システム動作環境設定
クライアントの動作環境を設定するための情報を登録します。
HULFT-HUB Managerの管理画面から参照・更新ができます。
項目一覧
1. 基本設定
<表>システム動作環境設定一覧(基本設定)
| No. | 項目名 | 初期値 | 設定値 | 指定 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| A1 | ワークファイル作成パス | 英数字 | 必須 | 50 バイト以内 | |
| A2 | 配信多重度 | 10 | 1~999 | 必須 | |
| A3 | 集信多重度 | 999 | 1~999 | 必須 | |
| A4 | 集信ポートNo. | 30000 | 1~65535 | 必須 | *1 |
| A5 | 要求受付ポートNo. | 31000 | 1~65535 | 必須 | *1 |
| A6 | 配信要求受付ポートNo. | 65535 | 1~65535 | 必須 | |
| A7 | サービスポートNo. | 65533 | 1~65535 | 必須 | |
| A8 | サービスプロセスポートNo. | 1~ 65535 または省略 |
任意 | ||
| A9 | スケジューラポートNo. | 1~ 65535 または省略 |
任意 | ||
| A10 | JIS年度 | 83JIS | *2 | 必須 | *1 |
| A11 | スペースコードの扱い | モード1 | *2 | 必須 | |
| A12 | タブコードの扱い | スペース | *2 | 必須 | |
| A13 | プロセス自動起動 | すべて起動 | *2 | 必須 | |
| A14 | 要求受付履歴出力 | すべて出力 | *2 | 必須 | |
| A15 | 集信ファイル最大サイズ | *3 | 1~*3 | 必須 | 単位: バイト |
| *1: | 管理画面では、収容クライアント設定の[基本設定]にある |
| *2: | 設定値は画面上の選択肢から選択 |
| *3: | 9,223,372,036,854,775,808(2の63乗) |
2. 拡張設定
<表>システム動作環境設定一覧(拡張設定)
| No. | 項目名 | 初期値 | 設定値 | 指定 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| B1 | 配信ファイルロックリトライ回数 | 0 | 0~99999 | 必須 | |
| B2 | 配信ファイルロックリトライ間隔 | 0 | 0~99999 | 必須 | 単位: 秒 |
| B3 | 集信ファイルロックリトライ回数 | 0 | 0~99999 | 必須 | |
| B4 | 集信ファイルロックリトライ間隔 | 0 | 0~99999 | 必須 | 単位: 秒 |
| B5 | コネクションリトライ回数 | 10 | 0~99999 | 必須 | |
| B6 | コネクションリトライ間隔 | 1 | 0~99999 | 必須 | 単位: 秒 |
| B7 | ソケットリードタイムアウト | 3600 | 10~259200 | 必須 | 単位: 秒 |
| B8 | ソケットバッファサイズ | 12288 | 0, 4096~65520 | 必須 | 単位: バイト |
| B9 | コンソールログサイズ | 999999 | 1024~102400 | 必須 | 単位: KB |
| B10 | ジョブタイムアウト | 999999 | 10~259200 | 必須 | 単位: 秒 |
| B11 | コンソールログのバックアップ | バックアップする *1 | *2 | 必須 | |
| B12 | 未配信ファイルのクリア | クリアしない *3 | *2 | 任意 | |
| B13 | 再配信待ちファイルのクリア | クリアしない *3 | *2 | 任意 | |
| B14 | イベントログへの出力 | 出力しない*3 | *2 | 任意 | |
| B15 | アカウント名 | 文字 | 任意 | 20文字以内(*4) | |
| B16 | パスワード | 英数字 | 任意 | 14バイト以内 | |
| B17 | ドメイン名 | 英数字 | 任意 | 64バイト以内 |
| *1: | チェックボックスをオン |
| *2: | 設定値は画面上の選択肢から選択 |
| *3: | チェックボックスをオフ |
| *4: | 全角・半角に関係なく1文字と数える |
3. 拡張設定2
<表>システム動作環境設定一覧(拡張設定2)
| No. | 項目名 | 初期値 | 設定値 | 指定 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| C1 | 状況表示選択 | 全て表示 | *1 | 必須 | |
