複数起動時の注意点

HULFT-HUB Serverは、同一OS下で複数起動することができます。このような環境下では、HULFT-HUB Serverに「サービス名」を付与して識別を行います。サービス名は、システム動作環境設定の「サービス名(ServiceName)」で定義してください。

また、HULFT-HUB Serverごとに別々のシステム動作環境設定ファイルを使用し、リソースの競合が発生しないように設定してください。各HULFT-HUB Serverで個別に設定が必要な項目を以下に示します。

表5.1 個別設定が必要な項目(環境変数)

環境変数名

日本語名

HULHUBEXE (*1)

実行ディレクトリ

HULHUBETC

環境設定ディレクトリ

*1

:

環境変数「PATH」に含める「HULHUBEXE」のパスについても、重複した値を設定しないでください。

表5.2 個別設定が必要な項目(システム動作環境設定)

項目名

タグ名

識別情報定義

サービス名

ServiceName

通信関連定義

ポートNo.

HubPortNo

ディレクトリ

管理情報格納ディレクトリ

CurrentDBDir

システム状況格納ディレクトリ

MMapDir

管理情報バックアップ格納ディレクトリ

BackupDBDir

転送履歴CSV保存ディレクトリ

TrnlogCSVHoldDir

蓄積データ抽出ワークディレクトリ

AccumulateWorkDir

蓄積データ格納ディレクトリ

AccumulateRootDir

動作状況出力

トレースファイル名

TraceFile

 

HULFT-HUB Serverは、起動時に二重起動チェックを行います。既に起動しているHULFT-HUB Serverと重複した設定値を使用しようとした場合は、標準エラー出力にエラーメッセージを出力し、終了ステータス“0”以外で終了します。

エラーメッセージの詳細については「HULFT-HUB Server マニュアル」の付録を参照してください。

二重起動チェックの内容

1. サービス名

自ホスト内に同一サービス名のHULFT-HUB Serverが起動していないことを確認します。

2. 環境設定ディレクトリ

「HULHUBETC」で指定した環境設定ディレクトリが他のHULFT-HUB Serverで使用されていないことを確認します。たとえば、HULHUBETC下のシステム動作環境設定ファイルを複数のHULFT-HUB Serverで使用しようとした場合もエラーとなります。

3. ポート番号

ポート番号が未使用であることを確認します。

注意

ポート番号に関するエラーメッセージは、トレースファイルに出力されます。

表5.1 および表5.2 の設定でHULFT-HUB Serverの動作環境を分離し、3つのHULFT-HUB Serverを起動する場合の構成例を次の図に示します。

図5.1 複数起動環境の構成例