終了方法(Windows)
サーバのOSがWindowsの場合、HULFT-HUB Serverを終了させるには、「コントロールパネル」-「管理ツール」-「サービス」を選択してサービス一覧のウィンドウを開き、HULFT-HUB Serverのサービスを「停止」にします。
コマンドによってHULFT-HUB Serverを終了させる場合は、NET STOPコマンド、またはHUB終了コマンドをコマンドプロンプトから実行してください。
- NET STOPコマンド
NET STOP HubServer
- HUB終了コマンド
hubstop
HUB終了コマンドの詳細について、以降に説明します。
(1) 終了コマンド
hubstop [-normal | -force]
管理者権限を与えられたユーザで終了コマンドを実行してください。
(2) パラメータ説明
停止パラメータと各項目の説明を以下に記述します。
- -normal | -force
-
HULFT-HUB Serverの終了方法
- -normal
-
転送中ファイルの処理終了およびHULFT-HUB Managerとの接続解除を待って、HULFT-HUB Serverを終了します。新規の転送は受け付けません。
- -force
-
HULFT-HUB Managerから接続中である場合でも、切断を待たずにHULFT-HUB Serverを終了します。
省略した場合、-normal指定とみなします。
(3) コマンド投入時の終了動作
HUB終了コマンドが投入されると、Managerデーモンはそのときの処理状況とコマンドのパラメータによって、次の表に示すとおり終了します。
処理区分 |
タイミング |
終了オプション |
|
---|---|---|---|
-normal |
-force |
||
Manager |
要求待ち |
即時に終了 |
即時に終了 |
Manager要求処理中(*1) |
処理中トランザクション終了後に終了 |
処理中トランザクション終了後に終了(*2) |
*1 |
: |
リソース排他待ちやクライアントからの応答待ちが発生している場合も含みます。 |
*2 |
: |
管理情報の整合性を保つため、-force指定時もトランザクションが終了するまで処理を続行します。 |
(4) HUB終了コマンドの実行条件
HUB終了コマンドの実行条件を次の表に示します。実行できない場合は、OSのイベントログにエラーメッセージが出力されます。終了ステータスについては、「終了ステータス」を参照してください。
チェック項目 |
チェック内容 |
エラー時の |
---|---|---|
システム動作環境設定 |
システム動作環境設定ファイルが存在し、読み込み権限があることを確認します。 |
× |
システム動作環境設定 |
システム動作環境設定値の妥当性をチェックします。 |
△ |
【凡例】 |
△ |
: |
デフォルト値を使用して実行 |
|
× |
: |
実行不可 |