HULFT-HUB Managerの非互換

(1) 管理対象外クライアントに関する非互換

 

 

MGR

3.0.0

HULFT-HUB Manager Ver.3.0からHULFT-HUB Server Ver.3.0未満に接続した場合、管理対象外クライアントは挿入できません。

また、HULFT-HUB Manager Ver.3.0未満からHULFT-HUB Manager Ver.3.0にバージョンアップする場合、管理対象外クライアントは削除されます。

(2) 一括配布機能の廃止

 

 

MGR

3.0.0

管理情報の作成、削除、コピー機能を管理情報収集配布機能に追加し、一括配布機能を廃止しました。

(3) 転送グループIDの非互換

 

 

MGR

3.3.0

Ver.3.3未満では、HULFT-HUB Managerの転送情報画面で登録するファイルIDごとに一意の転送グループIDが新規作成されていました。Ver.3.0以降では、既存の転送グループIDの中から選択することもできましたが、新規作成された転送グループIDが優先的に設定されていました。

Ver.3.3以降では、既存の転送グループIDの中に利用可能なIDがある場合は必ず既存のIDが使用され、転送グループIDが新規作成されることはありません。

(4) 管理情報収集配布の入出力ファイル

 

 

MGR

3.4.0

HULFT8の新規項目を取り込んだため、管理情報収集配布機能で使用する入出力ファイルの形式は、HULFT-HUB Ver.3.4未満から変更されました。

(5) 管理情報収集配布で収集した情報の引き継ぎ廃止

 

 

MGR

3.5.0

管理情報収集配布機能では、サーバやクライアントに配布するための管理情報を「配布データ」として管理しています。配布データのIDは管理情報収集配布画面の配布情報ツリーで確認できます。

Ver.3.5以降では、HULFT-HUB Managerを更新インストールするときに配布データが引き継がれず、配布情報ツリーがクリアされるようになりました。

配布データを引き継ぎたい場合は、更新インストールの前に配布データをエクスポートし、更新インストール後にインポートしてください。

= 備考 =

HULFT-HUB Manager上の配布データが削除されるだけで、サーバ上およびクライアント上の管理情報は影響を受けません。

(6) 画面の項目名とエクスポートファイルのタイトルの変更

 

 

MGR

3.6.0

以下の画面の項目名が変更されました。

表4.10 変更された項目

画面

項目名

Ver3.6.0未満

Ver.3.6.0以降

管理情報収集配布 - 転送情報画面

配信側ホスト名

転送元ホスト名

配信側サービス名

転送元サービス名

転送情報画面

(中継/蓄積ファイル選択時のファイルIDリスト)

配信元ホスト

転送元ホスト

 

また、管理情報収集配布で管理情報をエクスポートまたはインポートするときのCSVファイルで、転送情報と転送詳細条件のタイトルが変更されました。

表4.11 変更されたタイトル

タイトルの言語

タイトル

Ver.3.6.0未満

Ver.3.6.0以降

英語

SendHostName

TransferSourceHostName

SendServiceName

TransferSourceServiceName

日本語

配信側ホスト名

転送元ホスト名

配信側サービス名

転送元サービス名

(7) 管理情報収集配布の入出力ファイルの文字コード

 

 

MGR

3.6.0

管理情報収集配布のインポートおよびエクスポートで使用するCSVファイルのコードセットは、Ver.3.6.0未満ではSHIFT-JISでした。

Ver.3.6.0以降では、HULFT Ver.8.1以降のクライアントでSHIFT-JISに含まれない文字が使用された場合に対応するため、CSVファイルのコードセットをUTF-8に変更しました。

Ver.3.6.0 未満で作成したCSVファイルをVer.3.6.0 以降で使用する場合は、CSVのコードセットをUTF-8に変更してください。

(8) 配信側が管理対象外(中継あり)クライアントの場合の経路設定

 

 

MGR

3.8.2

配信側が管理対象外(中継あり)クライアントの場合、Ver.3.8.2未満では[経路設定]メニューで[自動配置]のみ選択可能でした。

Ver.3.8.2以降では[自動配置」と[手動配置]のどちらも選択できるようになります。しかし配信側クライアントの「通知ホスト名」が設定されている場合には、[自動配置]を選択しても自動的に手動配置に切り替えて設定されます。

表4.12 配信側が管理対象外(中継あり)クライアントの場合に設定可能な経路

通知ホスト名

Ver.3.8.2未満

Ver.3.8.2以降

自動配置

手動配置

自動配置

手動配置

指定

選択可

選択不可

選択可 (*1) 選択可
省略 選択可 選択不可 選択可 選択可
*1 :

メニューで[自動配置]を選択しても、経路は手動配置で設定されます。

(9) 転送モニタ詳細画面の項目名の変更

 

 

MGR

3.9.0

転送モニタ詳細画面の以下の項目名が変更されました。

表4.13 変更された項目

Ver.3.9.0未満

Ver.3.9.0以降

暗号化

暗号化種別

コード変換 コード変換側

(10) 隣接サーバ情報の確認方法の変更

 

 

MGR

3.9.0

隣接サーバ情報を確認する方法が以下のように変更されました。

 

例)サーバAとサーバBが隣接している場合

  • HULFT-HUB Manager Ver.3.9.0未満

    サーバAとサーバBの間の接続線を右クリックしてコンテキストメニューから[隣接サーバ情報]をクリックすると、サーバAとサーバBの情報が表示される

  • HULFT-HUB Manager Ver.3.9.0以降

    サーバAのシステム動作環境設定画面の[隣接サーバ]パネルを表示して隣接サーバの一覧からサーバBを選択すると、サーバBの情報が表示される

(11) 転送情報画面の集信側設定情報の項目変更

 

 

MGR

3.9.0

転送情報画面の集信側設定情報において、拡張設定タブの項目名および並び順が以下のように変更されました。

表4.14 変更された項目

並び順

Ver.3.9.0未満

Ver.3.9.0以降

1

EBCDICコードセット

EBCDICセット

2

集信完了通知

集信完了通知

3

暗号キー

データ検証

4

データ検証

暗号キー

(12) EBCDICセットの選択肢の削除および名称変更

 

 

MGR

3.9.0

管理情報収集配布画面の転送情報おいて、EBCDICセットの選択肢が削除および名称変更されました。

表4.15 削除または名称変更された選択肢

Ver.3.9.0未満

Ver.3.9.0以降

自動 V8.1~

(削除)

IBMカナ文字拡張 V6.0~

IBMカナ文字拡張 V7.3~