システム動作環境設定

タイムアウトの設定

並列アップロード数が最大数に達した場合、後続のアップロードは先行するアップロードが1つ以上終了して並列アップロード数に空きが出るまで待機します。このとき、待機時間が長いとHULFTとの通信でのタイムアウトになります。このタイムアウトになるまでの時間には、以下の値が使用されます。

配信側ホストが指定した無通信タイムアウト値(*1) - 減算値(*2) (単位:秒)

*1

:

値が「分」の場合は「秒」に変換してから計算してください。

*2

:

減算値は以下のいずれかで値が小さい方を採用します。

  • 配信側ホストが指定した無通信タイムアウト値 × 0.1 (単位:秒)

  • 10秒

 

無通信タイムアウトは以下のように指定します。

表2.6 機種別の無通信タイムアウト

配信側ホスト

設定

HULFT for zOS

システム動作環境設定の「ソケットリード待ち時間(TIMEOUT)」 (秒)

HULFT for IBMi

システム動作環境設定の「ソケットリードタイムアウト(SOCKTIME)」 (秒)

HULFT for Linux /AIX

システム動作環境設定の「ソケット通信応答待ち時間(socktime)」 (秒)

HULFT for Windows

システム動作環境設定の「ソケットリードタイムアウト(socktime)」 (秒)

 

オブジェクトストレージへのアップロードで頻繁にタイムアウトエラーが発生する場合は、配信側ホストの無通信タイムアウトの設定を見直してください。