クラウドストレージシステム動作環境設定の登録コマンド

Google Cloud Storageでのクラウドストレージシステム動作環境設定をクラウドストレージDBに登録します。

注意

HULFT起動中はクラウドストレージシステム動作環境設定を登録できません。

HULFT起動中にクラウドストレージシステム動作環境設定の登録を行うと、排他ロックがかかっているため、登録が失敗します。

必ずHULFTを終了させてからクラウドストレージシステム動作環境設定を登録してください。

コマンド形式

utlgssysconf [OPTIONS]

パラメーター説明

[OPTIONS]

パラメーターのオプションです。

-f, --force

確認の省略（省略可）

登録する情報の確認を行わずに情報が登録されます。

省略すると、クラウドストレージシステム動作環境設定を登録する前に確認のメッセージが表示されます。

Are you sure to register? [y/n]:

“y”または”Y”を入力すると、コマンドで指定したクラウドストレージシステム動作環境設定が登録されます。

“y”または”Y”以外を入力した場合、エラーで終了されます。

--dl-parallels NUM

ダウンロード全体並列数（省略可）

クラウドストレージオプション全体でのオブジェクトストレージからの並列ダウンロードの最⼤数を指定します。

"2"～"999"の範囲で指定します。

省略すると、すでに登録されている設定値が保持されます。

「--dl-parallels」と「--reset-dl-parallels」が同時に指定された場合はエラーとなります。

注意

ダウンロード全体並列数を、未設定の場合の値の“48”を超えた値に変更すると、動作環境によってはシステムに高負荷がかかる場合があります。ダウンロード全体並列数を変更する場合は、ご注意ください。

--reset-dl-parallels

ダウンロード全体並列数の初期化（省略可）

クラウドストレージオプション全体でのオブジェクトストレージからの並列ダウンロードの数を初期値の"48"に戻します。

「--dl-parallels」と「--reset-dl-parallels」が同時に指定された場合はエラーとなります。

--ul-parallels NUM

アップロード全体並列数（省略可）

クラウドストレージオプション全体でのオブジェクトストレージからの並列アップロードの最⼤数を指定します。

"2”～"999"の範囲で指定します。

省略すると、すでに登録されている設定値が保持されます。

「--ul-parallels」と「--reset-ul-parallels」が同時に指定された場合はエラーとなります。

注意

アップロード全体並列数を未設定の場合の値の“32”を超えた値に変更すると、動作環境によってはシステムに高負荷がかかる場合があります。アップロード全体並列数を変更する場合は、ご注意ください。

--reset-ul-parallels

アップロード全体並列数の初期化（省略可）

クラウドストレージオプション全体でのオブジェクトストレージからの並列アップロードの数を初期値の"32"に戻します。

「--ul-parallels」と「--reset-ul-parallels」が同時に指定された場合はエラーとなります。

補足

  • 以下のように、パラメーターと設定値の間にはスペースまたはイコール（=）のどちらでも指定できます。

      --parameter Value
  --parameter=Value

  • パラメーターに「-h」または「--help」を指定すると、Usageが表示されます。