ファイル転送
配信側機能
配信側ホストで利用できる機能は以下です。
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転送するデータを圧縮したり、データの1ブロックごとの転送間隔を設定したりできます。これらの機能を利用してネットワークの負荷を減らし、データを高速に転送できます。
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1度の配信要求で、1つのファイルを複数の集信側ホストに転送できます。
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ファイル転送を業務処理の一部に組み込むと、配信処理の前後に、設定した条件に合わせて、ユーザーが定義したジョブなどの処理が自動的に実行されます。そのため、配信処理の結果と次のジョブを関連付けて、業務処理を運用できます。
機能の詳細およびその他の機能は、「配信側機能」を参照してください。
集信側機能
集信側ホストで利用できる機能は以下です。
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複数の配信側ホストから転送されたファイルを、1つの集信側ホストで受け取り、1つのファイルに追加書きして保存できます。そのため、複数のデータを1つのファイルにまとめて管理できます。
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集信したファイルに世代を設定できます。集信したときの順序を確保して、ファイルを管理できます。
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ファイルの集信が完了したことを、配信側ホストに通知できます。また、配信側ホストでは、通知結果をもとにジョブを起動できます。
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Linux/AIXおよびWindowsでファイルを受信したとき、集信ファイルをCSV形式へ変換することができます。CSV形式ファイルは、集信ファイルとは別に作成されます。
機能の詳細およびその他の機能は、「集信側機能」を参照してください。
配信および集信で使用する機能
配信および集信に関する機能は以下です。
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転送するデータの形式に合わせて転送タイプを選択すると、自動的にコード変換が実行されます。また、データやホストのOSに合わせてコード変換テーブルを利用できるため、異なるOS間で容易にデータのやりとりができます。
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NAS(Network Attached Storage)やWindowsを利用したファイルサーバー上のファイルを配信および集信できます。
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データの転送方法を選択できます。ネットワークの負荷や転送異常時の検知などの、運用に合わせた条件を考慮して、ファイルを転送できます。
機能の詳細およびその他の機能は、「配信および集信で使用する機能」を参照してください。