メッセージコードの概要

(1) メッセージコードの体系

図C.1 メッセージコード体系

(2) メッセージ番号の分類

表C.1 メッセージ番号の分類

メッセージ番号 分類

0001~1000

システム制御関連のメッセージ

1001~2000

転送系処理および、電文解析関連のメッセージ

2001~3000

HULFT-HUB Manager関連のメッセージ

3001~4000

メモリアクセス関連のメッセージ

4001~5000

ファイル・データベースアクセス関連のメッセージ

5001~6000

パラメータ・引数関連のメッセージ

6001~7000

通信関連のメッセージ

7001~7499

蓄積関連のメッセージ

8001~9000

ジョブフロー関連のメッセージ

 

(3) メッセージレベル

表C.2 メッセージレベル一覧

メッセージレベル 説明および取得タイミング

致命的なエラー

C

通常運用では発生し得ないエラー

(DBアクセスエラー、電文不正等のシステムエラー)

エラー

E

定義ミスによる転送エラー等、通常の運用で発生し得るエラー

警告

W

処理続行の妨げにならない軽微なエラー

確認

I

イベントの発生やイベントの正常終了

<例>

    1)「HULFT-HUB Server」の開始および、終了

    2) 転送(中継/同報)の開始および、終了

    3)「HULFT-HUB Manager」からの要求受付および、処理終了

強制

F

システム動作環境設定のトレース取得モード(TraceMode)の設定に関係なく強制的に出力されるメッセージ(*1)

(操作ログ出力時のエラー)

*1 : システム動作環境設定については、本マニュアル「システム動作環境設定」を参照してください。

(4) メッセージ一覧の見方

メッセージコードごとに、メッセージの内容および、対処方法を説明します。

【凡例】

nnnnv:「メッセージ番号+メッセージレベル」に対応するメッセージテキスト
内容)

メッセージの意味および、可変出力項目について記述します。

対処)

メッセージレベルが警告以上の場合、エラーの対処方法を記述します。

メッセージテキスト中の下記記号は可変文字を意味します。

%[0.n※1]s

: 文字列

%c

: 1バイトの文字

%[0n※2]d

: 数字

%[0n※3]x

: 16進数

※1

:

文字列がnバイトに満たない場合は文字列がすべて出力され、nバイトを超えた場合はオーバーフロー部分が切り捨てられます。

(例)

「0.3s」の指定で“ab”が出力対象文字の場合“ab”が出力されます。

「0.2s」の指定で“abc”が出力対象文字の場合“ab”が出力されます。

 

※2

:

数字がn桁に満たない場合は上位に“0”が埋められ、n桁を超えた場合はすべてが出力されます。

(例)

「03d」の指定で“12”が出力対象文字の場合“012”が出力されます。

「02d」の指定で“123”が出力対象文字の場合“123”が出力されます。

 

※3

:

16進数がn桁に満たない場合は上位に“0”が埋められ、n桁を超えた場合はすべてが出力されます。

(例)

「04x」の指定で“0x31”が出力対象文字の場合“0031”が出力されます。

「02x」の指定で“0x3132”が出力対象文字の場合“3132”が出力されます。