転送詳細条件(HULFT-HUB Server)
HULFT-HUB Serverで、ファイル転送の中継や同報配信をするための情報を登録します。
以下の画面から、参照・更新ができます。
- 転送情報画面
- 管理情報収集配布画面
また、以下の画面からインポート/エクスポートできます。
- 管理情報収集配布画面
項目一覧
<表>転送詳細条件項目一覧
No. | 項目名 | 初期値 | 設定値 | 指定 | 備考 | 転送 | 配布 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A1 | 転送先ホスト名 | 英数字 | 必須 | 68バイト以内 | ― | 転送詳細条件 | |
A2 | 転送先サービス名 | 英数字 | 必須 | 100バイト以内 | ― | 転送詳細条件 | |
A3 | 通信設定 | システムに依存 | *1 | 必須 | ○ | 転送詳細条件 | |
A4 | ソケット接続リトライ回数 | *2 | 0~9999 | 必須 | *3 | ○ | 転送詳細条件 |
A5 | ソケット接続リトライ待ち時間 | *2 | 0~9999 | 必須 | 単位: 秒 *3 | ○ | 転送詳細条件 |
A6 | ソケット通信応答待ち時間 | *2 | 0,10~259200 | 必須 | 単位: 秒 *3 | ○ | 転送詳細条件 |
A7 | EBCDICセット | カナ文字 V6.0~ | *1 | 任意 | ― | 転送詳細条件 | |
A8 | 集信側ホスト種別 | Unix | *1 | 任意 | ― | 転送詳細条件 | |
A9 | 集信側転送コードセット | UTF-8 | *1 | 任意 | ― | 転送詳細条件 |
*1: | 画面で設定する場合、設定値は画面上の選択肢から選択 |
*2: | サーバシステム動作環境設定で指定した値 |
*3: | 「通信設定」が“ユーザ設定”の場合に指定可能 |
【凡例】 | |
初期値 | 画面上で管理情報を新規作成した際に項目に設定されている値 |
指定 | 画面上で管理情報を更新する際の指定の要否 |
転送 | 転送情報画面 |
配布 | 管理情報収集配布画面 |
○ | 項目あり |
各項目の説明
転送条件詳細情報で設定する各項目について、以下に説明します。
選択肢から設定値を選ぶ項目については、画面上に表示される選択肢と、管理情報収集配布で使用するCSVファイルに記載する値を併記しています。
転送先ホストのホスト名
転送情報画面で転送詳細条件を表示した際に経路の右側に表示されているホストのホスト名、管理情報収集配布画面の転送情報の編集で[転送詳細条件]セクションに表示されている「転送先ホスト名」に相当します。
転送先ホストのサービス名
転送情報画面で転送詳細条件を表示した際に経路の右側に表示されているホストのサービス名、管理情報収集配布画面の転送情報の編集で[転送詳細条件]セクションに表示されている「転送先サービス名」に相当します。
【注意】 | 「転送先ホスト名」と「転送先サービス名」で指定される転送先ホストについての情報を、転送先ホスト情報に登録しておく必要があります。 |
転送詳細条件の参照先
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
システムに依存 | S | システム動作環境設定の「ソケット接続リトライ回数」、「ソケット接続リトライ待ち時間」、「ソケット通信応答待ち時間」の設定を参照して動作します。 |
ユーザ設定 | U | ユーザが転送情報画面で設定した「ソケット接続リトライ回数」、「ソケット接続リトライ待ち時間」、「ソケット通信応答待ち時間」の設定を参照して動作します。 |
ソケット接続に失敗した時、再接続を試みる回数
初期値として、サーバのシステム動作環境設定の「ソケット接続リトライ回数」で指定した値が設定されています。“0”を設定した場合、再接続は行いません。
4
ソケット接続に失敗した時、再接続を試みるまでの待ち時間
初期値として、サーバのシステム動作環境設定の「ソケット接続リトライ待ち時間」で指定した値が設定されています。
“0”を設定した場合、再接続は行いません。
コネクション接続後の無通信監視で使用するタイムアウト値
