日本語規格(JIS年度)

日本語コードセット変換の場合のみ、転送するファイルのコードセットに対応する「日本語規格」としてJIS年度を設定できます。

HULFTが日本語コードセット変換でサポートしているJIS基本漢字は、制定または改定された年度により一部異なっています。

この年度をJIS年度といい、自ホストの日本語規格は、システム動作環境設定の日本語規格で設定します。

相手ホストの日本語規格は、詳細ホスト情報の日本語規格で設定します。

HULFTの日本語コードセット変換で扱える日本語規格(JIS年度)は、以下のとおりです。

表1.7 HULFTの各製品で設定可能な日本語規格

製品名

転送コードセットの種類

日本語規格の種類

HULFT for zOS

83JIS固定

HULFT for MSP

78JISと83JISのどちらかを選択可能

HULFT for XSP

78JISと83JISのどちらかを選択可能

HULFT for IBMi

83JIS固定

HULFT for Linux/AIX

Shift-JIS

78JISと83JISのどちらかを選択可能

EUC-JP、UTF-8

83JIS固定

HULFT for NonStop

Shift-JIS

78JISと83JISのどちらかを選択可能

EUC-JP、UTF-8

83JIS固定

HULFT for Windows

Shift-JIS

78JISと83JISのどちらかを選択可能

UTF-8

83JIS固定

HULFT for Container Services

Shift-JIS

78JISと83JISのどちらかを選択可能

EUC-JP、UTF-8

83JIS固定

HULFT for Container Platform

Shift-JIS

78JISと83JISのどちらかを選択可能

EUC-JP、UTF-8

83JIS固定

= 備考 =

転送コードセットに指定したコードセットが90JIS(JIS X 0208-1990)に準拠している場合、日本語規格(JIS年度)には83JISを設定してください。