| C2 | パック・ゾーン変換 | モード0 | *1 | 必須 | |
| C3 | ASCII用符号部 | モード1 | *1 | 必須 | |
| C4 | EBCDIC用符号部 | モード1 | *1 | 必須 | |
| C5 | 自動再配信リトライ回数 | 0 | 0~9 | 必須 | |
| C6 | ログ切り替え値 | 0 | 0~999999 | 必須 | 単位: 件 |
| C7 | 配信転送後異常時の処置 | 異常扱い | *1 | 必須 | |
| C8 | 外字テーブル使用 | しない | *1 | 必須 | |
| C9 | 外字未登録時処理 | デフォルト値 | *1 | 必須 | |
| C10 | 集信多重度オーバリトライ | リトライしない | *1 | 任意 | *2 |
| C11 | KEIS全角スペースモード | モード0 | *1 | 任意 | |
| C12 | 再配信待ちキューの削除条件 | モード1 | *1 | 任意 | |
| C13 | HULFT-SAN V5 製品区分 | HULFT-SAN(H) | *1 | 任意 | |
| C14 | プロセス自動再起動上限回数 | 0 | 0~99 | 必須 | |
| C15 | プロセス自動再起動リトライ間隔 | 60 | 0~99 | 必須 | 単位: 秒 |
| C16 | コード変換モード | モード0 | *1 | 必須 | |
| C17 | 要求受付ホストチェック | しない | *1 | 必須 | |
| C18 | 電文伝送タイプ | 集配信速度優先 | *1 | 必須 |
| *1: | 設定値は画面上の選択肢から選択 |
| *2: | チェックボックスをオフ |
4. スケジューラ
<表>システム動作環境設定一覧(スケジューラ)
| No. | 項目名 | 初期値 | 設定値 | 指定 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| D1 | 休日とする曜日 | 土曜,日曜 | *1 | 任意 | |
| D2 | 祝日の扱い | 休日とする *2 | *1 | 任意 | |
| D3 | スケジューリング時間 | 0 | 0~23 | 必須 | 単位: 時 |
| D4 | スケジュール多重度 | 50 | 1~999 | 必須 | |
| D5 | 指定休日 | 数字 | 任意 | MMDD | |
| D6 | 祝祭日 | 数字 | 任意 | MMDD |
| *1: | 設定値は画面上の選択肢から選択 |
| *2: | チェックボックスをオン |
5. メール連携
<表>システム動作環境設定一覧(メール連携)
| No. | 項目名 | 初期値 | 設定値 | 指定 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| E1 | メールアカウント名 | 英数字 | 任意 | 20バイト以内 | |
| E2 | メールサーバホスト名 | 英数字 | 任意 | 20バイト以内 | |
| E3 | SMTPポートNo. | 1~65535 | 任意 | ||
| E4 | フルネーム | 文字 | 任意 | 20バイト以内 | |
| E5 | ドメイン名 | 英数字 | 任意 | 64バイト以内 |
| 【注意】 | HULFT-HUB Managerの画面からは、メールボックス関連の設定値の参照・更新はできません。 |
6. HULFT間共有設定
<表>システム動作環境設定一覧(HULFT間共有設定)
| No. | 項目名 | 初期値 | 設定値 | 指定 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| F1 | HULFT間共有環境設定パス | 任意 | 200バイト以内 | ||
| F2 | ローカルファイルロックモード | モード0 | *1 | 必須 |
| *1: | 設定値は画面上の選択肢から選択 |
| 【凡例】 | |
| 初期値 | HULFT導入時の初期値 |
| 指定 | 画面上で管理情報を更新する際の指定の要否 |
各項目の説明
[基本設定]各項目について説明します。
HULFTが一時的に作成するファイルを置くパス
HULFTは、集配信データを一時的に加工してワークファイルを作成する場合があります。従って、ここで指定するドライブには十分な空き容量が必要です。
配信プロセスから同時に起動される配信スレッドの最大値
配信処理では、同時に配信するホストの数が多いほど、システムや回線の負荷が大きくなります。現在使用しているシステムの状態に合わせて適切な値に設定してください。
