転送詳細情報の説明
転送詳細情報には、転送モニタ画面の転送リストで選択された転送に関する詳細な転送条件や転送結果が表示されます。
各項目の説明
参照している転送のファイルIDが「ファイルID(表示名)」の形式で表示されます。
【備考】 | 配信側クライアントとサーバの接続に失敗したり、未登録のクライアントからの接続拒否を中断した場合など、ファイルIDが特定できない時には、“???”と表示されます。 |
参照している転送の転送形態が表示されます。
集信側がホストグループの場合、ホストグループ中に1ホストしか登録されていなくても同報配信として表示されます。
表示内容 | 説明 |
---|---|
![]() |
HULFT-HUB Serverで中継する転送であることを示します。 |
![]() |
HULFT-HUB Serverを経由する同報配信であることを示します。 |
![]() |
クライアント間の直接転送であることを示します。 |
転送したファイルの転送データ形式
【備考】 | 直接転送かつ配信側クライアントがMainframe の場合、転送タイプは取得できません。 |
表示内容 | 説明 |
---|---|
FORMAT | フォーマットデータ |
BINARY | バイナリデータ |
TEXT | テキストデータ |
MULTI FORMAT | マルチフォーマットデータ |
M/FORMAT | フォーマットデータまたはマルチフォーマットデータ *1 |
*1: 転送中の状態で判別不可のタイミングでのみ表示されます。
転送ファイルの暗号化に使用した暗号化種別
表示内容 | 説明 |
---|---|
あり *1 | 暗号化して転送 |
- | 暗号化せず転送 |
HULFT *2 | HULFT暗号化方式で暗号化 |
C4S *2 | C4S方式で暗号化 |
AES *2 | AES方式で暗号化 |
OTHER *2 | その他の暗号化方式で暗号化 |
unknown | 暗号化の有無が不明 |
*1: | HULFT-HUB Server Ver.3.9未満からコンバートした履歴を参照した場合に表示されます。 |
*2: | 暗号化種別の履歴出力に正式に対応したのはHULFT-HUB Server Ver.3.9以降のため、HULFT-HUB ServerがVer.3.9未満のときは実際に使用された暗号化種別とは異なる値が表示される場合があります。 |
ファイル転送ごとに発行される一意の識別子
この項目は、HULFT-HUB Server Ver.2.2以降の場合に表示されます。
転送ファイルのコード変換側
表示内容 | 説明 |
---|---|
配信側/無変換 | 配信側変換または無変換 |
集信側 | 集信側変換 |
“-” | 「転送タイプ」が“BINARY”の場合 |
転送ファイルの圧縮方法
表示内容 | 説明 |
---|---|
圧縮なし | 圧縮なし |
横圧縮 | レコード内圧縮 |
縦横圧縮 | レコード間圧縮 |
DEFLATE圧縮 | DEFLATE圧縮 |
【注意】 | 転送モニタ詳細画面では、HUB同報の同報配信全体を1つの画面で表示します。DEFLATE圧縮に対応した集信側クライアントと非対応の集信側クライアントが混在していた場合、「圧縮方式」には“DEFLATE圧縮”と表示されます。 |
ただしDEFLATE圧縮に対応した集信側クライアントへの転送がすべてエラーとなり、DEFLATE圧縮に非対応の集信側クライアントへの転送のみ正常終了した場合は、「圧縮方式」に“圧縮なし”と表示されます。 | |
集信側クライアントごとの圧縮方式はサーバのトレースログで確認してください。 |
転送したファイルの転送ブロック長
配信ファイルの転送定義に指定された転送ブロック長が表示されます。
転送したファイルの転送ブロック数
配信ファイルの転送定義に指定された転送ブロック数が表示されます。
-
配信側クライアントの収容クライアント情報の「漢字コード種」がASCII系コードセットの場合
<表>ASCII系コードセットの場合の表示内容
表示内容 説明 付加する シフトコードを付加する 付加しない シフトコードを付加しない “-” 「転送タイプ」が“BINARY”の場合 -
配信側クライアントの収容クライアント情報の「漢字コード種」がEBCDIC系コードセットの場合
<表>EBCDIC系コードセットの場合の表示内容
表示内容 説明 削除 シフトコードをカットする スペース置換 シフトコードをスペースに変換 “-” 「転送タイプ」が“BINARY”の場合
サーバでファイル転送を開始した日時が、“YYYY/MM/DD hh:mm:ss”の形式で表示されます。
転送モニタ画面を開くときに選択されたサーバでファイル転送を開始した日時が表示されます。
サーバでファイル転送を終了した日時が、“YYYY/MM/DD hh:mm:ss”の形式で表示されます。
転送モニタ画面を開くときに選択されたサーバでファイル転送が終了した日時が表示されます。
蓄積完了後に実行されたジョブフローのID
【備考】 | この項目は、サーバがHULFT-HUB Server Ver.3以降の場合に表示されます。 |
転送にかかった総時間
ファイル転送のために、サーバが配信側クライアントから接続されてから、配信または集信側クライアントとの通信が終了するまでの間の時間になります。
【備考】 | ファイル転送を中継したサーバとのコネクション解放後に、クライアント側で実行された履歴の更新や集配信後ジョブの実行などの後処理の時間は、含まれません。 |
1秒あたりの転送データ量(バイト)
転送済みデータ量
【備考】 | 配信側クライアントがMainframeであり、かつダイレクト転送の場合には、転送中は“0”と表示されます。 |
転送予定の総データ量
【備考】 | |
• | 転送データ中の各レコードに関する制御情報も含んだデータ量になります。クライアント側の履歴に表示されるデータサイズとは異なります(クライアント側の履歴に表示されるデータサイズには、制御情報は含まれていません)。 |
• | 転送異常や0件データの転送など転送データ量が不明な場合には、“-”と表示されます。 |
• | 配信側クライアントがMainframeであり、かつダイレクト転送の場合には、転送中は“-”と表示されます。 |
転送したファイルのレコード件数
転送モニタ画面を開くときに選択したサーバの転送の状況と進捗率。“転送状況(進捗率%)”の形式で表示されます。
<表>転送ステータスの表示内容
表示内容 | 背景色 | 説明 |
---|---|---|
転送中 送出中 送出多重度空待ち 送出順序待ち 保留解除待ち ジョブフロー実行中 |
青色 |
データを転送している状態。 接続元ホストとコネクションが確立してから解放されるまでの間を示します。 |
蓄積中 蓄積完了 |
緑色 | データを蓄積している状態、または、蓄積が正常に終了した状態。 |
転送完了 送出完了 削除 ジョブフロー正常完了 |
黒色 | 転送が正常に終了した状態。 |
転送異常 蓄積異常 送出異常 ジョブフロー起動失敗 ジョブフロー異常完了 |
赤色 | 転送および蓄積が異常終了した状態。 |
【備考】 | 進捗率は%単位で表示されます。機種やバージョンにより進捗率は、表示されないことがあります。 |