転送変数
HULFT10 for Container Servicesで使用できる転送変数について説明します。
管理情報で使用できる転送変数
HULFT10 for Container Servicesでは、各管理情報で使用できる転送変数が異なります。
各管理情報で使用できる転送変数について説明します。
配信管理情報で使用できる転送変数
HULFT10 for Container Servicesの配信管理情報で使用できる転送変数は以下のとおりです。
転送変数名 |
内容 |
---|---|
MSG0~MSG5、MSGL0~MSGL1 |
メッセージ送信で指定したメッセージ |
ユーザーが指定した転送変数名 |
WebAPIの配信要求または集信要求で指定した転送変数 |
集信管理情報で使用できる転送変数
HULFT10 for Container Servicesの集信管理情報で使用できる転送変数は以下のとおりです。
転送変数名 |
内容 |
---|---|
SEND_FILENAME |
配信ファイル名 |
SEND_FILEPATH |
配信ファイルパス |
MSG0~MSG5、MSGL0~MSGL1 |
メッセージ送信で指定したメッセージ |
ユーザーが指定した転送変数名 |
WebAPIの配信要求または集信要求で指定した転送変数 |
ジョブ起動情報で使用できる転送変数
HULFT10 for Container Servicesのジョブ起動情報で使用できる転送変数について説明します。
使用できる転送変数は、以下のジョブを起動するタイミングによって異なります。
-
配信前ジョブ
-
配信後ジョブおよび集信後ジョブ
配信前ジョブで使用できる転送変数
配信管理情報の配信前ジョブIDにジョブ起動情報のジョブIDを設定し、ジョブを起動した場合に使用できる転送変数は以下のとおりです。
転送変数名 |
内容 |
---|---|
SEND_FILENAME |
配信ファイル名 |
SEND_FILEPATH |
配信ファイルパス |
FILENAME |
配信ファイル名 |
FILEPATH |
配信ファイルパス |
FILE_ID |
ファイルID |
MSG0~MSG5、MSGL0~MSGL1 |
メッセージ送信で指定したメッセージ |
ユーザーが指定した転送変数名 |
WebAPIの配信要求または集信要求で指定した転送変数 |
配信後ジョブおよび集信後ジョブで使用できる転送変数
以下の項目にジョブ起動情報のジョブIDを設定し、ジョブを起動した場合に使用できる転送変数について説明します。
-
配信管理情報の正常時ジョブID、異常時ジョブID
-
集信管理情報の正常時ジョブID、異常時ジョブID
転送変数名 |
内容 |
---|---|
SEND_FILENAME |
配信ファイル名 |
SEND_FILEPATH |
配信ファイルパス |
FILENAME |
配信側のときは配信ファイル名 集信側のときは集信ファイル名 |
FILEPATH |
配信側のときは配信ファイルパス 集信側のときは集信ファイルパス |
FILE_ROWS |
転送済みレコード件数 |
STATUS |
完了コード |
DETAIL |
詳細コード |
OWN_HOSTNAME |
自ホスト名 |
REMOTE_HOSTNAME |
接続先のホスト名 |
FILE_ID |
ファイルID |
START_TRANSFER_ID |
開始転送識別子 |
LATEST_TRANSFER_ID |
最新転送識別子 |
START_PROCESS_ID |
開始処理識別子 |
LATEST_PROCESS_ID |
最新処理識別子 |
CONNECTION_ID |
接続ID |
TRANSFERRING_START_UTC_YEAR |
転送開始UTC日時(年) |
TRANSFERRING_START_UTC_MONTH |
転送開始UTC日時(月) |
TRANSFERRING_START_UTC_DAY |
転送開始UTC日時(日) |
TRANSFERRING_START_UTC_HOUR |
転送開始UTC日時(時) |
TRANSFERRING_START_UTC_MINUTE |
転送開始UTC日時(分) |
TRANSFERRING_START_UTC_SECOND |
転送開始UTC日時(秒) |
TRANSFERRING_START_UTC_TIMESTAMP |
転送開始UTC UNIX時刻タイムスタンプ(秒) |
TRANSFERRING_START_UTC_TIMESTAMP_MILLI |
転送開始UTC UNIX時刻タイムスタンプ(ミリ秒) |
TRANSFERRING_START_UTC_TIMESTAMP_MICRO |
転送開始UTC UNIX時刻タイムスタンプ(マイクロ秒) |
TRANSFERRING_START_LOCAL_YEAR |
転送開始ローカルタイムゾーン日時(年) |
TRANSFERRING_START_LOCAL_MONTH |
転送開始ローカルタイムゾーン日時(月) |
TRANSFERRING_START_LOCAL_DAY |
転送開始ローカルタイムゾーン日時(日) |
TRANSFERRING_START_LOCAL_HOUR |
転送開始ローカルタイムゾーン日時(時) |
TRANSFERRING_START_LOCAL_MINUTE |
転送開始ローカルタイムゾーン日時(分) |
