アンインストール方法(UNIX/Linux)
サーバのOSがUNIXまたはLinuxの場合に製品をアンインストールするときは、下記の手順に従ってください。
(1) HULFT-HUB Serverの終了
HULFT-HUB Serverをそれぞれ終了してください。
終了方法は、「HULFT-HUB Serverの終了」を参照してください。
- 代替サーバをアンインストールする場合は、事前に代替設定を解除してください。操作手順はHULFT-HUB Managerのオンラインヘルプを参照してください。
- HUB転送を行うための定義が存在する場合は、HULFT-HUB Managerの経路一括切替機能を使用するなどして事前に直接転送に切り替えてください。
操作手順はHULFT-HUB Managerのオンラインヘルプを参照してください。
(2) 導入先ディレクトリの削除
再度HULFT-HUB Serverをインストールする予定がある場合、現在の定義情報を引き継ぐときは、下記のコマンドで実行ディレクトリのみ削除します。
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コマンド
#rm -fr $HULHUBEXE
現在の定義情報を引き継ぐ必要がない場合、下記のコマンドで導入先ディレクトリをすべて削除します。
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コマンド
#rm -fr $HULHUBEXE(※1) #rm -fr $HULHUBETC(※2) #rm -fr [管理情報格納ディレクトリ(~/db)] #rm -fr [システム状況格納ディレクトリ(~/mmap)] #rm -fr [蓄積データ格納ディレクトリ(~/mbox)] #rm -fr [管理情報バックアップ格納ディレクトリ(~/bkdb)] #rm -fr [蓄積データ抽出ワークディレクトリ(~/jobwk)] #rm -fr [転送履歴CSV保存ディレクトリ(~/csv)] #rm -fr [DataMagicインストールディレクトリ](※3) #rm -fr [DataMagic環境設定ディレクトリ](※3)
※1: 実行ディレクトリが設定されている環境変数を指定します。
※2: 環境設定ディレクトリが設定されている環境変数を指定します。
※3: このコマンドの指定は任意です。
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ユーザファイルを上記ディレクトリに作成している場合は、すべて削除されますので注意してください。
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操作ログは$HULHUBETC/oplに出力されるため、上記操作によってすべて削除されまので注意してください。
(3) 環境変数の削除
ユーザプロファイルなどに作成したコマンド検索パス“PATH”や環境変数“HULHUBEXE”“HULHUBETC”を削除してください。
(4) 転送定義の削除・変更
アンインストール時にHULFT-HUB Serverを経由する転送定義がHULFT側に残ります。
HULFT側の管理画面やシステム管理情報コマンドを使用して、不要であれば削除してください。
転送定義を直接転送に変更して使用したい場合は、HULFT-HUB Server経由の転送に使用していた転送グループの内容を「ホスト名_集信ポートNo」から「ホスト名」に修正してください。また有効な「ホスト名」の詳細ホスト情報が存在しない場合は「ホスト名_集信ポートNo」の詳細ホスト情報の名称を「ホスト名」に変更し、自ネットPROXY情報欄と他ネットPROXY情報欄の記述を削除してください。
同報転送や手動配置の場合は、転送の宛先がHULFT-HUB Serverになっているので、宛先を設定しなおす必要があります。また、後続ジョブに「$HOST」を使用している場合は、ホスト名が変わることに注意してください。
以上でアンインストール作業は終了です。