同時に起動する集信スレッドの最大数
設定した値以上の集信は受け付けません。集信処理では、同時に集信する数が多いほど、システムや回線の負荷が大きくなります。現在使用しているシステムの状態に合わせて適切な値に設定してください。
集信プロセスが他ホストからのデータ送信を待ち受けるためのポート番号
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号、他のアプリケーションが使用するポート番号、「要求受付ポートNo.」、「配信要求受付ポートNo.」および、「サービスポートNo.」と重複しないように注意してください。
| 【備考】 | 本項目を管理画面から参照・更新する場合、収容クライアント情報にあります。 |
要求受付プロセスが他ホストからの要求を受け付けるためのポート番号
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号、他のアプリケーションが使用するポート番号、「集信ポートNo.」、「配信要求受付ポートNo.」および、「サービスポートNo.」と重複しないように注意してください。
| 【備考】 | 本項目を管理画面から参照・更新する場合、収容クライアント情報にあります。 |
配信および再配信要求を受け付けるためのポート番号
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号、他のアプリケーションが使用するポート番号、「集信ポートNo.」、「要求受付ポートNo.」および、「サービスポートNo.」と重複しないように注意してください。
他ホストから要求を受け付けた時に、HULFTが内部的に使用するポート番号
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号、他のアプリケーションが使用するポート番号、「集信ポートNo.」、「要求受付ポートNo.」および、「配信要求受付ポートNo.」と重複しないように注意してください。
サービスプロセスが他ホストから要求を受け付けるためのポート番号
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号や他のアプリケーションが使用するポート番号と重複しないようにしてください。
サービスプロセスの通信ポートを開きたくない場合は、この項目の設定値を省略してください。
スケジューラプロセスが他ホストから要求を受け付けるためのポート番号
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号や他のアプリケーションが使用するポート番号と重複しないようにしてください。
スケジューラプロセスの通信ポートを開きたくない場合は、この項目の設定値を省略してください。
使用しているシステムの漢字コードのJIS年度
<表> 「JIS年度」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| 78JIS | 78年度 JIS |
| 83JIS | 83年度 JIS |
| 【備考】 | 本項目を管理画面から参照・更新する場合、収容クライアント情報にあります。 |
スペースコードの変換規則
<表> 「スペースコードの扱い」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| モード0 | スペースの変換規則については、クライアントの「アドミニストレーション・マニュアル」を参照してください。 |
| モード1 |
対EBCDIC機種に対して配信側変換でテキスト転送を行う時にタブコード(0x09)をスペースコード(0x20)として扱うか、タブコード(0x09)として扱うかの指定
<表> 「タブコードの扱い」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| タブ | タブコードとして扱う |
| スペース | スペースコードとして扱う |
サービス起動と同時に各処理プロセスを起動するかどうかの指定
<表> 「プロセス自動起動」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| チェックボックスをオン | 自動起動を行う |
| チェックボックスをオフ | 自動起動を行わない |
指定できる処理プロセスは下記のとおりです。
| •配信プロセス | |
| •集信プロセス | |
| •要求受付プロセス | |
| •スケジューラプロセス | |
| •BB Serverプロセス |
| 【注意】 | スケジューラプロセスは、「HULFTスケジューラ」オプションを導入した場合に起動します。BB Serverプロセスは、「HULFT BB Serverオプション」を導入した場合に起動します。 |
