VEARN-5240

要求発行APIを実行する際、4086バイト以上のファイル名を指定すると、要求発行エラーとならずに転送エラーとなる

現象

要求発行APIを実行する際、4086バイト以上のファイル名を指定すると、要求発行エラーとならずに転送エラーとなります。

障害レベル

B: 高度

対象バージョン

Ver.10.0.0

修正バージョン

Ver.10.1.0

発生条件

以下の【条件1】、【条件2】または【条件3】のいずれかを満たすと発生します。

【条件1】

以下のいずれかを指定して配信要求APIを実行

  • 配信管理情報の配信ファイル名に4086バイト以上のファイル名を指定

  • 配信要求APIの動的パラメーター指定の配信ファイル名(filename)に4086バイト以上のファイル名を指定

【条件2】

以下のいずれかを指定して再配信要求APIを実行

  • 配信管理情報の配信ファイル名に4086バイト以上のファイル名を指定した管理情報が、再配信待ちに存在

  • 再配信要求APIの配信ファイル名(filename)に4086バイト以上のファイル名を指定

【条件3】

集信管理情報の集信ファイル名に4086バイト以上のファイル名を指定して、集信要求APIまたは再集信要求APIを実行

代替方法

ありません。

修正後

管理情報のファイル名に入力可能な最大長が4085バイトになります。

このため、管理情報のファイル名に4086バイト以上を指定した転送はできません。

また、APIのパラメータのファイル名に4086バイト以上を指定した場合、APIの実行時に要求発行エラーが発生します。