メール連携情報V8(Windows)
配信後、集信後に行うメールの送付先情報を登録します。
以下の画面から、参照・更新ができます。
- メール連携情報登録/更新画面
- 管理情報収集配布画面
また、以下の画面からインポート/エクスポートできます。
- 管理情報収集配布画面
【注意】 | HULFT-HUB Server Ver.3.9未満の場合、HULFT Ver.8.4以降でシステム動作環境設定の「高強度暗号強制モード」が“有効”のクライアントとの接続はサポートされないため、そのクライアントの管理情報を参照、更新、および新規登録することはできません。 |
項目一覧
1. メール連携情報
<表>メール連携情報項目一覧
No. | 項目名 | 初期値 | 設定値 | 指定 | 備考 | 更新 | 配布 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A1 | メール連携ID | 英大文字数字 | 必須 | 50バイト以内 | ○ | ○ | |
A2 | 表題 | 文字 | 必須 | 60バイト以内 | ○ | ○ | |
A3 | 宛先 | 文字 | 必須 |
1件85バイト以内 計4300バイト以内 |
○ | ○ | |
A4 | 同報 | 文字 | 任意 |
1件85バイト以内 計4300バイト以内 |
○ | ○ | |
A5 | 本文 | *1 | 文字 | 必須 | 512バイト以内 | ○ | ○ |
A6 | 添付ファイル | 任意 | ○ | ○ |
*1: | 例文を表示 |
2. メール連携情報以外の付加情報
転送定義を編集する各画面では、メール連携情報と共に下表に示す付加情報が表示されます。
<表>メール連携情報以外の付加情報項目一覧
No. | 項目名 | 初期値 | 設定値 | 指定 | 備考 | 更新 | 配布 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
B1 | 表示名 | 文字 | 任意 | 256バイト以内 | ○ | ○ | |
B2 | 業務グループID | *1 | 必須 | ○ | ○ | ||
B3 | 一括配布ID | 英数字 | *2 | ― | ○ |
*1: | 画面で設定する場合、設定値は画面上の選択肢から選択 |
*2: | 画面では参照のみ |
【凡例】 | |
初期値 | 画面上で管理情報を新規作成した際に項目に設定されている値 |
指定 | 画面上で管理情報を更新する際の指定の要否 |
更新 | メール連携情報登録/更新画面 |
配布 | 管理情報収集配布画面 |
○ | 項目あり |
各項目の説明
メール連携情報に設定する各項目について、以下に説明します。
選択肢から設定値を選ぶ項目については、画面上に表示される選択肢と、管理情報収集配布で使用するCSVファイルに記載する値を併記しています。
1. メール連携情報
配信または集信後に送信するメールを認識するID
メールの表題
メールを送信するメールアドレス
アドレスとアドレスの区切りは、“,(カンマ)”を使用してください。アドレス帳から指定する場合は、自動的に“,(カンマ)”で区切られます。
同時に指定できるメールアドレスの数は最大50件までです。
メールのコピーを送信するメールアドレス
アドレスとアドレスの区切りは、“,(カンマ)”を使用してください。アドレス帳から指定する場合は、自動的に“,(カンマ)”で区切られます。
同時に指定できるメールアドレスの数は最大50件までです。
送信するメールの本文
本文中に環境変数名が含まれている場合、変換規則に従い変換されます。
本文中に下記一覧の変数名が含まれている場合変換規則に従い変換されます。
<表>メール連携の動的環境変数の一覧
変数名 | 変換規則 |
---|---|
$HOST | 集配信ホスト名に変換する |
$FILEID | ファイルIDに変換する |
$COUNT | 集配信件数に変換する(7桁まで変換) |
$FILENM | 集配信ファイル名に変換する |
$STATUS | 集配信完了コード(形式:9999) |
$DETAIL | 集配信詳細コード(形式:9999) |
$SDATE | 集配信開始日に変換する (*1) |
$EDATE | 集配信終了日に変換する (*1) |
$STIME | 集配信開始時刻に変換する(形式:HHMMSS) |
$ETIME | 集配信終了時刻に変換する(形式:HHMMSS) |
$SDATE2 | 集配信開始日に変換する (*1) |
$EDATE2 | 集配信終了日に変換する (*1) |
$MSG0 | メッセージ0に変換する |
$MSG1 | メッセージ1に変換する |
$MSG2 | メッセージ2に変換する |
$MSG3 | メッセージ3に変換する |
$MSG4 | メッセージ4に変換する |
$MSG5 | メッセージ5に変換する |
*1: | 日付の形式は、システム動作環境設定の「日付形式」の設定に従う |
【例】
ファイルIDがTEST0001で転送先がhost0001で処理が正常終了したとき
[本文例]
ファイルID($FILEID)の$HOSTへの転送結果は$STATUSです。
[変換後の本文]
ファイルID(TEST0001)のhost0001への転送結果は0です。
添付ファイルの指定
HULFTで集配信したファイル、または任意のファイルを添付するかどうかを指定します。添付できるファイルサイズは、20KBまでです。また、0バイトファイルは添付できません。
<表> 「添付ファイル」の設定値
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
チェックボックスをオン | 1 | ファイルを添付する |
チェックボックスをオフ | 0 | ファイルを添付しない |
ファイルを添付する場合、添付するファイルの種類を指定します。
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
転送ファイル | (空) | 集配信ファイルを添付 |
固定ファイル | ファイル名 | 固定ファイルを添付(ファイル名を256バイト以内で指定) |
【注意】 | 添付ファイル名に日本語等の文字が含まれるとメール受信ソフトによっては、ファイル名が正しく表示されない場合があります。その場合、ファイル内容には問題はありません。 |
2. メール連携情報以外の付加情報
メール連携情報を編集する各画面にメール連携情報と共に表示される付加情報です。HULFT-HUB Managerの画面から参照や更新ができます。
【注意】 | これらの付加情報は、クライアント(HULFT)側の管理画面からは参照できません。 |
メール連携に対する表示名
HULFT-HUB Managerの画面上に表示される各メール連携IDをわかりやすく識別できるよう、メール連携情報内でユニークな名称を付与することを推奨します。
このメール連携情報を使用する業務グループID
このメール連携情報が配布データとして登録されている一括配布情報のID(変更不可)