ジョブフローステータス変更・確認ユーティリティ

ジョブフローのステータスを変更または確認します。

(1) 使用方法

utljfchgsts { -a | -e | -c } -i ID

(2) パラメータ説明

{ -a | -e | -c }

ステータスの変更または確認 (省略不可)

ジョブフローのステータスをアクティブまたは非アクティブに変更したり、現在のステータスを確認する場合、以下のオプションを指定します。

-a

: 指定されたジョブフローをアクティブにします。

-e

: 指定されたジョブフローを非アクティブにします。

-c

: 指定されたジョブフローの状態を確認します。

-i ID

ジョブフローID(省略不可)

ステータス変更対象のジョブフローIDを指定します。

IDに「*(アスタリスク)」を使用して複数IDを指定できます。全件、前方または後方一致の指定が可能です。アスタリスクを使用する場合は、「"(ダブルクォーテーション)」で囲む必要があります(例 "ABC*")。

(3) 完了コード

0

: 正常に処理されました。

10

: オプションの指定に誤りがあります。

12

: メモリの確保に失敗しました。

13

: システムエラーが発生しました。

20

: アクティブ・非アクティブ処理の一部に失敗しました。

21

: アクティブ・非アクティブ処理に失敗しました。

100

: 該当の管理情報は存在しません。

101~

: SQLエラーが発生しました。

(4) ユーティリティ使用上の注意点

ユーティリティを使用する上での動作環境については、「ユーティリティ(コマンド)実行時の注意点」を参照してください。

本ユーティリティでは、以下のことにも注意してください。

  • 動作中のジョブフローに対し非アクティブ化を行った場合、失敗する場合があります。

 

(5) 出力例

-cを指定したときの出力例は以下のようになります。

JFUTL ACT A                                                                     
JFUTL ACT AA
JFFIL INA F
JFUTL INA PP
JFUTL INA S
JFSCH INA SA
JFSCH INA SA1
  1)   2)  3)

図3.32 ジョブフローステータスの確認例

 

(6) 表示項目

出力例中の各項目について説明します。

表3.31 ジョブフローステータス確認時の表示項目

No. 説明

1)

ジョブフロー種別

JFSCH スケジューラ起動

JFUTL イベント待ち(ユーティリティ待ち)起動

JFFIL イベント待ち(ファイル待ち)起動

JFACC イベント待ち(蓄積待ち)起動

2)

更新種別

ACT アクティブ

INA 非アクティブ

3)

ジョブフローID