実行パラメーターとシステム動作環境設定

機能概要

集信プログラム(XRRCV)および要求受付プログラム(XRACCPT)の実行時の動作を、実行パラメーターで指定します。

HULFT10で推奨する運用方法

実行時の動作は、実行パラメーターではなく、システム動作環境設定で指定するように変更してください。

実行パラメーターとシステム動作環境設定の両方を指定した場合は、実行パラメーターの設定が有効となります。

集信プログラム(XRRCV)の場合

集信プログラム(XRRCV)の実行パラメーターと対応するシステム動作環境設定の項目を以下に示します。

表5.2 集信プログラムの実行パラメーターとシステム動作環境の項目

項目名

実行パラメーター名

システム動作環境設定

集信アプリ名

APPLNM

RCV-APPLNM

集信多重度

MAX-CON

RCV-MAXCON

集信レコード長のチェック

RECCHK

RCV-RECCHK (*1)

集信ファイル使用時の扱い

RWAIT

RCV-FILE-WAIT (*2)

集信ファイルのリトライ回数

RCVRETRY

RCV-FILE-RETRY

集信ファイルのリトライ間隔

RCVRTIME

RCV-FILE-RTIME

集信後ジョブ実行タイムアウト時間

JOBWTIME

RCV-JOBWTIME

ソケットリード待ち時間

TIMEOUT

RCV-TIMEOUT

TCP/IPのアドレススペース名

TCPIP

TCPIP

集信ファイルの探索対象

SMS

RCV-FILE-SEARCH (*3)

詰め文字の選択

CHRSET

RCV-CHRSET

ホストチェック

HSTCHK

HSTCHK (*4)

外字テーブル使用

KNJALL

GAIJIFILE (*5)

*1

実行パラメーターに“RECCHK”を指定していた場合は、“RCV-RECCHK=Y”と設定してください。

*2

実行パラメーターに“RWAIT”を指定していた場合は、“RCV-FILE-WAIT=Y”と設定してください。

*3

実行パラメーターに“SMS”を指定していた場合は、“RCV-FILE-SEARCH=C”と設定してください。

*4

実行パラメーターに“HSTCHK”を指定していた場合は、“HSTCHK=1”と設定してください。

*5

実行パラメーターに“KNJALL”を指定していた場合は、“GAIJIFILE=1”と設定してください。

要求受付プログラム(XRACCPT)の場合

要求受付プログラム(XRACCPT)の実行パラメーターと対応するシステム動作環境設定の項目を以下に示します。

表5.3 要求受付プログラムの実行パラメーターとシステム動作環境設定の項目

項目名

実行パラメーター名

システム動作環境設定

要求受付アプリ名

APPLNM

APT-APPLNM

最大同時要求受付数

MAXーCON

APT-MAXCON

要求受付ソケットリード待ち時間

TIMEOUT

APT-TIMEOUT

TCP/IPのアドレススペース名

TCPIP

TCPIP