HULFT10 for Container ServicesからHULFT10 for Windows/Linuxへの送信要求
HULFT10 for Container ServicesからHULFT10 for Windows/Linuxに対して、ファイルの送信要求を行う方法について説明します。
ここでは、CloudFormationでHULFT10 for Container Servicesを導入した場合を前提にしています。
ご利用前の準備
集信側および配信側での相手ホストのホスト名を設定する前に、以下の準備が必要です。
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HULFT10 for Container Servicesでの相手ホスト名の設定
HULFT10 for Container ServicesからHULFT10 for Windows/Linuxに対する送信要求の接続には、以下のとおりNetwork Load Balancer(以降、NLB)を経由しません。
図1.1 HULFT10 for Container ServicesからHULFT10 for Windows/Linuxへの送信要求の流れ
HULFT10 for Container ServicesからHULFT10 for Windows/Linuxが導入されている環境に対して、名前解決が可能なホスト名を準備してください。
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DHCPオプションセットの設定
HULFT10 for Container Servicesのシステム動作環境設定で、接続元ホストの検証の転送グループに接続元ホストが含まれていない場合はエラーとするチェックボックスがチェックされている場合、転送グループ情報にHULFT10 for Windows/Linuxの「ホスト名」を設定する必要があります。
HULFT10 for Windows/Linuxの自ホスト名にドメインが記載されていない場合、たとえば、自ホスト名が“sending-side”の場合、接続先のホスト名にドメインを追加して名前解決ができるようにする必要があります。
これには、HULFT10 for Container Servicesが導入されているVPCに、DHCPオプションセットを作成します。
DHCPオプションセットの作成では、HULFT10 for Windows/Linuxが導入されているドメイン名を指定してください。
名前解決に使用するDNSの設定は、DHCPオプションセットのドメインネームサーバーもしくは、Route53のプライベートホストゾーンで行う必要があります。
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HULFT10 for Windows/Linuxでの相手ホスト名の設定
HULFT10 for Windows/Linuxは送信要求を行ったHULFT10 for Container Servicesのホスト名に対してファイル転送を実施します。
HULFT10 for Windows/Linux側の詳細ホスト情報に設定する相手ホスト(HULFT10 for Container Services側)のホスト名には、HULFT10 for Container Servicesの「ホスト名」を設定してください。
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DNSの設定
HULFT10 for Windows/LinuxからHULFT10 for Container Servicesへの接続には、以下のようにHULFT10 for Windows/LinuxからNLBを経由して転送コンテナにつながります。
図1.2 HULFT10 for Windows/LinuxからHULFT10 for Container Servicesへの接続の流れ
そのため、HULFT10 for Container Servicesのホスト名でNLBのIPアドレスに名前解決する必要があります。
HULFT10 for Container Servicesのホスト名でNLBのIPアドレスに名前解決できるよう、DNSサーバーなどを用いて設定してください。
配信側(HULFT10 for Windows/Linux)の管理情報の登録
配信側となるHULFT10 for Windows/Linuxで、管理情報を登録します。
ここでは、オンプレミス環境にHULFT10 for Linuxがインストールされていることを前提に説明します。
詳細ホスト情報の登録
以下の手順で相手ホスト(HULFT10 for Container Services)の詳細ホスト情報を登録します。
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HULFT10 for Linuxのシステム管理メニュー画面から↑キー、↓キーで 4.詳細ホスト情報へカーソルを合わせます。
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IDまたはホスト名にHULFT10 for Container Servicesのホスト名を入力します。
HULFT10 for Container Servicesのホスト名は、HULFT10 for Container Servicesのシステム動作環境設定の自ホスト名で確認してください。
HULFT10 for Container Servicesのホスト名でNLBのIPアドレスに名前解決できる必要があります。詳細は「ご利用前の準備」を参照してください。
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入力が完了したら、ENTERキーを押します。
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詳細ホスト情報更新画面で以下の値を設定します。
表1.5 設定例
項目名
設定内容(例)
基本
ホスト名
手順2.で設定したHULFT10 for Container Servicesのホスト名が表示されます
詳細ホスト情報更新画面
ホスト種
L(Linux)
転送コードセット
8(UTF-8)
集信ポートNo.
