手動バックアップの手順(UNIX/Linux)
サーバのOSがUNIXまたはLinuxの場合、以降の手順を実施して、現在使用している製品環境のバックアップを作成してください。
tarコマンドにより導入先ディレクトリをアーカイブします。バックアップ対象については運用に合わせて決定してください。
ここではHULFT-HUB Serverのバックアップ方法を以下に示します。
1. システムのバックアップ
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コマンド
#tar cvf [バックアップ先ファイル1] $HULHUBEXE(※1) #tar rvf [バックアップ先ファイル1] $HULHUBETC(※2) #tar rvf [バックアップ先ファイル1] [管理情報格納ディレクトリ(~/db)] #tar rvf [バックアップ先ファイル1] [管理情報バックアップ格納ディレクトリ(~/bkdb)] #tar rvf [バックアップ先ファイル1] [蓄積データ抽出ワークディレクトリ(~/jobwk)] #tar rvf [バックアップ先ファイル1] [転送履歴CSV保存ディレクトリ(~/csv)] #tar rvf [バックアップ先ファイル1] [DataMagicインストールディレクトリ] #tar rvf [バックアップ先ファイル1] [DataMagic環境設定ディレクトリ]
※1: 実行ディレクトリが設定されている環境変数を指定します。
※2: 環境設定ディレクトリが設定されている環境変数を指定します。
注意
次のような設定をしている場合、バックアップ容量が大きくなる可能性がありますので注意してください。
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操作ログを出力している場合
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管理情報バックアップを定期的に行っている場合
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転送履歴CSVを定期的に保存している場合
2. 蓄積データのバックアップ
蓄積データは、お使いのHULFT-HUB ServerのバージョンがVer.2.0.0以降であるか、HULFT-HUB Server for UNIX/Linux-ENTを使用している場合にバックアップしてください。また、蓄積データが存在した場合は、バックアップ容量が大きくなる可能性がありますので、注意してください。
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コマンド
#tar cvf [バックアップ先ファイル2] [蓄積データ格納ディレクトリ(~/mbox)]
(3) バックアップ先ファイルの確認
アーカイブしたファイルの中身を確認してください。
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コマンド
#tar tvf [バックアップ先ファイル1] #tar tvf [バックアップ先ファイル2]
以上でバックアップ作業は終了です。