転送変数

HULFT10 for Container Platformで使用できる転送変数について説明します。

管理情報で使用できる転送変数

HULFT10 for Container Platformでは、各管理情報で使用できる転送変数が異なります。

各管理情報で使用できる転送変数について説明します。

配信管理情報で使用できる転送変数

HULFT10 for Container Platformの配信管理情報で使用できる転送変数は以下のとおりです。

表4.1 配信管理情報で使用できる転送変数

転送変数名

内容

MSG0~MSG5、MSGL0~MSGL1

メッセージ送信で指定したメッセージ

ユーザーが指定した転送変数名

WebAPIの配信要求または集信要求で指定した転送変数

集信管理情報で使用できる転送変数

HULFT10 for Container Platformの集信管理情報で使用できる転送変数は以下のとおりです。

表4.2 集信管理情報で使用できる転送変数

転送変数名

内容

SEND_FILENAME

配信ファイル名

SEND_FILEPATH

配信ファイルパス

MSG0~MSG5、MSGL0~MSGL1

メッセージ送信で指定したメッセージ

ユーザーが指定した転送変数名

WebAPIの配信要求または集信要求で指定した転送変数

ジョブ起動情報で使用できる転送変数

HULFT10 for Container Platformのジョブ起動情報で使用できる転送変数について説明します。

使用できる転送変数は、以下のジョブを起動するタイミングによって異なります。

  • 配信前ジョブ

  • 配信後ジョブおよび集信後ジョブ

配信前ジョブで使用できる転送変数

配信管理情報の配信前ジョブIDにジョブ起動情報のジョブIDを設定し、ジョブを起動した場合に使用できる転送変数は以下のとおりです。

表4.3 配信前ジョブで使用できる転送変数

転送変数名

内容

SEND_FILENAME

配信ファイル名

SEND_FILEPATH

配信ファイルパス

FILENAME

配信ファイル名

FILEPATH

配信ファイルパス

FILE_ID

ファイルID

MSG0~MSG5、MSGL0~MSGL1

メッセージ送信で指定したメッセージ

ユーザーが指定した転送変数名

WebAPIの配信要求または集信要求で指定した転送変数

配信後ジョブおよび集信後ジョブで使用できる転送変数

以下の項目にジョブ起動情報のジョブIDを設定し、ジョブを起動した場合に使用できる転送変数について説明します。

  • 配信管理情報の正常時ジョブID異常時ジョブID

  • 集信管理情報の正常時ジョブID異常時ジョブID

表4.4 配信後ジョブおよび集信後ジョブで使用できる転送変数

転送変数名

内容

SEND_FILENAME

配信ファイル名

SEND_FILEPATH

配信ファイルパス

FILENAME

配信側のときは配信ファイル名

集信側のときは集信ファイル名

FILEPATH

配信側のときは配信ファイルパス

集信側のときは集信ファイルパス

FILE_ROWS

転送済みレコード件数

STATUS

完了コード

DETAIL

詳細コード

OWN_HOSTNAME

自ホスト名

REMOTE_HOSTNAME

接続先のホスト名

FILE_ID

ファイルID

START_TRANSFER_ID

開始転送識別子

LATEST_TRANSFER_ID

最新転送識別子

START_PROCESS_ID

開始処理識別子

LATEST_PROCESS_ID

最新処理識別子

CONNECTION_ID

接続ID

TRANSFERRING_START_UTC_YEAR

転送開始UTC日時(年)

TRANSFERRING_START_UTC_MONTH

転送開始UTC日時(月)

TRANSFERRING_START_UTC_DAY

転送開始UTC日時(日)

TRANSFERRING_START_UTC_HOUR

転送開始UTC日時(時)

TRANSFERRING_START_UTC_MINUTE

転送開始UTC日時(分)

TRANSFERRING_START_UTC_SECOND

転送開始UTC日時(秒)

TRANSFERRING_START_UTC_TIMESTAMP

転送開始UTC UNIX時刻タイムスタンプ(秒)

TRANSFERRING_START_UTC_TIMESTAMP_MILLI

転送開始UTC UNIX時刻タイムスタンプ(ミリ秒)

TRANSFERRING_START_UTC_TIMESTAMP_MICRO

転送開始UTC UNIX時刻タイムスタンプ(マイクロ秒)

TRANSFERRING_START_LOCAL_YEAR

転送開始ローカルタイムゾーン日時(年)

TRANSFERRING_START_LOCAL_MONTH

転送開始ローカルタイムゾーン日時(月)

TRANSFERRING_START_LOCAL_DAY

転送開始ローカルタイムゾーン日時(日)

TRANSFERRING_START_LOCAL_HOUR

転送開始ローカルタイムゾーン日時(時)

TRANSFERRING_START_LOCAL_MINUTE

転送開始ローカルタイムゾーン日時(分)