要求状態履歴を出力するかどうかの指定
受け付けるサービスごとに指定します。
<表> 「要求受付履歴出力」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| チェックボックスをオン | 出力する |
| チェックボックスをオフ | 出力しない |
指定できるサービスは次のとおりです。
| •SEND: | 送信要求 | |
| •RESEND: | 再送要求 | |
| •HULADMIN: | HULFT ManagerおよびHULFT-HUB Managerからの接続要求 | |
| •HULSNDRC: | ジョブ状態通知要求 | |
| •HULJOB: | ジョブ監視要求 | |
| •HULRJOB: | リモートジョブ実行 | |
| •HULDWH: | HULFT DataWarehouse Clientからの接続要求 | |
| •TRGCONF: | ファイルトリガ情報制御 |
| 【注意】 | HULDWHは、関連製品の「HULFT DataWarehouse Server」を導入しデータウェアハウス連携機能を使用している場合に設定可能です。 |
集信処理で集信できるファイルの最大サイズ
2の31乗バイトを超えるファイルの転送をサポートしていない機種とファイル転送を行う場合には、その機種がサポートする最大サイズを指定します。
[拡張設定]の各項目について説明します。
配信ファイルが他の処理、または他のアプリケーションで使用中の場合に、再オープンを試みる回数
“0”を指定した場合は、リトライを行いません。
配信ファイルのオープンに失敗した時に、再度オープンを試みるまでの待ち時間
集信ファイルが他の処理、または他のアプリケーションで使用中の場合に、再オープンを試みる回数
“0”を指定した場合は、リトライを行いません。
| 【注意】 | 集信ファイルがHULFT以外の処理で使用中の場合のみ、「集信ファイルロックリトライ回数」「集信ファイルロックリトライ間隔」の設定が有効になります。集信ファイルがHULFTの処理で使用中の場合は「集信ファイルロックリトライ回数」「集信ファイルロックリトライ間隔」の設定に関わらず、「集信ファイルロック待機」の設定に従います。「集信ファイルロックリトライ間隔」「集信ファイルロック待機」の項目も参照してください。 |
集信ファイルのオープンに失敗した時に、再度オープンを試みるまでの待ち時間
| 【注意】 | 集信ファイルがHULFT以外の処理で使用中の場合のみ、「集信ファイルロックリトライ回数」「集信ファイルロックリトライ間隔」の設定が有効になります。集信ファイルがHULFTの処理で使用中の場合は「集信ファイルロックリトライ回数」「集信ファイルロックリトライ間隔」の設定に関わらず、「集信ファイルロック待機」の設定に従います。「集信ファイルロックリトライ回数」「集信ファイルロック待機」の項目も参照してください。 |
ソケット接続に失敗した時、再接続を試みる回数
“0”を指定した場合は、再接続を行いません。
ソケット接続に失敗した時に、再接続を試みるまでの待ち時間
通信を行っている際に、相手ホストから応答がない場合に、通信を切断する時のタイムアウト時間
ソケット通信を行う時の入力バッファサイズ
「0」を指定した場合は、環境(OS)に設定されている値で動作します。
コンソールログファイル(hulcon.log)のファイルサイズの上限値をKB単位で指定します。
コンソールログファイル(hulcon.log)が指定サイズになると、ファイルの内容がクリアされます。
ジョブの終了待ち時間
この設定は、配信前ジョブ、集信完了通知が正常時ジョブ完了の場合の集信正常時ジョブおよび、リモートジョブ実行で有効です。その他のジョブ実行に関しては、無制限にジョブの終了を待ちます。
コンソールログファイル(hulcon.log)のファイルサイズが「コンソールログサイズ」で指定した値になり、ファイルをクリアする前にコンソールログファイルをバックアップするかどうかの指定
バックアップされたコンソールログは「[hulcon.YYYYMMDDHHMMSS」(拡張子がバックアップされた時の日付および時刻)というファイル名で保存されます。
<表> 「コンソールログのバックアップ」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| チェックボックスをオフ | バックアップなし |
| チェックボックスをオン | バックアップあり |
配信プロセス起動時に未配信ファイル(sddreqcp.dat)を削除するかどうかの指定
