VEARN-5189
HULFT8への転送の際、転送変数が指定された場合の動作を改善
- 対象バージョン
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Ver.10.0.0~Ver.10.1.0
- 改善バージョン
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Ver.10.2.0
- 改善内容
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HULFT8に対して配信要求APIを実行した際、以下の【対象の転送変数】に【HULFT8で指定できる最大長】を超えた文字列が指定されていた場合の動作を改善しました。
【対象の転送変数】
MSG0~MSG5
MSGL0~MSGL1
【HULFT8で指定できる最大長】
MSG0~MSG5の場合:各50バイト
MSGL0~MSGL1の場合:各200バイト
従来は、配信要求APIの転送変数で指定した文字列が【HULFT8で指定できる最大長】を超えた場合、マルチバイト文字を考慮せずバイト単位での切り捨てを実施していました。そのため、転送変数の文字列の末尾に不完全なマルチバイト文字が発生する場合がありました。
本改善により、配信要求APIの転送変数に指定した文字列が【HULFT8で指定できる最大長】を超えた場合は、転送変数の文字列の切り捨てを行い、不完全なマルチバイト文字が発生しないようになりました。