転送グループ情報V8(IBMi)
転送相手ホストをグループ化して登録します。
HULFT-HUB Managerの転送情報画面で転送定義を追加する場合、転送グループ情報は自動的に設定されます。
以下の画面から、参照・更新ができます。
- 転送グループ情報登録/更新画面
- 管理情報収集配布画面
また、以下の画面からインポート/エクスポートできます。
- 管理情報収集配布画面
【注意】 | HULFT-HUB Server Ver.3.9未満の場合、HULFT Ver.8.4以降でシステム動作環境設定の「高強度暗号強制モード」が“有効”のクライアントとの接続はサポートされないため、そのクライアントの管理情報を参照、更新、および新規登録することはできません。 |
項目一覧
1. 転送グループ情報
<表>転送グループ情報項目一覧
No. | 項目名 | 初期値 | 設定値 | 指定 | 備考 | 更新 | 配布 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A1 | 転送グループID | 英数字 | 必須 | 先頭英字の50バイト以内 | ○ | ○ | |
A2 | ホスト名 | 英数字と 一部の記号 *1 |
必須 | 先頭英字の68バイト以内 | ○ | ○ | |
A3 | コメント | 文字 | 任意 | 60バイト以内 | ○ | ○ |
*1: | 「-(ハイフン)」「.(ピリオド)」のみ指定可能です。ただし、HULFT-HUB Serverを経由する転送定義を登録した際、ホストの識別のため「_(アンダーバー)」を使用して自動設定されます。構成ホストのホスト名の詳細については、「HULFT-HUB マニュアル」を参照してください。 |
2. 転送グループ情報以外の付加情報
転送グループ情報を編集する各画面では、転送グループ情報と共に下表に示す付加情報が表示されます。
<表>転送グループ情報以外の付加情報項目一覧
No. | 項目名 | 初期値 | 設定値 | 指定 | 備考 | 更新 | 配布 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
B1 | 表示名 | 文字 | 任意 | 256バイト以内 | ○ | ○ | |
B2 | 一括配布ID | 英数字 | *1 | ― | ○ |
*1: | 画面では参照のみ |
【凡例】 | |
初期値 | 画面上で管理情報を新規作成した際に項目に設定されている値 |
指定 | 画面上で管理情報を更新する際の指定の要否 |
更新 | 転送グループ情報登録/更新画面 |
配布 | 管理情報収集配布画面 |
○ | 項目あり |
各項目の説明
転送グループ情報に設定する各項目について、以下に説明します。
1. 転送グループ情報
集配信先を認識するためのID
この「転送グループID」と配信管理情報および、集信管理情報の「転送グループID」が関連づけされます。
HULFT-HUB Managerの転送情報画面から転送定義を追加するときは、クライアントの転送グループ情報内で利用可能なIDが、自動的に選択されます。
利用可能なIDがなかった場合は、クライアントの転送グループ情報内でユニークな“HB”で始まるIDが自動的に新規作成されます。
集配信するファイルの通信先相手ホスト名
同一ホスト名を1転送グループに重複して登録できません。
1転送グループに指定できるホストの数は最大48ホストです。
転送グループに対するコメント
【注意】 | HULFT-HUB Managerの画面で2バイトコードを入力した場合、クライアント側に登録する際に2バイトコードにシフトコードが付加されることがあります。シフトコードが付加されて60バイトを超えてしまった場合、61バイト目以降はカットされます。 |
【備考】 | 英小文字の入力が可能です。 |
2. 転送グループ情報以外の付加情報
転送グループ情報を編集する各画面に転送グループ情報と共に表示される付加情報です。HULFT-HUB Managerの画面から参照や更新ができます。
【注意】 | これらの付加情報は、クライアント(HULFT)側の管理画面からは参照できません。 |
転送グループに対する表示名
HULFT-HUB Managerの画面上に表示される各転送グループIDをわかりやすく識別できるよう、転送グループ情報内でユニークな名称を付与することを推奨します。
この転送グループ情報が配布データとして登録されている一括配布情報のID(変更不可)