生存監視モード

HULFT-HUB Serverのクラスタ対応機能の起動コマンドは、HULFT-HUB Serverのすべてのデーモンが正しく起動し、終了するまで、実行中のままとなります。したがって、コマンドの正常終了によって、HULFT-HUB Serverが正しく起動し、また正しく終了したことを判断できます。

生存監視モードでのデーモン起動の流れを次の図で説明します。

図2.2 起動コマンド(生存監視モード)の概要

1) 起動要求

起動コマンドにより、HUBデーモンを起動します。

2) HUBデーモン

HUBデーモンは、起動要求を受けて開始処理(他デーモンの起動など)を実行し、サービスを開始します。

3) 終了指示

HUBデーモンは、HULFT-HUB Server終了要求を受け、サービスを終了します。

4) サービス終了通知

HUBデーモンは、サービス終了の旨を起動コマンドに通知します。

起動コマンドはこの通知を受け取って終了します。

= 備考 =

デーモンがOSの「kill」コマンドなどにより予期せず終了した場合、起動コマンド(生存監視モード)も終了します。