集信ポートにはNLBのリッスンポートを設定します。CloudFormationで導入した場合のデフォルトポートは30001です
接続形態
L(LAN)
その他の項目の設定は任意です。
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入力が完了したら、ENTERキーを押します。
入力した内容で新規ホスト名が登録され、システム管理メニュー画面に戻ります。
転送グループ情報の登録
配信側となるHULFT10 for Linuxで、転送グループ情報を登録する手順は以下のとおりです。
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HULFT10 for Linuxのシステム管理メニュー画面から↑キー、↓キーで5. 転送グループ情報へカーソルを合わせます。
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IDまたはホスト名に“Linux_TO_Services_GRP”を入力し、ENTERキーを押します。
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転送グループ情報更新画面で、以下の値を設定します。
表1.6 設定例
項目名
設定内容(例)
転送グループID
Linux_TO_Services_GRP
ホスト名
詳細ホスト情報に設定したHULFT10 for Container Servicesのホスト名を設定します
その他の項目の設定は任意です。
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入力が完了したら、ENTERキーを押します。
入力した内容で新規ホスト名が登録され、システム管理メニュー画面に戻ります。
配信管理情報の登録
配信側となるHULFT10 for Linuxで、配信管理情報を登録する手順は以下のとおりです。
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HULFT10 for Linuxのシステム管理メニュー画面から↑キー、↓キーで1.配信管理情報へカーソルを合わせます。
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IDまたはホスト名に“TO_SERVICES”を入力し、ENTERキーを押します。
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配信管理情報更新画面で以下の値を設定します。
表1.7 設定例
項目名
設定内容(例)
基本
ファイルID
TO_SERVICES
配信管理情報更新画面
配信ファイル名
転送するファイルのパスと名前を設定します
転送タイプ
配信するファイルのデータタイプを設定します
コード変換
配信するファイルのコード変換を設定します
転送グループID
Linux_TO_Services_GRP
その他の項目の設定は任意です。
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入力が完了したら、ENTERキーを押します。
入力した内容で新規IDが登録され、システム管理メニュー画面に戻ります。
集信側(HULFT10 for Container Services)の管理情報の登録
集信側となるHULFT10 for Container Servicesで、管理情報を登録します。
詳細ホスト情報の登録
以下の手順で相手ホスト(HULFT10 for Linux)の詳細ホスト情報を登録します。
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HULFT10 for Container Servicesのホーム>Main>管理情報>詳細ホスト情報をクリックします。
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詳細ホスト情報画面で新規作成ボタンをクリックします。
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詳細ホスト情報 新規作成画面で以下の値を設定します。
表1.8 設定例
項目名
設定内容(例)
基本
ホストID
Linux-HOST
表示名
相手ホストのHULFT10 for Linux
通信
ホスト名
HULFT10 for Linuxのホスト名を設定します
ポート番号
HULFT10 for Linuxの集信ポートNo.を設定します
接続時プロトコル
HULFT
要求受付ポート番号
HULFT10 for Linuxの要求受付ポートNo.を設定します
ファイル取得時の要求発行
送信要求
管理情報の権限
ユーザーグループID/ユーザーID
root(*1)
管理情報の権限
所有者
その他の項目の設定は任意です。
*1
:
ログインしているユーザーのIDが初期値として設定されています。
管理情報を作成できるユーザーの権限は、管理者および転送管理者の2種類です。
「アドミニストレーション ガイド」の「推奨設定」の「管理者権限のユーザーIDの作成」で設定したユーザーIDを設定することもできます。
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保存ボタンをクリックします。
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詳細ホスト情報の保存ダイアログで、保存ボタンをクリックします。
転送グループ情報の登録
以下の手順で転送グループ情報を登録します。
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HULFT10 for Container Servicesのホーム>Main>管理情報>転送グループ情報をクリックします。
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転送グループ情報画面で新規作成ボタンをクリックします。
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転送グループ情報 新規作成画面で以下の値を設定します。
表1.9 設定例
項目名
設定内容(例)
基本
転送グループID
Linux_TO_Services_GRP
表示名
HULFT10 for Linuxの転送グループ
ホスト
ホストID
Linux-HOST
管理情報の権限
ユーザーグループID/ユーザーID
root(*1)
管理情報の権限
所有者
その他の項目の設定は任意です。
*1
:
ログインしているユーザーのIDが初期値として設定されています。
管理情報を作成できるユーザーの権限は、管理者および転送管理者の2種類です。
「アドミニストレーション ガイド」の「推奨設定」の「管理者権限のユーザーIDの作成」で設定したユーザーIDを設定することもできます。
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保存ボタンをクリックします。
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転送グループ情報の保存ダイアログで、保存ボタンをクリックします。
集信管理情報の登録
以下の手順で集信管理情報を登録します。
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HULFT10 for Container Servicesのホーム>Main>管理情報>集信管理情報をクリックします。
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集信管理情報画面で新規作成ボタンをクリックします。
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集信管理情報 新規作成画面で以下の値を設定します。
表1.10 設定例
項目名
設定内容(例)
基本
ファイルID
TO_SERVICES
表示名
HULFT10 for LinuxからHULFT10 for Container Servicesへ転送
集信ファイル
集信ファイル名
/tmp/rcv(*1)
通信
転送グループID
Linux_TO_Services_GRP
管理情報の権限
ユーザーグループID/ユーザーID
root(*2)
管理情報の権限
所有者
その他の項目の設定は任意です。
*1
:
HULFT10の環境構築時に環境構築の既存EFS環境で設定したファイルを使用する場合は、 "/mnt/efs1/" のパスを使用してください。
既存のファイルを指定する場合、ファイルに対して読み取り権限および実行権限が必要です。
権限が足りない場合、完了コード301 詳細コード2 でエラーになります。
*2
:
ログインしているユーザーのIDが初期値として設定されています。
管理情報を作成できるユーザーの権限は、管理者および転送管理者の2種類です。
「アドミニストレーション ガイド」の「推奨設定」の「管理者権限のユーザーIDの作成」で設定したユーザーIDを設定することもできます。
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保存ボタンをクリックします。
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集信管理情報の保存ダイアログで、保存ボタンをクリックします。
送信要求を行う
すべての設定が完了したら、HULFT10 for Container Servicesから送信要求を発行します。
送信要求を発行
以下の手順で送信要求を発行します。
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HULFT10 for Container Servicesのホーム>Main>要求発行>集信要求/送信要求をクリックします。
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集信要求/送信要求の発行ダイアログのファイルIDに、集信管理情報で設定したファイルIDの値“TO_SERVICES”を入力し、集信要求/送信要求を発行ボタンをクリックします。
正常に送信要求が発行されると、メッセージ[成功:集信要求/送信要求の発行に成功しました。]がHULFT10の画面左下に表示されます。
配信履歴を確認
以下の手順で、配信履歴を確認します。
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HULFT10 for Linuxで処理選択メニュー画面から1. 配信状況照会を選択し、区分に“F”を設定します。
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ファイルIDに“TO_SERVICES”を入力してENTERキーを押します。
集信履歴を確認
以下の手順で、集信履歴を確認します。
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HULFT10 for Container Servicesのホーム>Main>状況照会>集信履歴をクリックします。
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集信履歴画面で、ファイルIDが“TO_SERVICES”の集信履歴をクリックします。