<表> 「未配信ファイルのクリア」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| チェックボックスをオフ | 削除しない |
| チェックボックスをオン | 削除する |
配信プロセス起動時に再配信待ちファイル(sddreqls.dat)を削除するかどうかの指定
<表> 「再配信待ちファイルのクリア」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| チェックボックスをオフ | 削除しない |
| チェックボックスをオン | 削除する |
コンソールメッセージをイベントログに出力するかどうかの指定
メッセージの種類ごとに指定します。
<表> 「イベントログへの出力」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| チェックボックスをオフ | イベントログに出力なし |
| チェックボックスをオン | イベントログに出力あり |
指定できるメッセージの種類は下記のとおりです。
| •インフォメーション | |
| •ワーニング | |
| •エラー(軽度および重度のエラー) |
| 【注意】 | メッセージの種類については、クライアントの「エラーコード・メッセージ」を参照してください。 |
配信・集信・要求受付プロセス、スケジューラ、PPP Serverが動作するアカウント名はWindowsに登録されているアカウント名を指定します。省略した場合は、配信・集信・要求受付プロセス、スケジューラ、PPP Serverはシステムアカウントとして動作します。
「パスワード」または「ドメイン名」を指定した場合、必ず指定してください。
設定にあたっての条件については、クライアントのマニュアルを参照してください。Ver.5の場合は「共通マニュアル」で、Ver.6の場合は「アドミニストレーション・マニュアル」です。
上記アカウント名のパスワード
パスワードはWindowsに登録されているパスワードを指定します。
上記アカウントがあるドメインのアカウントの場合はそのアカウントを指定します。ドメイン名はWindowsに登録されているドメイン名を指定します。
[拡張設定2]の各項目について説明します。
クライアント状況照会の「集配信状況一覧」画面にて表示する転送状況の種類
<表> 「状況表示選択」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| 配信状況のみ表示 | 配信状況のみを表示する |
| 全て表示 | 配信状況および集信状況を表示する |
フォーマット転送またはマルチフォーマット転送時、サイン付内部10進数(P)とサイン付外部10進数(S)の変換規則
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| モード0 | パック・ゾーンの変換規則については、クライアントの「アドミニストレーション・マニュアル」を参照してください。 |
| モード1 | |
| モードB | |
| モードF | |
| モード9 | |
| モードS | |
| モードN |
フォーマット転送またはマルチフォーマット転送時、サイン付内部10進数(P)とサイン付外部10進数(S)をASCII系データに変換する場合の符号部
この設定は、「パック・ゾーン変換」に“モードS”を選択した場合のみ有効です。
<表> 「ASCII用符号部」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
ゾーン部 | サイン部 | |
|---|---|---|---|
| 正 | 負 | ||
| モード1 | 3 | 4 | 5 |
| モード2 | 3 | 3 | 7 |
フォーマット転送またはマルチフォーマット転送時、サイン付内部10進数(P)とサイン付外部10進数(S)をEBCDIC系データに変換する場合の符号部
この設定は、「パック・ゾーン変換」に“モードS”を選択した場合のみ有効です。
<表> 「EBCDIC用符号部」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
ゾーン部 | サイン部 | |
|---|---|---|---|
| 正 | 負 | ||
| モード1 | F | C | D |
| モード2 | F | F | D |
集配信処理中に通信異常が発生した場合に、自動再配信を試みる回数
“0”を設定した場合、自動再配信は行いません。
配信履歴、集信履歴、要求受付履歴、スケジューラ履歴を自動的に切り替える場合、その切り替えを行うタイミング
それぞれの履歴ファイルが指定件数に達した場合、履歴を切り替えます。“0”を指定すると履歴の切り替えを行いません。
配信ファイルのクリア、または削除処理が異常終了した場合の扱い