初期値として、サーバのシステム動作環境設定の「ソケット通信応答待ち時間」で指定した値が設定されています。
“0”を設定した場合、応答が返されるまで無制限に待ちます。
集信側ホストのEBCDICセット
HUB経由HULFT同報かつ集信側クライアントがHULFT Ver.8.4以降の場合は必須、それ以外の場合は使用しません。
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
カナ文字 V6.0~ | A | EBCDIC カナ文字 (*1) |
英小文字 V6.0~ | B | EBCDIC 英小文字 (*1) |
ASCII V6.0~ | C | EBCDIC ASCII (*1) |
ASPEN V6.0~ | D | EBCDIC ASPEN (*1) |
IBM英小文字 V6.0~ | E | IBM英小文字 (*1) |
IBM英小文字拡張 V6.0~ | F | IBM英小文字拡張 (*1) |
NECカナ文字 V6.0~ | G | NECカナ文字 (*1) |
IBMカナ文字拡張 V7.3~ | H | IBMカナ文字拡張 (*2) |
ユーザテーブル1 V6.0~ | V | ユーザテーブル1 (*1) |
ユーザテーブル2 V6.0~ | W | ユーザテーブル2 (*1) |
ユーザテーブル3 V6.0~ | X | ユーザテーブル3 (*1) |
中国語簡体字拡張 V8.1~ | I | 中国語簡体字拡張 (*3) |
カナ文字 | 1 | EBCDIC カナ文字 (*4) |
英小文字 | 2 | EBCDIC 英小文字 (*4) |
ASCII | 3 | EBCDIC ASCII (*4) |
ASPEN | 4 | EBCDIC ASPEN (*4) |
IBM英小文字 | 5 | IBM英小文字 (*4) |
IBM英小文字拡張 | 6 | IBM英小文字拡張 (*4)(*5) |
ユーザテーブル1 | 6 | ユーザテーブル1 (*4)(*6) |
7 | ユーザテーブル1 (*4)(*5) | |
ユーザテーブル2 | 7 | ユーザテーブル2 (*4)(*6) |
8 | ユーザテーブル2 (*4)(*5) | |
ユーザテーブル3 | 8 | ユーザテーブル3 (*4)(*6) |
9 | ユーザテーブル3 (*4)(*5) |
*1: | 集信側クライアントのバージョンがVer.6.0以降の場合に指定可能 |
*2: | 集信側クライアントのバージョンがVer.7.3以降の場合に指定可能 |
*3: | 集信側クライアントのバージョンがVer.8.1以降の場合に指定可能 |
*4: | 集信側クライアントのバージョンがVer.6.0未満の場合に指定可能 |
*5: | 集信側クライアントがHULFT for i5OSの場合に指定可能 |
*6: | 集信側クライアントがHULFT for i5OS以外の場合に指定可能 |
集信側クライアントのホスト種
HUB経由HULFT同報かつ集信側クライアントがHULFT Ver.8.4以降の場合は必須、それ以外の場合は使用しません。
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
Mainframe | H | Mainframe |
Unix | U | UNIX |
WindowsNT | N | Windows |
AS/400 | A | AS/400 |
集信側クライアントの転送コードセット
HUB経由HULFT同報かつ集信側クライアントがHULFT Ver.8.4以降の場合は必須、それ以外の場合は使用しません。
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
SHIFT-JIS | S | SHIFT-JIS |
EUC-JP | E | EUC-JP |
JEF | J | JEF |
IBM漢字 | I | IBM漢字 |
KEIS | K | KEIS |
NEC | N | NEC |
UTF-8 | 8 | UTF-8 |
GB18030 | G | GB18030 |
IBM簡体字 | C | IBM簡体字 |