障害レベル基準

障害報告の障害レベルです。

HULFTでは障害について、以下の内容を基に4つのレベルに分類しています。

障害レベル:A(致命的)

説明

お客様向け例示

業務システムや、転送業務に著しい影響を与える欠陥

  • 製品障害により、ユーザーデータ内容が不正な状態となる

  • 製品障害により、製品稼働環境に対して業務継続に影響のある問題を発生させる

  • 製品障害により、業務連携において回避方法の無い問題がある

  • 製品障害により、セキュリティリスクが発生する

  • 製品障害により、製品に予期せぬ異常終了、フリーズが発生する

など

障害レベル:B(高度)

説明

お客様向け例示

障害レベルA以外の転送業務に関する欠陥

  • 製品障害により、特定条件下で転送処理に失敗する

  • 製品障害により、転送の完了通知に問題がある(履歴が不正、メッセージが不正等)

  • 製品障害により、製品管理情報に問題が発生する(登録ができない、内容が不正等)

  • 製品障害により、仕様と異なるエラーコード、メッセージが出力され、業務影響が想定される

など

障害レベル:C(中度)

説明

お客様向け例示

直接転送業務に関係しない欠陥

  • 製品障害により、インストール時に特定条件下で問題が発生する

  • 製品障害により、転送業務とは直接関わらない出力情報に問題が発生する

  • 製品障害により、画面の動作に問題が発生する

  • 製品障害により、ユーティリティの動作に問題が発生する

など

障害レベル:D(軽微)

説明

お客様向け例示

表示上の問題など、直接運用に影響しない欠陥

  • 製品障害により、出力されるエラーに小規模な問題がある(表示誤記等)

  • 製品障害により、転送業務に影響しない登録不具合がある(コメントの登録等)

など