その他設定

配信ファイルロック待ち時間(LOCKTIME)

配信処理で配信ファイルがロックされていた場合、HULFTが配信ファイルのロックの解放を待つ待機時間を指定します(秒)(省略可)。

省略すると“300”が設定されます。

ロックについては、「HULFTとユーザージョブ間での排他制御について」を参照してください。

集信ファイルロック待ち時間(RCVLOCKTIME)

集信処理で集信ファイルがロックされていた場合、HULFTが集信ファイルのロックの解放を待つ待機時間を指定します(秒)(省略可)。

指定する値は、集信ファイルの種別が物理データファイルか保管ファイルかによって決められます。

基準は以下の表のとおりです。

表3.10 集信ファイルロック待ち時間

集信ファイルの種別

説明

物理データファイル

ロックの解放を待つ待機時間を指定します。

保管ファイル

ロックのリトライ間隔を指定します。

 

省略すると“5”が設定されます。

ロックについては、「HULFTとユーザージョブ間での排他制御について」を参照してください。

システムファイルロック待ち時間(SYSLOCKTIME)

HULFTの各処理でシステムファイルがロックされていた場合、HULFTがシステムファイルのロックの解放を待つ待機時間を指定します(秒)(省略可)。

省略すると“5”が設定されます。

ロックについては、「HULFTとユーザージョブ間での排他制御について」を参照してください。

配信ファイルロックリトライ回数(LOCKCNT)

配信処理で配信ファイルがロックされていた場合、HULFTが配信ファイルのロックのリトライを行う回数を指定します(省略可)。

指定回数を超えてロックに失敗した場合は、配信ジョブはロックエラーとなります。

“0”を指定した場合は、リトライを行いません。

省略すると“10”が設定されます。

ロックについては、「HULFTとユーザージョブ間での排他制御について」を参照してください。

集信ファイルロックリトライ回数(RCVLOCKCNT)

集信処理で集信ファイルがロックされていた場合、HULFTが集信ファイルのロックのリトライを行う回数を指定します(省略可)。

指定回数を超えてロックに失敗した場合は、集信ジョブはロックエラーとなります。

“0”を指定した場合、リトライを行いません。

省略すると“10”が設定されます。

ロックについては、「HULFTとユーザージョブ間での排他制御について」を参照してください。

システムファイルロックリトライ回数(SYSLOCKCNT)

HULFTの各処理でシステムファイルがロックされていた場合、HULFTがシステムファイルのロックのリトライを行う回数を指定します(省略可)。

指定回数を超えてロックに失敗した場合は、ロックエラーとなります。

“0”を指定した場合、リトライを行いません。

省略すると“10”が設定されます。

ロックについては、「HULFTとユーザージョブ間での排他制御について」を参照してください。

ジョブ中断重大度(JOBSTOPSEV)

以下のジョブを中断する重大度を設定します(省略可)。

  • 配信前ジョブ

  • 配信後ジョブ

  • 集信後ジョブ

  • リモートジョブ

指定した重大度を超えた場合、それ以降のジョブの実行を中止します。

省略すると“00”が設定されます。

ジョブタイムアウト(JOBWTIMEOUT)

ジョブの終了待ち時間を指定します(秒)(省略可)。

この設定は、以下の各ジョブを実行するときに有効です。

  • 配信前ジョブ

  • 集信管理情報の集信完了通知(JOBWAIT)が“J(正常時ジョブ完了)”の場合の集信後正常時ジョブ

  • リモートジョブ実行

その他のジョブ実行に関しては、無制限にジョブの終了を待ちます。

省略すると“999999”が設定されます。ジョブタイムアウトの有効個所については「タイムアウトの設定について」を参照してください。

ログ削除しきい値(LOGDELCOUNT)

HULFTが配信履歴、集信履歴、および要求受付履歴を自動的に削除する場合、その削除を行うタイミングを件数単位で指定します(省略可)。

それぞれの履歴ファイルがしきい値を超えた場合に履歴を削除します。

“0”を指定すると履歴の自動削除を行いません。

省略すると“0”が設定されます。

履歴の自動削除については、「履歴の自動削除による運用」を参照してください。

状況表示選択(STATUSDISPLAY)

転送状況一覧画面に表示する転送状況の種類を指定します(省略可)。

0

: 配信状況のみを表示する

1

: 配信状況および集信状況を表示する

省略すると“1”が設定されます。

HULFT識別文字(HULFTCHARACTER)

同一環境に複数のHULFTが導入されている場合に、以下のものがどのHULFTから出力されたかを識別するための文字列を指定します(省略可)。

  • 操作ログ

  • 配信処理、集信処理、要求受付処理、および操作ログ出力処理のメッセージ

省略した場合は何も出力されません。

再配信待ちファイルのクリア(DELRESENDFILE)

配信受付ジョブの起動時に再配信待ちファイルをクリアするかどうか指定します(省略可)。

0

: 再配信待ちファイルをクリアしない

1

: 再配信待ちファイルをクリアする

省略すると“0”が設定されます。

注意

配信受付ジョブの起動パラメーターに“C”を指定した場合、本項目に“0”を設定しても再配信待ちファイルはクリアされます。

配信制御ファイルのクリア(DELREQCPFILE)

配信受付ジョブの起動時に配信制御ファイルをクリアするかどうか指定します(省略可)。

0

: 配信制御ファイルをクリアしない

1

: 配信制御ファイルをクリアする

省略すると“0”が設定されます。

注意

配信受付ジョブの起動パラメーターに“D”を指定した場合、本項目に“0”を設定しても配信制御ファイルはクリアされます。