配信ファイルのクリアや削除は、集配信処理が正常終了した場合に実行されます。
<表> 「配信転送後異常時の処置」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| 異常扱い | 異常終了とし、異常時ジョブを実行する |
| 正常扱い | 正常終了とし、正常時ジョブを実行する |
外字テーブル変換の処理
<表> 「外字テーブル使用」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| しない | 外字テーブルを使用せず、外字コードはすべて“□”に変換 |
| する | 外字テーブルを参照し、外字コードは該当コードに変換 |
| 優先 | 優先的に外字テーブルを参照し、該当コードに変換 |
外字テーブルについては、クライアントの「アドミニストレーション・マニュアル」を参照してください。
外字テーブルに未登録の漢字コードが存在したときの処理
<表> 「外字未登録時処理」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| デフォルト値 | デフォルトコードに変換する |
| エラー | 外字変換エラーとする |
集信へソケット接続時、集信多重度オーバでエラーとなった場合に、接続リトライを行うかどうかの指定
<表> 「集信多重度オーバリトライ」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| チェックボックスをオフ | リトライせず、エラーとなる |
| チェックボックスをオン | 接続リトライを行う |
再接続のリトライ回数と待ち時間は、「コネクション接続リトライ回数」と「コネクション接続リトライ待ち時間」を使用します。
KEISの全角スペースコードの変換規則
本項目は、「(A11)スペースコードの扱い」が“モード1”の場合にのみ、有効です。
<表> 「KEIS全角スペースモード」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| モード0 | 全角スペースコードを0x4040に変換 |
| モード1 | 全角スペースコードを0xA1A1に変換 |
再配信待ちキューに存在しているファイルIDと同じファイルIDで配信が要求されたとき、および転送が異常終了したときに、再配信待ちキューからレコードが削除される条件
<表> 「再配信待ちキューの削除条件」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| モード1 | ファイルID、ホスト名が一致するレコードを削除する |
| モード2 | ファイルID、ホスト名、ファイル名が一致するコードを削除する |
HULFT-SAN Ver.6を導入した自ホストが集信側で、配信側がHULFT-SAN Ver.5の場合に、配信側に導入されている製品を指定
配信側がHULFT-SAN Ver.5以外の場合には使用されません。
<表> 「HULFT-SAN V5 製品区分」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| HULFT-SAN(H) | 配信側にHULFT-SAN(H) Ver.5が導入されている |
| HULFT-SAN(F) | 配信側にHULFT-SAN(F) Ver.5またはHULFT-SAN plus Ver.5が導入されている |
省略するか無効な値を指定した場合は“HULFT-SAN(H)”が設定されます。
初期値は“HULFT-SAN(H)”が設定されます。
| 【備考】 | バージョンアップインストール後は、それまでHULFT-SAN(H)を使用していた場合は“HULFT-SAN(H)”、HULFT-SAN(F)を使用していた場合は“HULFT-SAN(F)”が設定されます。 |
プロセスが異常終了時に、自動再起動を行う上限値
“0”を指定した場合は、プロセスの自動再起動を行いません。
プロセスが異常終了時に自動再起動を行う場合に、再起動を試みるまでの待ち時間
外字の文字列処理の動作
<表> 「コード変換モード」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| モード0 | コード変換時に変換先コードを固定長として外字変換する(UTF-8コード以外) |
| モード1 | コード変換時に変換先コードを可変長として外字変換する |
詳細ホスト情報に登録されていないホストからの要求の処理
サービスの要求を受け付ける際、要求発行元のホストが詳細ホスト情報に登録されていない場合の動作を指定します。対象となるサービスは、送信要求(SEND)、再送要求(RESEND)、集信後ジョブ結果参照要求(HULJOB)、ジョブ実行結果通知(HULSNDRC)、およびリモートジョブ実行(HULRJOB)です。
