転送系処理・電文解析関連
転送モニタ詳細画面の[転送エラー内容詳細一覧]に表示される転送系処理または電文解析関連のエラーを示します。
1005 | 不正な電文を検出しました。 |
内容) | HULFT-HUB Serverでは未対応の通信先から、処理が要求されました。 |
対処) | ご利用のネットワーク環境をご確認ください。 |
1101 | 転送処理スレッドの生成に失敗しました。 |
内容) | 転送処理スレッドの生成に失敗しました。 |
対処) | システムのメモリ不足などのOS制約等が考えられます。理由に示される原因を取り除いてください。 |
1113 | 収容クライアント以外のHUB Clientからアクセスされたため、コネクションを切断しました。 |
内容) | 収容クライアント以外のクライアントからアクセスされたためコネクションを切断しました。ホスト名、サービス名が特定できない場合は、「********」が表示されます。 |
対処) | ホスト名およびサービス名から要求元を特定し、登録が必要であれば、収容クライアント情報に登録してください。不正な要求元であれば、ご利用環境のネットワーク管理者に連絡してください。 |
1114 | 隣接サーバ以外のHULFT-HUB Serverからアクセスされたため、コネクションを切断しました。 |
内容) | 隣接サーバ以外のHULFT-HUB Serverからアクセスされたためコネクションを切断しました。ホスト名、サービス名が特定できない場合は、「********」が表示されます。 |
対処) | ホスト名およびサービス名から要求元を特定し、登録が必要であれば、収容クライアント情報に登録してください。不正な要求元であれば、ご利用環境のネットワーク管理者に連絡してください。 |
1115 | 代替サーバのため、転送を拒否しました。 |
内容) | 代替サーバのため転送できません。 |
対処) | HULFT-HUB Managerの管理画面で、構成図からサーバの状態を確認してください。 |
1118 | 配信側HUB Clientのバージョンが4以下です。 |
内容) | HULFT-HUBはバージョン4以下のクライアントをサポートをしていません。 |
対処) | 配信側クライアントのバージョンアップを実施してください。 |
1119 | 集信側ホストのバージョンが4以下です。 |
内容) | HULFT-HUBはバージョン4以下のクライアントをサポートしていません。 |
対処) | 集信側クライアントのバージョンアップを実施してください。 |
1122 | この転送は本HULFT-HUB Serverを既に経由しています。 |
内容) | 転送シリアルIDで示されるファイル転送、または要求受付のコネクション確立要求を複数回受け付けたため、コネクションを切断しました。 |
対処) | HULFT-HUB Managerの[転送モニタ]詳細画面、またはトレースログにより、本HULFT-HUB Serverを複数回経由する定義が行われていないかどうか確認し、経路情報を修正してください。 |
1181 | 転送情報が2つ以上存在します。 |
内容) | HULFT-HUB Serverの管理情報に不整合が発生しています。 |
対処) | HULFT-HUB Serverが不安定な状態になっています。HULFT-HUB Managerの「転送情報」画面で転送定義を再登録してください。 |
1182 | 経路が見つかりません。 |
内容) | 以下に示すいずれかの理由により、集信ホストに対する経路が確定しなかったため、転送を中止します。 |
① | 経路管理情報に集信ホストに対する経路が未登録 |
② | 配信側クライアントの詳細ホスト情報に登録されている集信ポートNo.と収容クライアント情報に登録されている集信ポートNo.が不一致 |
対処) | 以下のいずれかの対処を行ってください。 |
① | HULFT-HUB Manager管理画面で対象となるHULFT-HUB Serverの「経路設定」タブに、集信ホストに対応する経路を登録してください。 |
② | HULFT-HUB Serverとクライアント間で管理情報の不整合が発生している可能性があります。管理情報を確認し、配信側クライアント上の詳細ホスト情報の集信ポートNo.またはHULFT-HUB Server上で管理する配信側クライアントの詳細ホスト情報を正しく修正してください。 |
1183 | 転送情報がないため、同報先が決定できません。 |
内容) | 配信ホスト名、配信サービス名からのファイルIDの同報配信は転送情報に登録されていません。 |
対処) | HULFT-HUB Managerの「転送情報」画面で転送定義を登録し、転送要求を再実行してください。 |
1185 | 転送情報がないため、中継先が決定できません。 |
内容) | 中継デーモンが配信ホスト名、配信サービス名、ファイルIDの転送要求を受け付けましたが、転送先を決定できません。 |
対処) | HULFT-HUB Managerの「転送情報」画面で転送定義を登録し、転送要求を再実行してください。 |
1192 | HUB Clientまたは他のHULFT-HUB Serverでエラーまたはキャンセルが発生したため、同報を中断します。 |
内容) | 以下のいずれかの理由により、同報配信を中断します。 |
① | 本HULFT-HUB Serverの同報配信処理でエラーが発生しました。 |
② | 他のHULFT-HUB Serverまたはクライアントからエラーが通知されました。 |
③ | クライアントから転送がキャンセルされました。 |
転送詳細条件またはシステム動作環境設定において「同報配信異常時の扱い(MulticastError)」が「直ちに中断」に設定されている場合に出力されます。 | |
