによってバックアップファイル数がこの値を超えた場合、古いものから順に上書きされます。

操作ログ自動切り替え件数(OPLCHANGECOUNT)に“0”以外の値が指定されている場合に有効です。

未登録ホストからの送信要求・再送要求受付許可(ALLOWSNDREQ)

詳細ホスト情報に登録されていないホストからの、送信要求(SEND)および再送要求(RESEND)のサービス要求の受付可否を指定します(省略可)。

Y

: サービスを受け付ける

N

: サービスの受け付けを拒否する

未登録ホストからの集信後ジョブ結果参照要求受付許可(ALLOWPOSTRJOBRSLT)

詳細ホスト情報に登録されていないホストからの、集信後ジョブ結果参照要求(HULJOB)のサービス要求の受付可否を指定します(省略可)。

Y

: サービスを受け付ける

N

: サービスの受け付けを拒否する

未登録ホストからのジョブ実行結果通知受付許可(ALLOWJOBRSLTNTFY)

詳細ホスト情報に登録されていないホストからの、ジョブ実行結果通知(HULSNDRC)のサービス要求の受付可否を指定します(省略可)。

Y

: サービスを受け付ける

N

: サービスの受け付けを拒否する

未登録ホストからのリモートジョブ実行受付許可(ALLOWRMTJOBEXE)

詳細ホスト情報に登録されていないホストからの、リモートジョブ実行(HULRJOB)のサービス要求の受付可否を指定します(省略可)。

Y

: サービスを受け付ける

N

: サービスの受け付けを拒否する

未登録ホストからの簡易転送受付許可(ALLOWINSTTRANS)

詳細ホスト情報に登録されていないホストからの、簡易転送の受付可否を指定します(省略可)。

Y

: 簡易転送を受け付ける

N

: 簡易転送の受け付けを拒否する

高強度暗号強制モード(STRONGKEYMODE)

高強度暗号強制モードを有効にするかどうかを指定します。

0

: 無効

1

: 有効

注意

高強度暗号強制モードを切り替える際は、事前に必ず「暗号化」を参照してください。