HULFTの1バイトコード変換について
1バイトコード変換には、以下の3種類があります。
-
ASCIIとEBCDICのコードセット間の変換
ASCII系コードセットとEBCDIC系コードセットとの間で変換を行う場合、EBCDICの文字コードとASCIIの文字コードの変換を行います。
転送するファイルのコードセットがShift-JISまたはEUC-JPの場合は、ユーザーが独自に変換テーブルを定義することもできます。
-
EBCDICのコードセット間での変換
日本語コードセット変換で、かつEBCDIC系コードセット間で変換する場合、1バイトコードの変換(EBCDICコード間の変換)を行うことができます。
-
ASCIIのコードセット間での変換
日本語コードセット変換で、かつ配信側ホストと集信側ホストで転送コードセットが異なる場合、半角カタカナの変換を行います。
1バイトコード変換する場合、以下の種類の中から使用するEBCDICのコードセットを選択できます。
-
日本語コードセット変換の場合
-
カナ文字
-
英小文字
-
ASCII
-
ASPEN
-
IBM英小文字
-
IBM英小文字拡張
-
NECカナ文字
-
IBMカナ文字拡張
また、ユーザーが独自に定義する変換テーブルを3種類作成することもできます。
-
-
中国語コードセット変換の場合
中国語簡体字拡張が選択できます。
1バイトコード変換の詳細は、「HULFTの1バイトコードとは」を参照してください。
-
以下のいずれかの場合、EBCDICの文字コード間のコード変換は行われません。
-
以下の条件をすべて満たす場合
-
配信側ホストがHULFT for Mainframe
-
ワークファイル転送
-
配信側変換
-
-
中国語コードセット変換を行った場合
-
-
中国語簡体字拡張は、HULFT Ver.8.1以降の場合のみ1バイトコード変換できます。
配信側ホストと集信側ホストのどちらかがHULFT Ver.8.1未満の場合は、1バイトコード変換できません。