HULFT-30333
AES暗号を使用してHUB同報を行うと、集信側エラーが発生する場合がある
- 現象
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AES暗号を使用してHUB同報を行うと、集信側エラーが発生する場合があります。
- 障害レベル
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C:中度
- 対象バージョン
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Ver.3.9.0~Ver.3.9.3
- 修正バージョン
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Ver.3.10.0
- 発生条件
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以下の条件をすべて満たして転送すると、発生します。
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すべてのHULFTおよびHULFT-HUB Serverにおいて、"Cipher Option AES"がインストールされている
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集信側ホストにおいてDEFLATE圧縮が使用可能
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配信側、集信側ともにHULFT Ver.8.4.0以降
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システム動作環境設定の暗号化方式を“その他の暗号化”に設定
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配信管理情報および集信管理情報の暗号キーに値を設定
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配信管理情報および集信詳細情報の圧縮方式に“DEFLATE圧縮”を設定
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中継/同報設定情報の中継/同報設定および転送区分に“HUB同報”を設定
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中継/同報設定情報の蓄積条件に以下のいずれかを設定
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“蓄積しない”
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“転送不能時に蓄積する”
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“転送と蓄積を同時に行う”
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- 代替方法
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以下のいずれかの方法で回避できます。
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経路設定を”HUB経由 HULFT同報" に変更する
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蓄積条件を、"蓄積後に送出する" に変更する
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- 修正後
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発生条件を満たしても、転送は正常に完了します。