<表> 「要求受付ホストチェック」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| しない |
要求受付ホストチェックを行わない (詳細ホスト情報に登録されていないホストからの要求を受け付ける) |
| する |
要求受付ホストチェックを行う (詳細ホスト情報に登録されていないホストからの要求を拒否する) |
データ転送方式
<表> 「電文転送タイプ」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| 異常検知優先 | 常に異常検知優先モードで動作する |
| 配信速度優先 | 配信時は転送速度優先モード、集信時は異常検知優先モードで動作する |
| 集信速度優先 | 配信時は異常検知優先モード、集信時は転送速度優先モードで動作する |
| 集配信速度優先 | 常に転送速度優先モードで動作する |
[スケジューラ]の各項目について説明します。
[スケジューラ]は、「HULFTスケジューラ」オプションを導入した場合に設定できます。
1週間で休日とする曜日の指定
最大3日まで指定が可能です。
<表> 「休日とする曜日」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| チェックボックスをオン | 休日とする |
| チェックボックスをオフ | 平日とする |
祝祭日を休日とするか、平日とするかの指定
[祝祭日を休日にする]チェックボックスで設定します。
<表> 「祝日の扱い」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| チェックボックスをオン | 祝祭日を休日とする |
| チェックボックスをオフ | 祝祭日を平日とする |
再スケジューリング時間
指定した時間になるとスケジューリングされます。当日実行されるスケジュール情報は、クライアント状況照会の「今日のスケジュール一覧」画面に表示されます。
同時に実行可能なジョブの数
休日および祝祭日以外の、特別な休日の指定
祝祭日と重なった場合は、指定休日が優先されます。1年間すべて指定休日にすることも可能です。
年間を通しての祝祭日
[メール連携]の各項目について説明します。
メール連携機能に必要な設定です。
SMTPサーバのアカウント名
メール連携機能を使用する場合は、省略できません。
通常は、電子メールアドレスのアットマーク(@)の左側の部分と同じ文字列を入力します。
メールの送信に使用するSMTPサーバの名前
メール連携機能を使用する場合は、省略できません。
SMTPサーバ名がわからない場合は、サービスプロバイダまたはシステム管理者にお尋ねください。
| 【注意】 | SMTP認証が有効になっているSMTPサーバが指定されている場合、メール連携機能に関する動作は保証されていません。 |
SMTPサーバが使用するポート番号
通常は「25」を使用します。
「メールアカウント名」を指定し、「SMTPポートNo.」を省略した場合、“25”が設定されます。
メール連携時の発信者のフルネーム
メール連携機能を使用する場合にも省略可能です。
ドメイン名
メール連携機能を使用する場合は省略できません。
通常は、電子メールアドレスのアットマーク(@)の右側の部分と同じ文字列を入力します。
[HULFT間共有設定]の各項目について説明します。
[HULFT間共有設定]は、HULFT7 for Windows-EXのクライアントのみ設定することができます。
「HULFT7 for Windows-EX」が導入されている環境で、他のホストに導入されているHULFTと、同じファイルに対して排他制御を行う場合に設定します。同じファイルに対して排他制御を行うすべてのHULFTで、同一ディレクトリを指すパスを指定する必要があります。
指定を省略した場合は「HULPATH」が設定されます。HULPATHについては、クライアントの「アドミニストレーション・マニュアル」を参照してください。
「HULFT7 for Windows-EX」が導入されている場合に、ローカルファイルに対して使用するロックシステムを指定します。
<表> 「ローカルファイルロックモード」の設定値
| 画面上の 選択肢 |
説明 |
|---|---|
| モード0 | ローカルファイルに対して、ネットワークファイルロックを使用しない |
| モード1 | ローカルファイルに対して、ネットワークファイルロックを使用する |
ネットワークファイルロックについては、クライアントの「アドミニストレーション・マニュアル」を参照してください。