詳細ホスト情報
詳細ホスト情報では、配信側のホストまたは集信側のホストの詳細情報を登録します。
項目一覧
詳細ホスト情報には、以下の項目があります。
項目名 |
初期値 |
設定値 |
要否 |
備考 |
---|---|---|---|---|
基本 |
||||
|
英数字、“-”、および“.” |
必須 |
255バイト以内 |
|
|
文字 |
必須 |
1024文字以内 |
|
|
文字 |
任意 |
1024文字以内 |
|
通信 |
||||
|
英数字、“-”、および“.” |
必須 |
255バイト以内 |
|
443 |
|
必須 |
1~65535の値 |
|
WSS |
HULFT、WSS |
選択必須 |
|
|
コード変換 |
||||
Linux/UNIX |
Linux/UNIX、Windows |
選択必須 |
|
|
UTF-8 |
Shift-JIS、UTF-8、EUC、CB18030 |
選択必須 |
|
|
JIS83 |
JIS83、JIS78 |
選択必須 |
|
|
HULFT製品間連携 |
||||
|
URL形式 |
任意 (*1) |
4096バイト以内 |
|
セキュリティ |
||||
|
英数字、または記号のみ。ただし、半角スペース、“/”、および“*”は除く |
任意 |
1024バイト以下 |
|
ユーザーの通知を有効にする |
ユーザーの通知を有効にする ユーザーの通知を有効にしない |
選択必須 |
|
|
|
日時 |
任意 |
|
|
管理情報の権限 |
||||
(ログインユーザーID) |
|
選択必須 |
(*2) |
|
所有者 |
所有者、更新者、実行者、閲覧者、監視者 |
選択必須 |
|
*1 |
: |
HULFT10 Smart Proxyを経由する通信を行う場合、入力は必須です。 |
*2 |
: |
ユーザーグループIDを追加したい場合は、ユーザーグループを追加ボタンをクリックします。管理情報の権限追加ダイアログにてユーザーグループIDと管理情報の権限を設定してください。 ユーザーIDを追加したい場合は、ユーザーを追加ボタンをクリックします。管理情報の権限追加ダイアログにてユーザーIDと管理情報の権限を設定してください。 |
各項目の説明
詳細ホスト情報に設定する各項目について説明します。
基本
通信
- ホスト名
-
配信側または集信側のホスト名
配信する場合、このホスト名と転送グループ情報のホスト名が関連付けされます。
集信する場合、このホスト名と配信側の自ホスト名が関連付けされます。
= 備考 =複数のホストIDに対して同じホスト名を登録する場合、認証キーを必ず指定してください。
ホスト名と認証キーの組み合わせは一意にする必要があります。
- ポート番号
-
転送に使用するポート番号
1から65535の値を指定します。
- 接続時プロトコル
-
ホストIDで指定したホストの接続形態
- HULFT
-
: HULFT独自のプロトコルを使用
- WSS
-
: Web Security Serviceを使用
コード変換
- ホスト種
-
ホスト名で指定したホストのOS種別
- Linux/UNIX
-
: Container Services、Container Platform、Linux、UNIX、NonStop
- Windows
-
: Windows
- 転送コードセット
-
ホストの文字コード
- UTF-8
-
: UTF-8
- Shift-JIS
-
: Shift-JIS
- EUC-JP
-
: EUC-JP
- GB18030
-
: GB18030
- 日本語規格
-
転送コードセットで指定した文字コードのJIS年度
日本語コード変換の場合のみ、設定値が有効となります。
- JIS83
-
: JIS 83年度
- JIS78
-
: JIS 78年度
HULFT製品間連携
- HULFT Proxy URL
-
この項目を指定すると、HULFT10 Smart Proxyを経由した通信が可能となります。
HULFT10 Smart Proxyに接続するための情報については、以下のURL形式で指定します。
wss://ホスト:ポート/パス
ホストの指定は必須です。その他の項目の指定は任意です。
ポートの指定を省略した場合、初期値は"443"です。
HULFT Proxy URLを指定すると、詳細ホスト情報で指定した接続時プロトコルの値は使用されません。
設定例は以下のとおりです。
wss://example.hulft.com/path
設定例の項目と値は以下のとおりです。
- ホスト
-
: example.hulft.com
- ポート
-
: 443(設定例では初期値のため省略されています。)
- パス
-
: path
セキュリティ
- 認証キー
-
ホスト名を識別するための認証キー
= 備考 =複数のホストIDに対して同じホスト名を登録する場合、認証キーを必ず指定してください。
ホスト名と認証キーの組み合わせは一意にする必要があります。
- ユーザーの通知
-
ユーザーID(OS)とユーザーID(管理画面)の接続先ホストへの通知の有無
接続先ホストにユーザーIDを通知するかどうかを指定します。
- 有効期間
-
詳細ホスト情報の有効期間
開始日時を省略すると、詳細ホスト情報を登録した日時から有効となります
終了日時を省略すると、詳細ホスト情報が削除されるまで有効となります。
管理情報の権限
- ユーザーグループID/ユーザーID
-
詳細ホスト情報に対する権限を保持している、ユーザーグループおよびユーザーのID
- 管理情報の権限
-
ユーザーグループIDおよびユーザーIDの、詳細ホスト情報に対する権限
- 所有者
-
: 管理情報に対してすべての操作が可能なユーザー
- 更新者
-
: 管理情報の情報を更新可能なユーザー
- 実行者
-
: 管理情報を使用して、転送を開始できるユーザー
- 閲覧者
-
: 管理情報を参照できるユーザー
- 監視者
-
: 履歴だけを参照できるユーザー
管理情報を新規作成した場合、所有者が初期値となります。
管理情報の権限の詳細は、「用語集」を参照してください。