同報配信時のZstandard圧縮の制限

HUB同報の同報配信において配信側クライアントがZstandard圧縮を指定した場合、集信側クライアントのZstandard圧縮とDEFLATE圧縮への対応状況と同報サーバでの蓄積有無の組み合わせによって、転送エラーになる場合があります。

蓄積設定の蓄積条件が以下の場合の、転送時の圧縮方式を示します。

  • 蓄積しない

  • 転送不能時に蓄積する

  • 転送と蓄積同時

なお、蓄積データを送出する場合はHULFT-HUB Serverと集信側クライアントとの1対1の送出処理になるため、下表に該当しません。

表5.8 HUB同報の同報配信でZstandard圧縮を指定した場合の、転送時の圧縮方式

システム動作環境設定の「圧縮方式の選択」

集信側クライアント

転送結果

配信側クライアント

HULFT-HUB Server

共通圧縮方式

共通圧縮方式

すべてのクライアントがZstandard圧縮に対応

Zstandard圧縮で転送

Zstandard圧縮に対応、もしくはDEFLATE圧縮に対応が混在

DEFLATE圧縮で転送

すべてのクライアントがZstandard圧縮、およびDEFLATE圧縮に未対応

圧縮なしで転送

Zstandard圧縮に対応、DEFLATE圧縮に対応、および両圧縮に未対応が混在

転送エラー

圧縮なし

すべてのクライアントがZstandard圧縮に対応

Zstandard圧縮で転送

Zstandard圧縮に対応、もしくはDEFLATE圧縮に対応が混在

圧縮なしで転送

すべてのクライアントがZstandard圧縮、およびDEFLATE圧縮に未対応

圧縮なしで転送

Zstandard圧縮に対応、DEFLATE圧縮に対応、および両圧縮に未対応が混在

転送エラー

圧縮なし

共通圧縮方式(*)

すべてのクライアントがZstandard圧縮に対応

Zstandard圧縮で転送

Zstandard圧縮に対応、もしくはDEFLATE圧縮に対応が混在

圧縮なしで転送

すべてのクライアントがZstandard圧縮、およびDEFLATE圧縮に未対応

圧縮なしで転送

Zstandard圧縮に対応、DEFLATE圧縮に対応、および両圧縮に未対応が混在

転送エラー

圧縮なし

すべてのクライアントがZstandard圧縮に対応

Zstandard圧縮で転送

Zstandard圧縮に対応、もしくはDEFLATE圧縮に対応が混在

圧縮なしで転送

すべてのクライアントがZstandard圧縮、およびDEFLATE圧縮に未対応

圧縮なしで転送

Zstandard圧縮に対応、DEFLATE圧縮に対応、および両圧縮に未対応が混在

転送エラー

*

:

HULFTの圧縮方式の選択の設定値が優先され、HUBは、“圧縮なし”として動作します。

= 備考 =

HUB同報時、転送データの圧縮方式に集信側クライアントが対応しているかどうか、HULFT-HUB Serverが集信側クライアントのバージョンから判定しています。

集信側クライアントのバージョンが Ver.10.2以降の場合、Zstandard圧縮に対応していると判定しています。

集信側クライアントのバージョンが Ver.8.0以降の場合、DEFLATE圧縮 に対応していると判定しています。