配信要求ユーティリティ
(HULFT-HUB Server for UNIX/Linux-ENT限定)

クライアントに対して配信要求を発行することができます。

(1) 使用方法

utlhubreqsend -h hostname[:servicename] -f fileid [-notify u]

(2) パラメータ説明

-h hostname[:servicename]

配信側ホスト名(省略不可)

配信側クライアントのホスト名とサービス名を指定します。

サービス名が設定されていないホストを指定する場合、「:」を含むサービス名の指定を省略して、ホスト名のみ指定します。

= 備考 =

サービス名を省略することで、同一ホスト名の複数のホストを対象とすることはできません。

-f fileid

配信するファイルID指定(省略不可)

配信するファイルIDを必ず指定します。

注意

配信側クライアントがVer.8.4以降の場合、ファイルIDとして“_INSTANT_TRANSFER_”を指定すると、配信側クライアントでエラーになります。HULFT Ver.8.4以降では、“_INSTANT_TRANSFER_”は簡易転送に対してHULFTが自動的に設定するファイルIDで、ユーザが指定することはできません

[-notify u]

HULFTにユーザIDを通知(省略可)

指定すると、HULFTにユーザIDを通知します。

(3) 完了コード

0

: 正常に実行されました。

10

: オプションの指定に誤りがあります。

12

: メモリの確保に失敗しました。

13

: システムエラーが発生しました。

100

: 該当する収容クライアントが存在しません。

101~

: SQLエラーが発生しました。

(4) ユーティリティ使用上の注意点

ユーティリティを使用する上での動作環境については、「ユーティリティ(コマンド)実行時の注意点」を参照してください。