VEARN-8517
HULFT for Windowsとの転送で、転送データに「UTF-8機種依存文字」が含まれる場合、「Unicode Consortium準拠」ではなく「Microsoft準拠」の文字に変換される
- 現象
-
HULFT for Windowsとのテキスト転送で集信側変換の場合、転送データの「UTF-8機種依存文字」に該当する文字が、「Unicode Consortium準拠」ではなく「Microsoft準拠」の文字に変換されます。
変換結果は、以下のとおりです。
変換前
変換後(誤)
Shift-JIS
集信側ホストが
Windows/IBMi/zOSの場合
(Microsoft準拠の場合)字体
文字
コード字体
文字
コード〜
0x8160
~
U+FF5E
(0xEFBD9E)‖
0x8161
集信側変換
→∥
U+2225
(0xE288A5)−
0x817C
-
U+FF0D
(0xEFBC8D)¢
0x8191
¢
U+FFE0
(0xEFBFA0)£
0x8192
£
U+FFE1
(0xEFBFA1)¬
0x81CA
¬
U+FFE2
(0xEFBFA2) - 障害レベル
-
A: 致命的
- 対象バージョン
-
Ver.10.3.0~Ver.10.5.0
- 修正バージョン
-
Ver.10.6.0
- 発生条件
-
以下の【条件1】または【条件2】のいずれかを満たすと発生します。
【条件1】
以下の条件をすべて満たすと発生します。
【配信側ホスト】
-
配信側ホストが以下のいずれか
-
HULFT10 for Windows Ver.10.2.0以降
-
HULFT8 for Windows Ver.8.0.0以降
-
-
配信管理情報の転送タイプ(TRANSTYPE)に“T(テキストデータ)”を指定
-
配信管理情報のコード変換(KJCHNGE)に“R(集信側ホストで変換)”を指定
-
配信ファイルのデータにUTF-8機種依存文字が含まれる
【集信側ホスト(自ホスト)】
-
システム動作環境設定の転送コードセットに“UTF-8”を指定
-
集信管理情報の転送コードセットに“システム”を指定
-
詳細ホスト情報に登録した配信側ホストのホスト種に“Windows”を指定
-
詳細ホスト情報に登録した配信側ホストの転送コードセットに“Shift-JIS”を指定
【条件2】
以下の条件をすべて満たすと発生します。
【配信側ホスト】
-
配信側ホストが以下のいずれか
-
HULFT10 for Windows Ver.10.2.0以降
-
HULFT8 for Windows Ver.8.0.0以降
-
-
配信管理情報の転送タイプ(TRANSTYPE)に“T(テキストデータ)”を指定
-
配信管理情報のコード変換(KJCHNGE)に“R(集信側ホストで変換)”を指定
-
配信ファイルのデータにUTF-8機種依存文字が含まれる
【集信側ホスト(自ホスト)】
-
集信管理情報の転送コードセットに“UTF-8”を指定
-
詳細ホスト情報に登録した配信側ホストのホスト種に“Windows”を指定
-
詳細ホスト情報に登録した配信側ホストの転送コードセットに“Shift-JIS”を指定
-
- 代替方法
-
配信側変換を行うことで、Unicode Consortium準拠の文字に変換が可能です。
以下の設定を行い、再度転送を行ってください。
【配信側ホスト】
-
配信管理情報のコード変換(KJCHNGE)に“S(配信側ホストで変換)”を指定
-
- 修正後
-
転送データの「UTF-8機種依存文字」に該当する文字が、「Unicode Consortium準拠」の文字に変換されます。
変換結果は、以下のとおりです。
変換前
変換後(正)
Shift-JIS
集信側ホストが
UNIX/Linux/NonStop/Containerの場合
(Unicode Consortium準拠の場合)字体
文字
コード字体
文字
コード〜
0x8160
〜
U+301C
(0xE3809C)‖
0x8161
集信側変換
→‖
U+2016
(0xE28096)−
0x817C
−
U+2212
(0xE28892)¢
0x8191
¢
U+00A2
(0xC2A2)£
0x8192
£
U+00A3
(0xC2A3)¬
0x81CA
¬
U+00AC
(0xC2AC)