XMLツリー構造設定時の留意点

XMLツリー構造を設定する際、以下のような留意点があります。

設定値の制限

設定値の制限は以下のとおりです。 

XMLツリー

最大深度は、10階層です。

最大数は、1000+項目名ツリーのIDノード数+項目名ツリーのキーノード数です。

フォーマットの場合は、1000+1=1001。マルチフォーマットの場合は、キーの数によって最大数が変わります。例えば、キー数が5つ、デフォルトフォーマット指定のない、マルチフォーマットの場合は、1000+1+5=1006となります。

ノード情報

ノード名は100バイトまで指定できます。

値は、9999バイトまで指定できます。

 

属性情報

属性名は、最大100バイトまで指定できます。また、属性名と対応する属性値を最大5組まで記述できます。属性名には、以下の文字が使用できます。

 

<表>属性名に使用できる文字

文字 使用制限

- (ハイフン)

. (ドット)

2文字目以降で使用できます。
: (コロン) 2文字目以降で、1回だけ使用できます。
_ (アンダースコア) 制限はありません。1文字目にも使用できます。
英数字 制限はありません。1文字目にも使用できます。

属性値は、9999バイトまで指定できます。「'(シングルクォーテーション)」「<(小なり)」「>(大なり)」「,(カンマ)」の4種類の記号は、属性値に指定できません。

名前空間情報

プレフィックスは、最大100バイトまで指定できます。また、プレフィックスと対応するURIを最大5組まで記述できます。プレフィックスには、以下の文字が使用できます。

 

 <表>プレフィックスに使用できる文字

文字 使用制限

- (ハイフン)

. (ドット)

2文字目以降で使用できます。
_ (アンダースコア) 制限はありません。1文字目にも使用できます。
英数字 制限はありません。1文字目にも使用できます。

URIは、最大100バイトまで指定できます。また、最大5つまで登録できます。「"(ダブルクォーテーション)」「'(シングルクォーテーション)」「<(小なり)」「>(大なり)」「,(カンマ)」の5種類の記号は、URIに指定できません。

日付変換項目について

ノード情報の値および属性情報の属性値は、日付変換項目として設定することができます。 

日付変換項目とは、データとして、XML変換処理開始日時を出力する項目です。書式を指定することにより任意の形式で日時を出力できます。

 

<表>日付変換項目

書式 出力内容 出力形式
%DATE 西暦年月日 YYYY/MM/DD形式の10桁固定 2005/04/05
%YYYY 西暦年 YYYY形式の4桁固定 2005
%YY 西暦年下2桁 0詰めをした2桁固定 05
%MM 西暦年月日の月 0詰めをした2桁固定 04
%M 西暦年月日の月 0詰めをしない形式 4
%DD 西暦年月日の日 0詰めをした2桁固定 05
%D 西暦年月日の日 0詰めをしない形式 5
%TIME 24時間制の時刻 HH:MM:SS形式の8桁固定 18:08:02
%HH 24時間制での時 0詰めをした2桁固定 18
%H 24時間制での時 0詰めをしない形式 18
%12HH 12時間制での時 0詰めをした2桁固定 06
%12H 12時間制での時 0詰めをしない形式 6
%MI 時刻の分 0詰めをした2桁固定 08
%N 時刻の分 0詰めをしない形式 8
%SS 時刻の秒 0詰めをした2桁固定 02
%S 時刻の秒 0詰めをしない形式 2
%AP

午前または午後の区別

(“AM”または“PM”)

2桁固定 PM