HULFT-HUB Server Ver.3.9未満に対する動作制限

HULFT-HUB Manager Ver.3.9以降からHULFT-HUB Server Ver.3.9未満に接続した場合、新機能の動作に制限が出るケースがあります。

表5.2 HULFT-HUB Server Ver.3.9未満に対する動作制限

No.

制限が発生する機能

HULFT-HUB Serverのバージョン

3.0.x

3.1.x

3.2.x

3.3.x

3.4.x

3.5.x

3.6.x

3.7.x

3.8.x

1

HULFT for Mainframeの詳細ホスト情報

×

2

レプリケーション機能

3

送信要求による蓄積状況問い合わせ

×

×

4

蓄積完了時、配信へ通知する転送結果の選択機能

×

×

×

5

HUB転送で使用するホスト名の選択機能

×

×

×

6

HULFT8対応

×

×

×

×

7

クライアント別の通知ホスト名指定

×

×

×

×

×

8

管理情報の定期バックアップ機能の改善

×

×

×

×

×

9

HULFT Ver.8.1.0対応

×

×

×

×

10

管理外サーバ

×

×

×

×

×

×

11

HULFT Ver.8.2.0対応

×

×

×

×

×

×

12

HULFT Ver.8.4.0対応

×

×

×

×

×

×

×

×

13

HULFT-HUB Managerの接続許可設定

×

×

×

×

×

×

×

×

×

機能を使用できます。
機能の一部に制限があります。
× 機能を使用できません。

(1) HULFT for Mainframeの詳細ホスト情報

HULFT7 for Mainframe Ver.7.2以降がHULFT-HUB Server Ver.3.1未満に収容されている場合、詳細ホスト情報で漢字コードにUTF-8を設定できません。

(2) レプリケーション機能

HULFT-HUB Server Ver.3.2未満に対して、HULFT-HUB Ver.3.2で追加された次の項目は設定できません。

  • 「逐次同期対象」の「蓄積データ」
  • 「逐次同期対象」の「転送履歴」

(3) 送信要求による蓄積状況問い合わせ

HULFT-HUB Server Ver.3.2未満に対して、HULFT-HUB Ver.3.2で追加された次の項目は設定できません。

  • 未送出データ不在時の送信要求の扱い

(4) 蓄積完了時、配信へ通知する転送結果の選択機能

HULFT-HUB Server Ver.3.3未満に接続した場合、HULFT-HUB Ver.3.3で追加された次の項目は表示されません。

  • 蓄積完了時、配信への転送結果通知

(5) HUB転送で使用するホスト名の選択機能

HULFT-HUB Server Ver.3.3未満に接続した場合、HULFT-HUB Ver.3.3で追加された次の項目は表示されません。

  • HUB経由転送における通知ホスト名

(6) HULFT8対応

HULFT-HUB Server Ver.3.4未満では、HULFT8のクライアントを管理対象クライアントとして収容することはできません。

(7) クライアント別の通知ホスト名指定

HULFT-HUB Server Ver.3.5未満に対して、HULFT-HUB Ver.3.5で収容クライアント情報に追加された次の項目は設定できません。

  • 通知ホスト名

(8) 管理情報の定期バックアップ機能の改善

HULFT-HUB Server Ver.3.5未満に対して、HULFT-HUB Ver.3.5でシステム動作環境設定に追加された次の項目は設定できません。

  • 管理情報バックアップ対象

(9) HULFT Ver.8.1.0対応

HULFT-HUB Server Ver.3.4未満では、HULFT Ver.8.1.0以降のクライアントを管理対象クライアントとして収容することはできません。

また、以下の製品がHULFT-HUB Server Ver.3.4またはVer.3.5に収容されている場合、下表に示す項目の設定ができません。

  • HULFT for Windows Ver.8.1.x
  • HULFT for UNIX/Linux Ver.8.1.x

表5.3 HULFT-HUB Server Ver.3.4/Ver.3.5から利用できない設定

管理情報

項目

対象機種

利用できない設定

Windows

UNIX/Linux

システム動作環境設定

HULFT Script ポートNo.

×

項目が非表示

転送コードセット

GB18030

詳細ホスト情報

転送コードセット

GB18030

IBM簡体字

ファイルトリガ情報

ディレクトリ名

項目が非表示

サブディレクトリ監視

正規表現使用

配信管理情報

EBCDICセット

自動

中国語簡体字拡張

集信管理情報

EBCDICセット

自動

中国語簡体字拡張

(10) 管理外サーバ

HULFT-HUB Server Ver.3.6未満にログインした場合、管理外サーバを登録できません。

また、HULFT-HUB Server Ver.3.6未満のサーバを管理外サーバの境界サーバとすることはできません。

(11) HULFT Ver.8.2.0対応

HULFT-HUB Server Ver.3.7未満にHULFT Ver.8.2.0以降のクライアントを収容する場合、以下のような機能制限があります。

表5.4 HULFT-HUB Server Ver.3.7未満の機能制限

HULFT-HUB Serverのバージョン

HULFTの機種

機能制限

Ver.3.6未満

全機種

管理対象クライアントとして収容できない

Ver.3.6

MSPおよびXSP

管理対象クライアントとして収容できない

zOS

集信管理情報の「マルチボリューム区分に“自動”を設定できない

(12) HULFT Ver.8.4.0対応

HULFT-HUB Server Ver.3.8未満はHULFT Ver.8.4.0以降を管理対象クライアントとして収容できません。

(13) HULFT-HUB Managerの接続許可設定

HULFT-HUB Server Ver.3.9未満にログインした場合、サーバのシステム動作環境設定画面に[接続許可設定]パネルは表示されません。