生存・相互監視モード
生存監視モードの機能に加え、起動コマンドの監視も行います。
このモードでは起動コマンドが異常終了した場合、デーモンを強制終了させます。
生存・相互監視モードでのデーモン起動の流れを次の図で説明します。

図2.3 起動コマンド(生存・相互監視モード)の概要
1) 起動要求と監視プロセス起動
起動コマンドは、HUBデーモンを起動します。
同時に起動コマンド監視プロセスが起動され、デーモン起動コマンドの生存を常時監視します。
2) HUBデーモン
HUBデーモンは、起動要求を受けて開始処理(他デーモンの起動など)を実行し、サービスを開始します。
3) 起動コマンド強制終了
何らかの理由で強制終了依頼を受けると、起動コマンドは異常終了します。
4) サービス強制終了
起動コマンド監視プロセスは、起動コマンドの異常終了を検知し、ただちにHULFT-HUB Server終了要求を発行して、サービスを強制終了させます。
注意
起動コマンドが強制終了される環境でない限りは、生存監視モードを指定してください。
= 備考 =
デーモンがOSの「kill」コマンドなどにより予期せず終了した場合、起動コマンド(生存・相互監視モード)も連動して終了します。しかし、起動コマンド監視プロセスが予期せずに終了した場合、起動コマンドは終了しません。