HULFT Ver.8.4の機能制限

HULFT Ver.8.4の新機能について、以下のような制限があります。

高強度暗号強制モード

高強度暗号強制モードを使用するにはHULFT-HUB Ver.3.9以降が必要です。

HULFT-HUB Ver.3.9未満は高強度暗号強制モードに対応していないため、クライアントのシステム動作環境設定の「高強度暗号強制モード」に“有効”が設定されている場合、そのクライアントとの接続はサポートしません。

そのため、HULFT-HUB Ver.3.9未満では、以下の場合の動作は保証外となります。

  • 「高強度暗号強制モード」に“有効”を設定したクライアントを収容した場合

  • 「高強度暗号強制モード」に“無効”を設定した状態でクライアントを収容した後、「高強度暗号強制モード」の設定値を“有効”に変更した場合

簡易転送

簡易転送配信要求を発行できません。

= 備考 =
  • クライアントの配信履歴または集信履歴を照会すれば、簡易転送の履歴を確認することはできます。

  • HULFT Ver.8.4以降では、“_INSTANT_TRANSFER_”は簡易転送専用の特別なファイルIDとして扱われます。クライアントがHULFT Ver.8.4以降の場合、このファイルIDを使用できません。

コード変換の自動切り替え

HULFT-HUB Server Ver.3.9未満を経由して転送する場合は、配信側変換と集信側変換の自動切り替えができません。