Google Cloud Storageを使用するための設定
バケットとオブジェクトに対するアクセス権限
Google Cloud Storageにオブジェクトをアップロード、またはGoogle Cloud Storageからオブジェクトをダウンロードする場合は、バケットおよびオブジェクトに対するIAMの権限を付与してください。
下表に従ってこの権限を付与したIAMのロールを、認証に使用するサービスアカウントに紐づけてください。設定方法は、Googleが提供しているドキュメントを参照してください。
アップロード機能を利用する場合、集信管理情報の登録モードが“新規作成”のときと“置き換え”のときに必要な権限は共通です。
集信管理情報 |
バケットに対する権限 |
アクセス許可 |
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登録モード |
||
新規作成 |
storage.buckets.get |
storage.objects.create |
置き換え |
バケットに対する権限 |
オブジェクトに対する権限 |
---|---|
なし |
storage.objects.get |
プロジェクトの設定
オブジェクトをアップロードおよびダウンロードするときに使用するプロジェクトで、以下のAPIを有効にしておく必要があります。
-
Google Cloud Storage JSON API
Google Cloud Storageにアクセスするための設定
HULFT クラウドストレージオプションのプラグインがGoogle Cloud Storageにアクセスするための情報を集信側ホストまたは配信側ホストのOSのシステム環境変数に設定してください。
環境変数名 |
説明 |
---|---|
GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS |
認証情報が記載されたjsonファイルの絶対パス |
なお、以下の環境変数を指定した場合、HULFT クラウドストレージオプションが正常に動作しない場合があります。このため、以下の値は使用しないでください。
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SSL_SERT_FILE
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SSL_CERT_DIR
jsonファイルの取得方法についてはGoogle Cloud Storageのドキュメントを参照してください。
設定方法は以下を参照してください。
HULFT10 for Windowsの場合 |
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HULFT10 for Linuxの場合 |
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