ロックリトライ回数とロック待ち時間
HULFTでは、集配信ファイルを扱う際の排他制御の獲得待ち時間に関する設定として、複数のロックリトライ回数とロック待ち時間があります。
集配信ファイルの排他制御の獲得待ち時間は、システム動作環境設定ファイルの下記の項目の設定により変更することができます。
ロックリトライ回数
配信ファイルロックリトライ回数(LOCKCNT)
集信ファイルロックリトライ回数(RCVLOCKCNT)
システムファイルロックリトライ回数(SYSLOCKCNT)
ロック待ち時間
配信ファイルロック待ち時間(LOCKTIME)
集信ファイルロック待ち時間(RCVLOCKTIME)
システムファイルロック待ち時間(SYSLOCKTIME)
ロックリトライ回数0、ロック待ち時間30(秒)と設定している場合は、1度目のALCOBJの実行の際に、排他制御を獲得した時点で待機を終了します。排他制御獲得までに、最長で30秒間待機することになります。
ロックリトライ回数1、ロック待ち時間30(秒)と設定している場合は、1度目のALCOBJの実行で30秒待機し、2度目のALCOBJの実行で再度30秒待機します。排他制御獲得までに、最長で60秒待機します。待機を行わないように設定するには、ロックリトライ回数0、ロックリトライ間隔0に設定する必要があります。