隣接サーバ問い合わせ機能

HULFT-HUB Server間で転送を行う場合、経路設定に定義されたサーバルーティング情報およびデフォルトサーバの設定に従って、隣接したHULFT-HUB Serverの中から、次に転送するHULFT-HUB Serverを決定します。

ただし、例外として以下の条件を満たす隣接サーバが存在する場合は、経路が設定されていない場合でも、自動的に隣接するHULFT-HUB Serverへ転送します。

  • 同報を行うHULFT-HUB Server(同報サーバ)

    <図> 同報サーバへ転送

     

  • 手動配置を行い、明示的に中継するように指定したHULFT-HUB Server

    <図> 手動配置で転送定義

     

  • 隣接したサーバの数が1サーバ(配信元サーバ以外の隣接したサーバ数)

    <図> 隣接サーバの数が1

    【注意】 隣接サーバの数が1でも、そのサーバが管理外サーバの場合には転送を中継しません。
【注意】 サーバルーティング情報が設定されている場合は、そちらが優先されます。転送するHULFT-HUB Serverは、以下の順番で決まります。
  1. 経路設定で定義されたサーバルーティング情報
  2. 隣接サーバ
  3. デフォルトサーバ
  したがって、サーバルーティング情報が設定されていた場合、サーバルーティング情報に従って転送されますので、たとえ目的のHULFT-HUB Server が隣接していたとしても、最終的に経路不明でエラーとなる場合があります。