TRANSFERRING_START_LOCAL_SECOND

転送開始ローカルタイムゾーン日時(秒)

TRANSFERRING_START_LOCAL_TIMESTAMP

転送開始ローカルタイムゾーン UNIX時刻タイムスタンプ(秒)

TRANSFERRING_START_LOCAL_TIMESTAMP_MILLI

転送開始ローカルタイムゾーン UNIX時刻タイムスタンプ(ミリ秒)

TRANSFERRING_START_LOCAL_TIMESTAMP_MICRO

転送開始ローカルタイムゾーン UNIX時刻タイムスタンプ(マイクロ秒)

TRANSFERRING_END_UTC_YEAR

転送終了UTC日時(年)

TRANSFERRING_END_UTC_MONTH

転送終了UTC日時(月)

TRANSFERRING_END_UTC_DAY

転送終了UTC日時(日)

TRANSFERRING_END_UTC_HOUR

転送終了UTC日時(時)

TRANSFERRING_END_UTC_MINUTE

転送終了UTC日時(分)

TRANSFERRING_END_UTC_SECOND

転送終了UTC日時(秒)

TRANSFERRING_END_UTC_TIMESTAMP

転送終了UTC UNIX時刻タイムスタンプ(秒)

TRANSFERRING_END_UTC_TIMESTAMP_MILLI

転送終了UTC UNIX時刻タイムスタンプ(ミリ秒)

TRANSFERRING_END_UTC_TIMESTAMP_MICRO

転送終了UTC UNIX時刻タイムスタンプ(マイクロ秒)

TRANSFERRING_END_LOCAL_YEAR

転送終了ローカルタイムゾーン日時(年)

TRANSFERRING_END_LOCAL_MONTH

転送終了ローカルタイムゾーン日時(月)

TRANSFERRING_END_LOCAL_DAY

転送終了ローカルタイムゾーン日時(日)

TRANSFERRING_END_LOCAL_HOUR

転送終了ローカルタイムゾーン日時(時)

TRANSFERRING_END_LOCAL_MINUTE

転送終了ローカルタイムゾーン日時(分)

TRANSFERRING_END_LOCAL_SECOND

転送終了ローカルタイムゾーン日時(秒)

TRANSFERRING_END_LOCAL_TIMESTAMP

転送終了ローカルタイムゾーン UNIX時刻タイムスタンプ(秒)

TRANSFERRING_END_LOCAL_TIMESTAMP_MILLI

転送終了ローカルタイムゾーン UNIX時刻タイムスタンプ(ミリ秒)

TRANSFERRING_END_LOCAL_TIMESTAMP_MICRO

転送終了ローカルタイムゾーン UNIX時刻タイムスタンプ(マイクロ秒)

MSG0~MSG5、MSGL0~MSGL1

メッセージ送信で指定したメッセージ

ユーザーが指定した転送変数名

WebAPIの配信要求または集信要求で指定した転送変数

管理情報で転送変数を使用できる項目

各管理情報で転送変数を使用できる項目について説明します。

配信管理情報で転送変数を使用できる項目

HULFT10 for Container Platformの配信管理情報で転送変数を使用できる項目は以下のとおりです。

表4.5 配信管理情報で転送変数を使用できる項目名

配信ファイル名

転送グループID

配信前ジョブID

正常時ジョブID

転送変数名

○(*1)

MSG0~MSG5、MSGL0~MSGL1

○(*1)

ユーザーが指定した転送変数名

:

使用可

×

:

使用不可

*1

:

再集信要求を受け付けた場合は、転送変数として使用できません。

集信管理情報で転送変数を使用できる項目

HULFT10 for Container Platformの集信管理情報で転送変数を使用できる項目は以下のとおりです。

表4.6 集信管理情報で転送変数を使用できる項目名

集信ファイル名

転送グループID

正常時ジョブID

転送変数名

×

×

SEND_FILENAME

×

×

SEND_FILEPATH

○(*1)

MSG0~MSG5、MSGL0~MSGL1

○(*1)

ユーザーが指定した転送変数名

:

使用可

×

:

使用不可

*1

:

再集信要求を受け付けた場合は、転送変数として使用できません。

ジョブ起動情報で転送変数を使用できる項目

HULFT10 for Container Platformのジョブ起動情報で転送変数を使用できる項目は以下のとおりです。

表4.7 ジョブ起動情報で転送変数を使用できる項目名

項目名

内容

URL

起動するジョブのURL

パラメーター値

クエリパラメーターの値

ヘッダー値

ヘッダーの値

ボディー

リクエストのボディー

転送変数の指定方法

管理情報の項目に転送変数を使用するときは、以下の形式で指定します。

${HULFT_転送変数名}

設定例

転送変数に「MSG0」を使用する場合、管理情報の項目には以下のとおり指定します。

${HULFT_MSG0}