転送タイプ
HULFTは、1バイトコードと2バイトコード、数値データ、およびそれらが混在したデータを転送し、集信側ホストに合わせてコード変換できます。
HULFTには、以下の転送タイプがあり、配信データの形式に合わせて転送タイプを選択できます。
転送タイプ |
転送データの形式 |
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テキスト転送 |
文字コードのみで構成されたファイルを、レコード単位でコード変換を行いながら転送します。 1バイトコード変換、2バイトコード変換、タブコードの処理、改行コードの処理、およびシフトコードの処理ができます。 |
バイナリ転送 |
レコードという概念のないデータを、コード変換を行わずに転送します。 |
フォーマット転送 |
1レコードのデータフォーマットが固定で、そのフォーマットを定義し、項目ごとにコード変換の必要のあるファイルを転送します。 1バイトコード変換、2バイトコード変換、数値データ変換、およびシフトコードの処理ができます。 |
マルチフォーマット転送 |
1ファイル内に異なるフォーマットを持つレコードが混在するファイルを転送します。 1バイトコード変換、2バイトコード変換、数値データ変換、およびシフトコードの処理ができます。 |
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1レコードの単位は、機種によって以下のようになります。
- Win-UX系機種
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: 改行コードで区切られた範囲
- Mainframe
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: データセット作成時のレコード長(可変長の場合、RDWのレコード長)
- IBMi
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: ファイルの作成時に定義されたレコード長
なお、HULFTで扱う改行コードの詳細は、「改行コード」を参照してください。
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以下の製品は、フォーマット転送およびマルチフォーマット転送には対応していません。
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HULFT10 for Container Services
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HULFT10 for Container Platform
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