環境変数の設定
HULFT-HUB Serverの動作には、環境変数の設定が必要となります。操作を行うユーザごとに設定します。また、必要に応じてログインプロファイルへも設定を行ってください。
インストール時に指定した環境設定ファイル格納ディレクトリに、環境変数を設定するサンプルプロファイルがコピーされています。
表2.16 サンプルプロファイル
種類 |
ファイル名 |
---|---|
Cシェル系環境用のサンプルプロファイル |
hulfthub.csh.profile |
Bシェル系環境用のサンプルプロファイル |
hulfthub.bsh.profile |
(1) HULHUBEXE(実行モジュール格納ディレクトリ)
HULFT-HUB Serverの実行モジュール格納ディレクトリを環境変数「HULHUBEXE」に設定します。
【設定例】HULFT-HUB Serverの実行モジュールが/usr/local/hulfthub/binの場合
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Cシェル系環境での設定方法
$ setenv HULHUBEXE /usr/local/hulfthub/bin $ set path=($HULHUBEXE $path)
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Bシェル系環境での設定方法
# HULHUBEXE=/usr/local/hulfthub/bin # export HULHUBEXE # PATH=$HULHUBEXE:$PATH # export PATH
(2) HULHUBETC(環境設定ファイル格納ディレクトリ)
HULFT-HUB Serverで使用する環境設定ファイル格納ディレクトリを「HULHUBETC」に設定します。
【設定例】HULFT-HUB Serverの環境設定ディレクトリが/usr/local/hulfthub/etcの場合
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Cシェル環境での設定方法
$ setenv HULHUBETC /usr/local/hulfthub/etc
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Bシェル環境での設定方法
# HULHUBETC=/usr/local/hulfthub/etc # export HULHUBETC
HULFT-HUB Serverでは、起動時にシステム動作環境設定の「漢字コード種(KnjCode)」を参照して「EUC/Shift-JIS/UTF-8」を特定しますが、それ以前にトレース出力が必要な場合は、環境変数「LANG」の設定に従い出力します。