プロセスの構成と動作

HULFT-HUB Serverは、次の図のようなプロセス構成で動作します。

図1.1 HULFT-HUB Serverのプロセス構成

= 備考 =

サーバのOSがWindowsの場合、HUBデーモンはサービスとして常駐します。

HULFT-HUB Serverのプロセス一覧を以下に示します。

表1.3 常駐プロセス一覧

常駐プロセス名

初期起動数

備考

hubmaind(*1)

HUBデーモン

1

 

hubpxyd

PROXYデーモン

1

hubmaindにより自動起動

hubrlyd(*2)(*3)

中継デーモン

1

hubpxydにより自動起動

hubmctd(*2)(*3)

同報デーモン

1

同上

hubsndd(*2)

送出デーモン

1

同上

hubmgrd(*4)

Managerデーモン

1

同上

jfexecd(*2)

ジョブフローデーモン

1

同上

hubreplica(*2)(*5)

レプリケーションプロセス

1

hubmgrdにより自動起動

*1

:

サーバのOSがWindowsの場合、HUBデーモンはサービスとして常駐します。

*2

:

HULFT-HUB Server for UNIX/Linux-ENTの場合にのみ該当します。

*3

:

起動スレッド数が上限に達すると、PROXYデーモンによって新たなプロセスが生成され、 それ以前のプロセスはすべての転送要求が完了した時点で消滅します。

このため、中継デーモンおよび同報デーモンは同時に複数存在することがあります。

*4

:

HULFT-HUB Managerとの接続がすべて解除された場合に、PROXYデーモンによって新たなプロセスが生成され、それ以前のプロセスは消滅します。このため、Managerデーモンは、一時的に複数同時に存在、または存在しない場合があります。

*5

:

以下の条件をすべて満たした場合に常駐します。

  • 代替設定で蓄積データまたは転送履歴を逐次同期対象として指定

  • 現用機と代替機がどちらも稼動中

表1.4 定期起動プロセス一覧

定期起動プロセス

起動間隔の指定

HULFT-HUB Server
システム動作環境設定

HULFT-HUB Manager

utlhubalivecheck

収容クライアント稼働監視プロセス

クライアント稼動監視間隔

(HealthCheckInterval)

システム動作環境設定画面の
通信設定

hubcpdef(*1)

代替コピープロセス

システム動作環境設定画面の
代替設定

hubchkexpire(*1)

蓄積データ削除プロセス

蓄積環境設定画面の
サーバ全体-保管監視設定-期間満了確認時刻(*2)

hubcsv

転送履歴CSVファイル保存プロセス

転送履歴CSV保存月数

(TrnlogCSVHoldCount)

システム動作環境設定画面の
動作設定

utlhubloglist

転送履歴リスト表示プロセス

転送履歴CSV起動時刻

(TrnlogCSVExecuteTime)

hubhistory

直接転送履歴収集プロセス

直接転送履歴バッチ処理間隔

(HubhistoryInterval)

システム動作環境設定画面の
動作設定

utlhubbackup

管理情報バックアッププロセス

管理情報バックアップ間隔

(BackupInterval)

システム動作環境設定画面の
動作設定(*2)

hubserveralive(*1)

隣接HUBサーバ稼動監視プロセス

隣接HUBサーバ稼動監視間隔

(ServerAliveInterval)

システム動作環境設定画面の
通信設定

*1

:

HULFT-HUB Server for UNIX/Linux-ENTの場合にのみ該当します。

*2

:

起動間隔は、1日1回の指定時刻となります。

表1.5 要求起動プロセス一覧

定期起動プロセス(*1)

起動間隔の指定

HULFT-HUB Server
システム動作環境設定

HULFT-HUB Manager

hubsnd

送出プロセス

jfchkfp

ジョブフローファイル監視プロセス

jfctrlp

ジョブフロー制御プロセス

*1

:

HULFT-HUB Server for UNIX/Linux-ENTの場合にのみ該当します。

= 備考 =

運用コマンドについては「HULFT-HUB Serverの起動と終了」を、ユーティリティについては「HULFT-HUB Serverのユーティリティ」を参照してください。