終了コマンド

クラスタ構成システムでHULFT-HUB Serverを終了するには、本コマンドを実行します。

(1) コマンド形式

hubcluster -stop [-msg] [-timeout timeout] [-o hubstop-option]

(2) パラメータ説明

-msg:メッセージの表示(省略可)

メッセージを標準出力または標準エラー出力に表示します。

省略すると引数チェックエラー以外のメッセージは出力されません。

-timeout timeout:HUBデーモンからの応答待ち時間(秒)(省略可)

“10”から“3600”の間で指定します。

指定した時間を経過してもHUBデーモンから応答が返されない場合、終了処理中や転送中であっても、コマンドは終了するため注意してください。

終了同期モードを指定して本値を省略した場合、“300”が設定されます。

強制終了モードを指定して本値を省略した場合、“10”が設定されます。

-o hubstop-option...:HUB終了コマンドパラメータ(省略可)

HUB終了コマンドと同様のパラメータを指定することができます。

本パラメータはコマンドの最後に指定してください。

指定可能なパラメータは以下のとおりです。

 

[-normal|-force] [-p confdir] [-l tracefile] [-n hubport]

 

-normal:終了同期モード

転送中のファイルIDが存在する場合、転送処理の終了を待ってデーモンは終了します。

-force :強制終了モード

転送中のファイルIDが存在する場合でも、即時に転送処理を中止し、デーモンを終了させます。

= 備考 =

省略時は強制終了モード(-force)で終了します。

その他のパラメータの詳細については、「HULFT-HUB Server マニュアル」の停止方法の説明を参照してください。

注意

終了同期モードで終了要求を受け付けたデーモンが転送の終了待ち状態のとき、そのデーモンに対して、さらに強制終了モードで終了要求が発行された場合は、強制終了モードでただちに終了します。

(3) exitコード

次の表に示すexitコードが返されます。

表4.3 exitコード

exitコード

意味

0

正常起動

12

環境変数チェックエラー

41

HULFT-HUB Server未起動

99

システムエラー

100

終了タイムアウト

102

引数エラー

112

接続エラー

116

致命的エラー

240

HULFT-HUB Server停止中