TRANSFERRING_START_LOCAL_SECOND |
転送開始ローカルタイムゾーン日時(秒) |
TRANSFERRING_START_LOCAL_TIMESTAMP |
転送開始ローカルタイムゾーン UNIX時刻タイムスタンプ(秒) |
TRANSFERRING_START_LOCAL_TIMESTAMP_MILLI |
転送開始ローカルタイムゾーン UNIX時刻タイムスタンプ(ミリ秒) |
TRANSFERRING_START_LOCAL_TIMESTAMP_MICRO |
転送開始ローカルタイムゾーン UNIX時刻タイムスタンプ(マイクロ秒) |
TRANSFERRING_END_UTC_YEAR |
転送終了UTC日時(年) |
TRANSFERRING_END_UTC_MONTH |
転送終了UTC日時(月) |
TRANSFERRING_END_UTC_DAY |
転送終了UTC日時(日) |
TRANSFERRING_END_UTC_HOUR |
転送終了UTC日時(時) |
TRANSFERRING_END_UTC_MINUTE |
転送終了UTC日時(分) |
TRANSFERRING_END_UTC_SECOND |
転送終了UTC日時(秒) |
TRANSFERRING_END_UTC_TIMESTAMP |
転送終了UTC UNIX時刻タイムスタンプ(秒) |
TRANSFERRING_END_UTC_TIMESTAMP_MILLI |
転送終了UTC UNIX時刻タイムスタンプ(ミリ秒) |
TRANSFERRING_END_UTC_TIMESTAMP_MICRO |
転送終了UTC UNIX時刻タイムスタンプ(マイクロ秒) |
TRANSFERRING_END_LOCAL_YEAR |
転送終了ローカルタイムゾーン日時(年) |
TRANSFERRING_END_LOCAL_MONTH |
転送終了ローカルタイムゾーン日時(月) |
TRANSFERRING_END_LOCAL_DAY |
転送終了ローカルタイムゾーン日時(日) |
TRANSFERRING_END_LOCAL_HOUR |
転送終了ローカルタイムゾーン日時(時) |
TRANSFERRING_END_LOCAL_MINUTE |
転送終了ローカルタイムゾーン日時(分) |
TRANSFERRING_END_LOCAL_SECOND |
転送終了ローカルタイムゾーン日時(秒) |
TRANSFERRING_END_LOCAL_TIMESTAMP |
転送終了ローカルタイムゾーン UNIX時刻タイムスタンプ(秒) |
TRANSFERRING_END_LOCAL_TIMESTAMP_MILLI |
転送終了ローカルタイムゾーン UNIX時刻タイムスタンプ(ミリ秒) |
TRANSFERRING_END_LOCAL_TIMESTAMP_MICRO |
転送終了ローカルタイムゾーン UNIX時刻タイムスタンプ(マイクロ秒) |
MSG0~MSG5、MSGL0~MSGL1 |
メッセージ送信で指定したメッセージ |
ユーザーが指定した転送変数名 |
WebAPIの配信要求または集信要求で指定した転送変数 |
管理情報で転送変数を使用できる項目
各管理情報で転送変数を使用できる項目について説明します。
配信管理情報で転送変数を使用できる項目
HULFT10 for Container Servicesの配信管理情報で転送変数を使用できる項目は以下のとおりです。
配信ファイル名 |
転送グループID |
配信前ジョブID |
正常時ジョブID |
転送変数名 |
---|---|---|---|---|
○ |
○(*1) |
○ |
○ |
MSG0~MSG5、MSGL0~MSGL1 |
○ |
○(*1) |
○ |
○ |
ユーザーが指定した転送変数名 |
○ |
: |
使用可 |
× |
: |
使用不可 |
*1 |
: |
再集信要求を受け付けた場合は、転送変数として使用できません。 |
集信管理情報で転送変数を使用できる項目
HULFT10 for Container Servicesの集信管理情報で転送変数を使用できる項目は以下のとおりです。
集信ファイル名 |
転送グループID |
正常時ジョブID |
転送変数名 |
---|---|---|---|
○ |
× |
× |
SEND_FILENAME |
○ |
× |
× |
SEND_FILEPATH |
○ |
○(*1) |
○ |
MSG0~MSG5、MSGL0~MSGL1 |
○ |
○(*1) |
○ |
ユーザーが指定した転送変数名 |
○ |
: |
使用可 |
× |
: |
使用不可 |
*1 |
: |
再集信要求を受け付けた場合は、転送変数として使用できません。 |
ジョブ起動情報で転送変数を使用できる項目
HULFT10 for Container Servicesのジョブ起動情報で転送変数を使用できる項目は以下のとおりです。
項目名 |
内容 |
---|---|
URL |
起動するジョブのURL |
パラメーター値 |
クエリパラメーターの値 |
ヘッダー値 |
ヘッダーの値 |
ボディー |
リクエストのボディー |
転送変数の指定方法
管理情報の項目に転送変数を使用するときは、以下の形式で指定します。
${HULFT_転送変数名}
設定例
転送変数に「MSG0」を使用する場合、管理情報の項目には以下のとおり指定します。
${HULFT_MSG0}