導入先ディレクトリの決定

(1) 導入先ディレクトリ

HULFT-HUB Serverをインストールするディレクトリを決定します(以下、導入先ディレクトリと記します)。

本マニュアルの例では、導入先ディレクトリとして以下を想定しています。

表3.1 導入先ディレクトリ一覧

No.

導入先ディレクトリ

用途

想定ディレクトリ

1

実行ディレクトリ

実行モジュールを格納します。

[%SystemDrive%:\HULFT Family\HULFT‑HUB Server]\bin

2

環境設定ディレクトリ

システム動作環境設定ファイルほか、設定ファイル類を格納します。

[%SystemDrive%:\HULFT Family\HULFT‑HUB Server]\etc

3

管理情報格納ディレクトリ

HULFT-HUB Serverに関するサーバ管理情報やクライアントに関するクライアント管理情報などを格納します。

[%SystemDrive%:\HULFT Family\HULFT‑HUB Server]\db

4

システム状況格納ディレクトリ

転送状況をはじめ、HULFT-HUB Serverの動作状況など、メモリデータの一時的な記憶ファイルおよび、次回起動時への引き継ぎファイルを格納します。

[%SystemDrive%:\HULFT Family\HULFT‑HUB Server]\mmap

注意
  • 導入先ディレクトリに既存のHULFT-HUB Server環境があり、これを引き継いでインストールを行う場合は、「バックアップについて」にしたがって必ずバックアップを作成してください。

  • 既存の環境と同じディレクトリで新規インストールを行う場合は、既存の環境のHULFT-HUB Serverを終了してからインストールを開始して下さい。

  • 以下のファイルおよびフォルダに対して、サービス起動アカウントにアクセス権を設定してください。

    • インストールフォルダ以下のフォルダおよびファイルに対する読み込み・書き込み・実行権限
    • ユーザプログラム実行アプリケーション実行権限
= 備考 =

操作ログ出力ディレクトリは、環境設定ディレクトリ下に「opl」の名前で作成されます。