対処) | 本メッセージの前後に出力されているメッセージを調査してエラー原因を取り除いてください。エラーが発生しても他の転送先への同報配信を続行したい場合は、転送詳細条件またはシステム動作環境設定で「同報配信異常時の扱い(MulticastError)」を「続行」に設定してください。 |
1194 | 内部プロトコルエラーが発生しました。 |
内容) | 内部プロトコルエラーが発生しました。 |
対処) | HULFT-HUB Serverの内部的な問題です。障害情報を元に、お問い合わせください。 |
1195 | 通信中に接続元ホストとの間でタイムアウトが発生しました。 |
内容) | 接続元ホストとの無通信タイムアウトが発生しました。タイマ値には、コネクションの種類によって、以下のいずれかの値が設定されます。 |
① | 自ホストのシステム動作環境設定「ソケット通信応答待ち時間(SocketTimer)」 |
② | 接続元サーバのシステム動作環境設定「ソケット通信応答待ち時間(SocketTimer)」 |
③ | 配信側クライアントの「ソケット通信応答待ち時間(またはソケットリードタイムアウト)」 |
対処) | タイマ値に設定されている値を確認して、以下のいずれかの対処を行ってください。 |
① | 自ホストのシステム動作環境設定「ソケット通信応答待ち時間(SocketTimer)」の値を変更してください。 |
② | 接続元サーバのシステム動作環境設定「ソケット通信応答待ち時間(SocketTimer)」の値を変更してください。 |
③ | 配信側クライアントの「ソケット通信応答待ち時間(またはソケットリードタイムアウト)」の値を変更してください。 |
1196 | 通信中に接続先ホストとの間でタイムアウトが発生しました。 |
内容) | 接続先ホストとの無通信タイムアウトが発生しました。タイマ値には、コネクションの種類によって、以下のいずれかの値が設定されます。 |
① | 自ホストのシステム動作環境設定「ソケット通信応答待ち時間(SocketTimer)」 |
② | 接続先サーバのシステム動作環境設定「ソケット通信応答待ち時間(SocketTimer)」 |
③ | 集信側クライアントの「ソケット通信応答待ち時間(またはソケットリードタイムアウト)」 |
対処) | タイマ値に設定されている値を確認して、以下のいずれかの対処を行ってください。 |
① | 自ホストのシステム動作環境設定「ソケット通信応答待ち時間(SocketTimer)」の値を変更してください。 |
② | 接続先サーバのシステム動作環境設定「ソケット通信応答待ち時間(SocketTimer)」の値を変更してください。 |
③ | 集信側クライアントの「ソケット通信応答待ち時間(またはソケットリードタイムアウト)」の値を変更してください。 |
1198 | 転送先ホスト情報が正しく設定されていません。 |
内容) | 転送先ホスト情報が不正です。 |
対処) | HULFT-HUB Serverが不安定な状態になっています。HULFT-HUB Managerの「転送情報」画面で転送定義を再登録してください。 |
1234 | 現在の設定では下位バージョンに接続できません。 |
内容) | 配信側クライアントで「HULFT7通信モード」が「無効」に設定されていると、本サーバはHULFT Ver.8未満の集信側クライアントまたはHULFT-HUB Server Ver.3.4.0未満と接続できません。 |
対処) | 配信側クライアントで「HULFT7通信モード」を「有効」に設定してください。 |
1235 | 下位バージョンとの転送に使用できない設定値が指定されています。 |
内容) | HULFT Ver.8未満への転送、またはHULFT-HUB Server Ver.3.4.0未満を経由する転送で、9バイト以上のIDが使用されています。 |
対処) | IDを8バイト以内で指定してください。 |
1236 | 集信側ホストの一部が指定された圧縮方式に対応していません。 |
内容) | 集信側ホストの一部が指定された圧縮方式に対応していないため、同報配信を中断しました。 |
対処) | 以下のいずれかの設定に変更してください。 |
• | 同報サーバで蓄積 |
• | すべての集信側ホストが利用可能な圧縮方式を指定 |
1526 | コネクションが切断されました。 |
内容) | ホスト名、サービス名に示す接続先または接続元ホストとのコネクションが切断されました。 |
対処) | ホスト名、サービス名に示すHULFT-HUB Server、またはクライアントが起動しているか確認してください。起動している場合は、本メッセージの前後に出力されているメッセージおよび、ホスト名、サービス名に示すホストの転送履歴やトレースログを調査してください。 |
1609 | 隣接サーバのバージョンが不正、もしくはバージョン情報に不整合があります。 |
内容) | 隣接サーバが保持している本サーバのバージョンと、本サーバのバージョンに不整合があります。 |
対処) | HULFT-HUB Managerよりバージョン情報を確認し、不整合があった場合には、接続線を引き直してください。 |
1710 | 高強度暗号強制モードの異なるホストとの接続を中断しました。 |
内容) | 配信側クライアントと高強度暗号強制モードの異なるホストとの接続を中断しました。 |
対処) | 高強度暗号強制モードが異なるクライアントとは接続できません。 |
1711 | 高強度暗号強制モードと、管理情報の暗号キー長に不整合があります。 |
内容) | 高強度暗号強制モードと、管理情報の暗号キー長に不整合があるため、暗号処理できません。 |
対処) | 高強度暗号強制モードが有効の場合は、暗号キー長が64byteとなるよう暗号キーを設定してください。 |
高強度暗号強制モードが無効の場合は、暗号キー長が0または8~20byteとなるよう暗号キーを設定してください。 |