クラスタ環境のHULFT-HUB Serverへの接続時の留意点

クラスタ構成システムにおいては、本来個々のノードを意識せずに、仮想IPアドレスを用いてサービスが行われます。HULFT-HUB Serverはシステム動作環境設定の自ホスト名(MyHostName)に、仮想IPアドレスに対応するホスト名を設定することによりこの問題を解決しています。

しかし相手側のHULFT-HUB Serverやクライアントでは、接続元(HULFT-HUB Serverのクラスタ対応機能が動作しているノード)ホスト名の取得前にエラーが発生した場合など、タイミングによりトレースログや履歴に個々のノード名・実IPアドレスが表示されてしまう場合があります。

なお、この現象によりHULFT-HUB Serverおよびクライアントが異常な動作をすることはありません。業務に支障をきたさない場合は特に対応は必要ありませんが、この現象における回避策として次のような方法があります。

例) クラスタ構成システムのルーティングテーブルを編集

クラスタ構成システムの各ノードのルーティングテーブルを編集し、接続元IPアドレスが仮想IPアドレスになるよう設定を行います。

<設定例> ルーティングテーブルを編集する場合

接続先HULFT-HUB Serverと収容クライアントへのルーティング情報を編集します。

ノード切り替え時に下記のコマンドを起動するよう設定します。

 

(eth0:0に仮想IPアドレスが割り振られているとき)

# route add -host 172.16.20.10 dev eth0:0
# route add -host 172.16.10.25 dev eth0:0

図5.1 クラスタ構成システム例