VEARN-7258

転送中にスケールインが発生すると、意図せずに転送がキャンセルされる場合がある

現象

転送中にスケールインが発生すると、意図せずに転送がキャンセルされる場合があります。

転送がキャンセルされた場合、配信履歴に以下のエラーが出力されます。

 

【配信履歴に出力されるエラー】

完了コード

: 374

【配信履歴に出力されるメッセージ】

転送がキャンセルされました。

 

 

障害レベル

B: 高度

対象バージョン

Ver.10.0.0~Ver.10.4.0

修正バージョン

Ver.10.5.0

発生条件

ファイルの転送中に、以下の【条件1】または【条件2】のいずれかを満たすと発生する場合があります。

【条件1】

転送コンテナの停止を行う

【条件2】

以下の条件をすべて満たす

  • HULFTがECS on Fargate環境で動作している

  • CloudFormationの「ECSMaximumNumberOfTasks」が「ECSMinimumNumberOfTasks」の値より大きい

代替方法

ありません。

修正後

配信処理が終了するまで処理を待ってから、スケールインが行われるようになります。

このため、意図しない転送のキャンセルは発生しません。