インストール

HULFT10 Cloud Storage Plugin(on Google Cloud Storage) for Linuxのインストール手順は、以下のとおりです。

HULFTの終了

HULFTを終了してください。

HULFTの終了方法は以下を参照してください。

HULFT10 for Linux/AIX オペレーション マニュアル : HULFTシステムの起動と終了

インストーラーのモジュール展開

インストーラーのモジュールを任意の場所に解凍またはマウントしてください。

解凍またはマウント後、セットアッププログラム「setup」を使用して、HULFT10 Cloud Storage Plugin(on Google Cloud Storage) for Linuxのインストールを行います。

インストールの実行

セットアッププログラム「setup」を起動します。

HULFT10 Cloud Storage Plugin(on Google Cloud Storage) for Linuxのインストールは、対話形式で行います。

セットアッププログラムの起動

セットアッププログラムを起動します。

起動時に、プラグイン名が表示されます。

This program installs the following Cloud Storage Plugin.
---------------------
HULFT10 Cloud Storage Plugin(on Google Cloud Storage) for LinuxV08LXXRXX
---------------------

インストール先ディレクトリーの設定

HULFT10 Cloud Storage Plugin(on Google Cloud Storage) for Linuxをインストールするディレクトリーを設定します。

HULFT10 Cloud Storage Plugin(on Google Cloud Storage) for Linuxのインストール先ディレクトリーには、HULFT10 for Linux のインストール先ディレクトリーを設定します。

DefaultにHULFT10 for Linuxのインストール先ディレクトリーが表示されます。HULFTの環境に合わせて、「->」の右にHULFTのインストール先ディレクトリーを入力してください。

何も入力せずにENTERキーを押すと、Defaultで指定されているディレクトリーにHULFT10 Cloud Storage Plugin(on Google Cloud Storage) for Linuxがインストールされます。

Please specify the HULFT installation path.
Default: /usr/local/HULFT/bin
 -> /usr/local/HULFT/bin

HULFT環境設定ファイル格納ディレクトリー（HULPATH）の設定

HULFT環境設定ファイル格納ディレクトリー（HULPATH）が設定されていない場合、HULFT10 Cloud Storage Plugin(on Google Cloud Storage) for LinuxをインストールするHULFT環境設定ファイル格納ディレクトリーを指定します。

Defaultに「/usr/local/HULFT/etc」が表示されます。HULFTの環境に合わせて、「->」の右にHULFT環境設定ファイル格納ディレクトリーを入力してください。

何も入力せずにENTERキーを押すと、Defaultで指定されているディレクトリーをHULFT環境設定ファイル格納ディレクトリー（HULPATH）に設定します。

Please specify the HULFT environment settings file storage directory (HULPATH).
Default: /usr/local/HULFT/etc
 -> /usr/local/HULFT/etc

プラグイン関連ファイルのアップデートインストールの確認

HULFT10 Cloud Storage Option(on Google Cloud Storage) for Linuxで使用するプラグイン関連ファイルがすでに存在する場合、アップデートインストールを実施するかどうか、確認を行います。

The plugin is already installed.
Do you want to update the installation?
[y/n] 

アップデートインストールを実施する場合は、"Y"または"y"を入力してください。

アップデートインストールを中断する場合は、"N"または"n"を入力してください。

バックアップ

表5.2 の「バックアップ対象のディレクトリー名」のディレクトリーがすでに存在する場合、既存モジュールのバックアップを行います。

バックアップは、ディレクトリー別に行います。

バックアップ対象のディレクトリーとバックアップ後のディレクトリー名は、以下のとおりです。

表5.2 バックアップ

バックアップ対象のディレクトリー名	バックアップ後のディレクトリー名
HULFT インストールディレクトリー/bin/plugins	HULFT インストールディレクトリー/bin/plugins_backup/plugins.YYYYMMDDhhmmss
HULFT インストールディレクトリー/bin/plugins_utls	HULFT インストールディレクトリー/bin/plugins_backup/plugins_utls.YYYYMMDDhhmmss
HULFT インストールディレクトリー/etc/plugins	HULFT インストールディレクトリー/etc/plugins_backup/plugins.YYYYMMDDhhmmss

インストールの開始

HULFT10 Cloud Storage Plugin(on Google Cloud Storage) for Linuxのインストールを開始します。

Installation started.

インストールの終了

インストールが終了すると、以下のメッセージが表示されます。

• 正常終了した場合

  Installation completed successfully.

• エラー終了した場合

  Installation failed because an error occurred while copying the installation files.
  Failed to get the working directory for Cloud Storage DB.

  上記のエラーで終了した場合、HULFTの環境変数（HULPATH）が正しく設定されていない可能性があります。

  HULFTの環境変数（HULPATH）が正しく設定されているか確認してください。

  Installation failed because an error occurred while copying the installation files.
  <アップデート時のエラーメッセージ>

  [CODE = xx] で始まるエラーメッセージの場合、アップデートインストールでエラーが発生しています。

  アップデートインストール時のエラーの詳細は、「アップデートインストール時のエラーメッセージ」を確認してください。

  Installation failed because an error occurred while copying the installation files.
  <OSが出力するメッセージ>

  上記のエラーで終了した場合、プラグイン関連ファイルのコピーに失敗した可能性があります。

  エラーの詳細は、OSが出力するメッセージを確認してください。

  また、OSが出力するメッセージをもとに、エラーの対応を行ってください。

インストールの終了後の対応

インストールの終了後、対話形式を終了するために、ENTERキーを押してください。

ENTERキーを押したら、インストールはすべて完了となります。

Please press the Enter key.

インストール完了の確認

HULFT管理画面とHULFT Manager管理画面のバージョン情報ダイアログでは、インストールされているプラグイン名は確認できません。バージョン情報ダイアログでは、HULFT クラウドストレージオプションの情報のみの確認となります。

このため、製品確認コマンド（utlhulversion）を使用して、HULFT10 Cloud Storage Plugin(on Google Cloud Storage) for Linuxのモジュールがインストールされていることを確認してください。

製品確認コマンド（utlhulversion）については、「製品確認コマンド」を参照してください。